京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/26
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「美術を学ぶ」から「美術で学ぶ」学校へ。美工(美術工芸高校)は、生徒たちに未来必要な力を身に付けさせる教育活動を展開しています。

29日 3年総合的な学習の時間「表現探求P」は、校長の授業「無言のメッセージ」でした

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 3年総合的な学習の時間「表現探求P」で、校長が授業を行いました。

 3年生の総合的な学習の時間では、芸術に携わる者として、必要な広い視野をもちながら課題探究を行い、自己の在り方生き方を考えることを目標としています。

 この授業では外部講師を招いてその専門分野に関わる講義を聴きながら探究を深めることを行っていますが、本日は、校長が担当しました。

 テーマは「無言のメッセージ」。

 校長は、2005年に京都の文化博物館で開催された、戦没画学生慰霊美術館「無言館」作品展で、若くして作家の夢を断たれた戦没画学生の作品に出あいました。ぜひ長野県上田市にある無言館を訪問しもっとたくさんの作品を見たいと思いました。そのことが実現しないまま10年が過ぎ、4年前に銅駝美術工芸高校に着任。校長室にあった『戦没画学生人名録』を見つけました。読み進めると「京都市立美術工芸学校卒(現銅駝美術工芸高等学校)」と記された戦没画学生の名前が何人も掲載されていました。銅駝の前身の美術学校を卒業し、将来美術でもっともっと活動することを夢見ていたけれど戦争で亡くなった青年がいたことを知ることになりました。そしてその夏、背中を押されるように無言館を訪問。たくさんの作品と出あい様々なことを感じました。そして本校の収蔵庫に、3名の戦没画学生の作品が保管されていることも知りました。みんなの先輩にそのような人がいたことを、ぜひ今の生徒の伝えたい。今回の授業はそのような経過で構成されたものです。

 今日は、スライドで作品を紹介しながら戦前の歴史の事にも触れて授業を行いました。授業の後半では、本校で収蔵されている本校卒業の戦没画学生の漆芸の作品3点を教室に運び、本校漆芸専攻の教員から専門的な解説をしました。

 本校で美術を学ぶ生徒は、この授業を通して、自分たちの学校のこと、先輩の卒業生のこと、歴史のこと、戦争のこと、芸術のこと、これからの社会のこと、自分の生き方のことなどを考える時間となりました。

本校フォークソング部が朝日新聞「オトノチカラ」で紹介されました。

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 朝日新聞の記者の方が、美術を専門に学ぶ高校での音楽系のサークルに注目していただき、本校フォークソング部への取材依頼がありました。

 朝日新聞の11月21日(水)付、京都版は12月27日付の朝刊、「オトノチカラ」という特集コーナーで本校のフォークソング部を紹介してくださいました。本校フォークソング部の活動内容は、他校では軽音楽部と言われているかもしれません。

 限られた活動場所・時間なので苦労もありますが、みんな熱心に活動しています。学園祭での発表以外に、12月に恒例の藤棚ライブがあり、月初めの定期考査が終わればまた練習に力が入ることでしょう。


 ホームページへの掲載を朝日新聞社より許可をいただきましたので本日紹介します。

 新聞記事はこちらからご覧いただけます。
http://www.edu.city.kyoto.jp/hp/douda/pdf/asahi...


3年アートフロンティアコースの総合的な学習の時間「表現探求F」 京都市交通局と連携した課題研究「洛バスの車内広告スペースのデザインを作成する」 その9

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●3年アートフロンティアコース 総合的な学習の時間「表現探求F」

 京都市交通局との共同事業「洛バスの車内広告スペースのデザインを作成する」

 今週も引き続き,チームごとに洛バスプロジェクトの企画とデザイン制作を進めました。

 「ゆるキャラ」チームは,前回決めた役割分担にしたがって,金閣寺と銀閣寺のキャラクター,背景の制作等に分かれて作業を進めました。

 「アイドルプロデュース」チームは,観光地にちなんだキャラクターをペンタブレットを巧みに操作してデザインする人やスマホで観光地の歴史を調べながらキャラクターの特徴づけを考える人,背景を考える人に分かれて作業を進めました。

