京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/05/18
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中学3年生対象「実技講習会」(6/8開催)の申込は、来週24日(金)17時までとなっています。参加希望の方は、本校ホームページのトップ画面左側のカテゴリ「中学生のみなさんへ」をクリック!そこから申し込みをしてください。

表現基礎II 〜音の色彩プレゼンテーション〜

 表現基礎IIの授業では、「色彩構成ー音から感じる色や形ー」というテーマで作品制作に取り組み、最終回のこの日は生徒一人ひとりがプレゼンテーションを行いました。
 プレゼンテーションでは、
  1 あなたにとって抽象とは?
  2 作品のコンセプト
  3 色彩・構成美・テクスチャの工夫
という3つのテーマに基づいて発表しました。

 今回は、環境音・クラシック音楽・エレクトロニック音楽・ガムラン音楽という4つの音源からそれぞれが作品にしたいと思う音源を選択して制作しましたが、プレゼンテーションを通して同じ音源を選択していてもそこから感じた印象やイメージ・感情や解釈が異なることを知り、驚きやワクワクを感じながら鑑賞することが出来ました。

生徒の振り返りでは、

〇「素材(画材)の特性を研究し、それをコンセプトに沿ってどう活かせばよいかを考える力が付いた」
〇「人の目を誘導する構図の取り方についての理解が深まった。今後の制作においても、知識を活かして制作したい」
〇「ものごとを表象のみで見るのではなく、様々な要素を抽出して描き出すとはどういうことかを考えることができた」

などの言葉がありました。

 一人ひとりが自分なりに課題を理解し、今後に活かそうとしていることが分かり嬉しく思います。
 次課題でも絵の具を使用する予定なので、今回の取組が活用されることを期待します。

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探究の授業 小川先生(6月28日)

 本校3年生Fコースの総合探究の時間『探究F』では、「社会と美術のつながり」をテーマとしたキャリア教育及び探究活動を目指しています。
 今回の授業では、京都精華大学マンガ学部マンガ学科小川剛先生をお招きしてご講義いただきました。コンテンツ産業の現状や、キャラクターつくりのセオリーを学びながら、生徒たちは個々に与えられたキーワードをもとに京都に関するキャラクターつくりに取り組みました。
 小川先生からは講評もしていただき、生徒たちも多くの刺激を受けました。今回の体験と学びを今後の探究活動に活かしてくれることと思います。

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音から感じる色や形 (2年:表現基礎 ll )

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表現基礎 ll では、色彩表現「音から感じる色や形」という課題に取り組んでいます。

この授業は、
・抽象表現への興味・関心を持ち、自分なりに抽象についての理解を深めること
・絵の具や多様な道具を効果的に活用して魅力的な画面を作ること
・感じたことや考えたことをもとにコンセプトをまとめ、言語表現することをねらいとしています。

これまでの授業での抽象絵画の鑑賞や講義、感情からイメージしたテクスチャ表現などを経て、自分なりに「抽象」という言葉についての理解を深めながら作品制作に取り組んできました。
当日は、作品制作の最終日でした。各々が選んだ音源が流れる中、作品と対話をしながら制作に没頭していました。

次回の授業では、音を聞いてどんなことを感じ、なぜ作品にその要素を取り入れようと思ったのかなどを作者自らプレゼンテーションします。
作品を制作することだけで終わらず、他者に伝わるよう丁寧に言語表現することもこれから美術と関わっていく上でとても大切なことです。
一つ一つの活動に前向きに取り組み、力を付けて行ってほしいです。

6月23日 3年生「実習II」現代美術史の授業

 本日の3年生の「実習II」の授業は、先週の東洋美術史に続き、「現代美術史」の講義を行いました。
 今回の講師は、京都精華大学教授の吉岡恵美子先生です。
 近代美術から現代美術へという流れを意識するところから授業が始まり、現代美術に関わる様々なお話を聞かせていただきました。

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キャリア教育活動 (3年:探究F)

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本校アートフロンティアコース3年生の総合探究の時間「探究F」においては,「社会と美術のつながり」をテーマとしたキャリア教育及び探究活動を目指しています。

今回の授業では,大阪成蹊大学芸術学部糸曽賢志先生をお招きし,先生の幼少期のお話からアニメ業界の最前線に至るまで幅広くご講義いただきました。
その中で,特に,「なぜ?」と疑問を持つこと,一度決めたら「ゴール」をずらさないことの重要性を伝えてくださいました。

生徒たちは,今回の学びを糧に自らの将来や社会の未来を考えて行くことと思います。

6月17日 3年生「実習II」東洋美術史の授業

 今回の「実習II」の授業は、京都精華大学教授である山名伸生先生を外部講師としてお迎えし、東洋美術史の講義をしていただくという内容でした。
 中国の地理的・歴史的な背景を紹介しながらの東洋美術史のお話はたいへん興味深いものでしたし、実際の掛け軸の絵画を持参してくださいましたので、生徒たちは間近で鑑賞する貴重な経験もできた授業でした。

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3専攻分野を体験する−3−(1年・造形表現)

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現在1年生の造形表現授業では,2年次に専攻選択をするために,8専攻の中から3分野に絞って専門実習授業を体験しています。

【漆芸専攻】(写真上)
漆芸専攻では,銘々皿の木地に,伝統技法のひとつである研ぎ出し技法を用いて作品制作をしています。漆芸では,各工程をよく理解し,作業を進めていかなければ作品が完成をしません。