 「かわいい仏像」チームは,仏像のイラストを作成する人と特徴を説明する文章を考える人に分かれて作業を進めました。イラスト担当はどんなタッチで描くか,骨格や首はしっかり描くなど描き方を確認ながら何枚もイラスト案を描きました。説明文を考える担当は,帝釈天や広目天など調べた内容を予備知識がなくても理解して楽しめるものにしようと苦労している様子でした。

 「三大祭り」チームは,画用紙にペンでためし描きした下絵をパソコンに取り込み,文字をレイアウトして完成イメージを確認し,今後の作業手順を考えました。

 「みたらし団子」チームは2班に分かれて「梅園」と「加茂みたらし茶屋」に現地調査に出かけ,お店の方からみたらし団子の発祥や形の特徴,タレなどについて伺いました。調査を終え教室に戻った生徒たちは,「聞きたかったことをすべて完璧にお話いただけて良かった」と上機嫌で互いの調査内容を報告し合っていました。実際にお店の方に伺うことでネットでは知りえない情報も多くあり,大きな収穫があったようです。現地調査にご協力いただきました「梅園」様,「加茂みたらし茶屋」様,大変お世話になりありがとうございました。

 5つのチームがそれぞれ動き出しました。最後に今日の活動を振返り,活動記録をまとめて終了しました。


図書館ニュース 第39号 発行

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 本校では、毎年1回、図書館ニュースを発行しています。今年、転任・新任の教職員から、本の紹介や本にまつわる思い出など読書に関する興味深い文章が紹介されています。

 また、美術専門高校ならではですが、図書館ニュースの中の挿絵・カットは、生徒図書委員によるイラストを使っています。本校では生徒全員がタブレットiPadを教具として持参しており、生徒図書委員が描いてくれたイラストは、画像データにし、教員の持つタブレットにAirDrop(エアドロップ=WiFi環境のもとでデータを瞬時に共有できる)を使うことで瞬時に送ることができます。

 ホームページでの紹介が少し遅くなりましたが、すでに第39号は発行されています。保護者の皆様も是非ご一読ください。


写真上 第39号図書館ニュース
  下 図書館ニュースのために描かれた生徒作のイラスト
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21日(水)銅駝学区「秋の作品展」が銅駝会館で開催されました

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 21日(水)、銅駝学区の社会福祉協議会、民生児童委員協議会、老人福祉員共催で「秋の作品展」が銅駝会館で開催されました。校長、教頭、事務長も見学させていただきました。

 銅駝学区では、銅駝会館を会場に様々な活動を行っておられます。様々な催しで制作された作品を中心に多彩な展示がされていました。お茶席も設けられ和やかな雰囲気の中、多数の方が来場されていました。

 本校の生徒が授業の一環で取り組んでいる「似顔絵講座」は、例年、銅駝学区の皆様にモデルになっていただき喜んでいただいています。その作品も展示していただいていました。

14日(水)2年生健康学習「高校生で学んでおきたい性に関すること」

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 11月14日(水)LHRの時間に、2年生で「健康学習」を行いました。本校では、各学年に応じたテーマで、毎年1回、外部より専門家をお招きして健康学習を行っています。

 今回の2年生の学習は、
1.性に関する今までの学びから生じた疑問や悩みを解決し、学習した知識が自分の体と結びついた知識として習得し、自己の健康と体を守る。
2.性のトラブルを回避する行動選択ができる力やトラブルが生じたときに対処できる力をつける。

という目的のもと、思春期保健相談士・女性と子どもの人権ファシリテーター・CAPスペシャリストの徳永桂子先生をお招きし、「高校生で学んでおきたい性に関すること」というテーマで講義をしていただきました。

 手作りの教材や様々な書籍などの展示も行ってくださり、これまでに学んできた性教育に加え、より詳しく学ぶことができました。現代は、インターネットや雑誌などで様々な情報を手に入れることができますが、中には間違った情報も多くあるので、それに惑わされることなく正しい知識を早いうちに知っておくことの大切さを改めて実感していたようでした。

 講義終了後もマルチホールで生徒の相談に対応していただき、持参された資料を閲覧したり徳永先生と対話したりと、より知識を深められる機会になりました。

 また、徳永先生は、先生がお書きになった書籍『からだノート』『LGBT何でも聞いてみよう』を学校に贈呈していただきました。生徒はもちろん、教職員も読んで学べる内容ということで、たいへん喜んでいます。図書館のほうで、閲覧・貸出できるようにしておきますので、ぜひ手に取ってみてほしいと思います。


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「第8回大阪成蹊全国アート&デザインコンペティション」 3名が入賞 「優秀学校賞」も受賞

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 大阪成蹊学園主催「第8回大阪成蹊アート&デザインコンペティション」の高校生の部において、1105点(105校)の応募の中、本校3年生が3名入賞し、「優秀学校賞」も受賞しました。先日表彰式があり、受賞生徒と教員が出席しました。

 本校の受賞は次の通りです。

・毎日新聞社賞 作品「手紙」
・B部門金賞  作品「エプロン」
・入選     作品「虹色の夢」

・優秀学校賞 「京都市立銅駝美術工芸高等学校」
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第10回「工芸甲子園」 表彰式が行われました

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(つづき)
 第10回「工芸甲子園」


 17日(土)第10回「工芸甲子園」の表彰式が京都伝統工芸館で開催され、各受賞生徒が実行委員長より表彰を受けました。

 また、学校として優勝旗が授与されました。
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第10回「工芸甲子園」 3年生の6作品が大賞をはじめ入賞

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 11月17日(土)、第10回「工芸甲子園」の授賞式が行われました。

 「工芸甲子園」は、学校法人日本松学院 京都伝統工芸館、京都伝統工芸産業支援センターの主催で、日本が誇るものづくりの技を次代へ継承することを目的として開催されているものです。

 本校からは、毎年、漆芸専攻、陶芸専攻、染織専攻の生徒が多数出品していますが、今年度は3年生が、大賞、金賞、銅賞、特別賞(3人)を受賞し、総勢6人も入賞するすばらしい結果でした。

 授賞式では、生徒は緊張した面持ちで賞状の授与を受けていました。授賞式のあと染織専攻の生徒たちは、実行委員長の羽田登先生から直接作品の講評を受ける機会にも恵まれました。3年生は受験で忙しい時期ですが、大きな賞を受賞したことが励みになったのではないかと思います。


写真上左 大賞「竜蟠鳳逸の子」
   右 金賞「黒に不交」

  中左 銅賞「Assoted colors」
右 審査員特別賞「愉愉泳泳」

  下左 審査員特別賞「金彩中国子供遊文皿」
   右 審査員特別賞「陶酔」   

生徒会が「西日本豪雨災害復興」のための募金活動を行っています。

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 昨日から22日まで、また後期中間考査終了後の12月6・7日に本校生徒会ボランティアスタッフが西日本豪雨災害復興のための募金活動に取り組んでいます。

 本年は特に自然災害が多くありました。今回、西日本豪雨の復興支援としての校内募金活動を実行しようと生徒が主体的に考え、活動が始まりました。1年生は美術見学旅行で岡山、瀬戸内方面へ行くこともあり、関心を持ちその中で自分たちのできることをということで行動を起こしています。
 
 また、12月8日(土)に左京区岡崎のみやこめっせで開催される「京都市PTAフェスティバル」では北海道胆振東部地震の復興支援としての募金活動を行います。この活動では、募金をしていただいた方に、本校生徒のイラストを使ったオリジナル缶バッチをプレゼントする予定です。

 校内では、現在、生徒全体の取り組みになるようにと「オリジナル缶バッチの原画募集」を行っています。

 保護者の皆様にはこの募金活動にご理解ご協力をいただき、ご支援を賜れば幸いです。
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行事予定
11/30 大掃除
12/1 第6回オープンスクール 実技講習会
12/3 後期中間考査1日目
12/4 後期中間考査2日目
12/5 後期中間考査3日目

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