デザイン画をもとにカシューを接着剤代わりにしながら,貝殻の粉や色の粉による加飾を施し,研ぎ出して模様を出していきます。

完成したのち,プレゼンテーションや鑑賞レポートなどの提出で,漆芸専攻の3分野体験が終了となります。

【デザイン専攻】(写真中)
デザイン専攻では,書体見本帳のためのイラストレーションの課題を行っています。この課題で「目的に応じたイラストレーション」「書体」を学びます。

書体の歴史や意味などを調査した後,各自が一つの書体を決め,その書体の美しさや本質を見出した上でイメージを膨らませ,デザインを考えて制作し,最後は全員の作品を一冊の見本帳としてまとめて配布することになります。

制作を通して,デザインとは常に「目的」があることを認識し,なぜこのデザインなのかという裏付けのもとでイメージを膨らませ,根拠を持つことを学びます。

【ファッションアート専攻】(写真下)
ファッションアート専攻では,創作トートバッグの制作を行っています。
機能や条件を考慮に入れながら,デザインの効果や美しさを整理し,コラージュの効果を理解しながら創造的に構想を練ったうえで,実際に制作に入ります。

本体の制作時には,縫製の基本的な手順を理解し,道具を適切に用いながら美しい仕上がりとなるように創意工夫しながら制作をしています。

完成したのち,同講座の生徒に向けてプレゼンテーションを行い,お互いの作品を鑑賞し合うことになっています。

色の三属性をテーマに表現する (1年:表現基礎 l )

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6月17日(金)1年生表現基礎 l の授業では,「パプリカをモチーフに〜色の三属性をテーマに表現する〜」という課題に取り組んでおり,当日は制作の最終日でした。

これまで学んだ「色相」「明度」「彩度」「トーン」の知識を駆使し,絵の具を混ぜて自分の思い通りの色を作成し,課題条件のもと4つの表情のパプリカを表現しました。
色とりどりのパプリカは,1年生のフレッシュな感性を表しているかのようです。

前に貼りだして相互鑑賞している際,他の生徒の作品を見て「どうやって描いてるん?」と興味深々。何よりも経験です。いっぱい描いて,見せ合ってください。今後もお互いに刺激しあってほしいと思います。

豊かな色彩表現をするためには,色の知識は欠かせません。しっかり今後に活かしましょう。

社会に開かれた教育課程(3年:実習 ll )

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3年生デザイン専攻実習 ll の授業で は,4月より京都福祉サービス協会と連携し,「在宅介護ヘルパー募集のための企画」に取り組んできました。
6月15日(水)の授業では,その成果プレゼンテーションをおこないました。

生徒がグループで制作したものを,総勢30名以上もの事業所職員様に向けて発表し,職員様に喜んでいただくことができました。
どの作品も様々な観点から企画されており,提案物は今後,社内で協議していただき,実際に運用する準備をしていきます。

生徒は初めてこんなに大勢の前でプレゼンテーションをして,緊張もあったようですが,それを超えるほどのワクワク感もあったと話してくれました。
直接,喜んでくださる笑顔を目の当たりにし,手ごたえを感じてくれたようです。

社会では一人きりで仕事が完結することなど,まずありません。
また,知らないことをテーマに仕事をすることも,これからの未来,ますます増えていくことでしょう。
短い制作の中でしたがそれぞれに気づきがあったかと思います。

また,これからの日本の少子高齢化社会の中,生徒たちの世代には重い負担がのしかかる現実を学び,考える機会,デザインの力で少しでも解決につなげられるということを体験しておくこのような機会は,非常に学びになったと思います。

京都福祉サービス協会様,ありがとうございました。

3専攻分野を体験する−2−(1年・造形表現)

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現在1年生の造形表現授業では,2年次に専攻選択をするために,8専攻の中から3分野に絞って専門実習授業を体験しています。

【日本画専攻】(写真上)

日本画専攻では,水干(すいひ)絵の具によるスカシユリの制作を行っています。
スカシユリの写生を鉛筆と色鉛筆で行ってから,パネルに和紙を張り,形を写し取ってから日本画の絵の具である水干絵の具を使って着色をして,完成をさせます。

日本画の絵の具は,膠を接着剤とするため,絵皿に絵の具を出し,膠を垂らして指でよく
練り上げながら溶いていきます。
濡れている時の色と乾いた時の色が違うため,出したい色のイメージになるには,ある程度の経験が必要となります。

生徒の皆さんは,根気よく試行錯誤をしながら一生懸命に取り組んでいました。

【陶芸専攻】(写真中)

陶芸専攻では,石膏型の成型,たたら成型,型おこしの成型方法を活かした型皿の陶芸作品の制作を行っています。

アイデアスケッチをする際には,それぞれの制作方法をよく理解し,効果を活かしたデザインを考えながら行います。成型では,美しい仕上がりになるように創意工夫をしながら制作をします。その際,陶土や道具の扱いなどを理解します。乾燥後,釉薬の浸し掛けの方法で施釉したのち,焼成をして完成となります。

生徒たちは,各過程での作業の難しさに戸惑いながらも,一生懸命に取り組んでいました。焼きあがったお皿は,自宅で実際に使用してほしいものです。

【染織専攻】(写真下)

染織専攻では,糊型染による「手ぬぐい制作」に取り組んでいます。
糊型染とは,切り絵の要領で作成した型紙の上からヘラを用いて糊を置き,防染(染まらない部分を作る)をして染める技法です。
型紙ならではの「つり」を取り入れたデザインを行うことや初めて扱う型紙に苦戦しつつ,楽しみながら制作しています。

また,今回は植物染料についての学習も行っており,染料には藍を使用します。
布の白地と藍色のコントラストがさわやかな手ぬぐいは,暑い夏にぴったりです!
自分で作った手ぬぐいで暑い夏を乗り切ってほしいと思います。
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