最新更新日:2024/04/27 | |
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3年アートパイオニアコース 総合的な学習の時間「表現探求P」 特別講義3年総合的な学習の時間「表現探求P」の授業の様子を紹介します。 ●11月16日は池坊短期大学の岩野勝人先生にお越しいただき、「美術の可能性」−ワークショップを通じて社会と関わる−というテーマで講義していただきました。 岩野先生の作品は地域の人々、子どもたちに愛されています。紹介していただく作品の規模や関わる人脈がだんだん大きくなっていき、日本だけでなく海外の紛争のある地域でもワークショップを行ったと聞いて、生徒はただただ尊敬のまなざしを向けていました。 何でもないことのようにお話されていましたが、その実現には多大な困難があったと思います。子どもたちは、どんな人種であろうとみんな同じ顔をして笑う、ということにハッとさせられました。 アートには世界中の人々を笑顔にできる力があり、またそれが使命であると考えさせられました。そのためにはまずは自分が楽しむこと、これが大事であると教えていただきました。 ●11月30日(木)は近畿大学の森口ゆたか先生にお越しいただき、「ホスピタルアートとの出会い」について講義していただきました。 様々な偶然の重なりで、ホスピタルアートと出会われ、ご自身の人生やご経験のお話を織交ぜながら、アートは負の要素をひっくり返せる、命や魂を救える。病院をはじめとする療養施設にはアートやデザインの力が必要である、と教えていただき、強く、優しい気持ちが伝わってきました。 また、受験勉強で日々疲弊している生徒たちに、最終的にどんな進路を選んだとしても、何を志すかが大事で、どこへ進んだとしても楽しい学校生活が送れる、と激励していただきました。 この二つの講義を通して、生徒たちは自分たちがこれからさらに深めていく芸術の道にも様々な可能性があり、何かを変えることのできる力を秘めていること、アートやデザインが今世の中に求められているということを感じてくれたと思います。 写真は11月30日の授業の様子 1年専門科目「造形表現」 後期は2分野を並行履修しています。最終的に2分野のうちから2年次からの先行を1つ決定します。 まず3分野の授業の様子です。 写真上 洋画分野 中 染織分野 下 デザイン分野 2年「コミュニケーション英語2」 銅駝を紹介する英語のビデオを制作・発表内容は、グループでサブテーマを決め、iPadを用いて校内を撮影し、銅駝を紹介するビデオを英語で制作しました。ビデオ撮影の際には発話は英語のみ、というルールの中で協働学習として取り組みました。生徒はiPadの撮影や編集はとてもスムーズに行い、スピーチ原稿も作って全員が発表しました。 グループごとにテーマは様々で、銅駝の授業風景、生徒の自由服、モチーフ、校内心霊スポットなどでした。 27日 3年「表現演習」E講座 「東山老年サナトリウムでの美術による交流」 その3約2時間ほどかけて、2枚の絵が完成しました。生徒が2枚の作品を掲げ、皆さんに見ていただきました。そのあと施設の方が、廊下の壁面にきれいに掲示していただいたので、しばらく、多くの方に鑑賞していただけると思います。 入所者の方の表情や制作の様子を見せていただき、また一緒に取り組んでいる生徒の活動を見ているとアートの力はすごい、と思いました。アートによってコミュニケーションが生まれ、力が湧いてきて、変化が起こる。アートを通じて社会とつながることは、本校の美術教育にとってとても大切であると改めて感じました。 27日 3年「表現演習」E講座 「東山老年サナトリウムでの美術による交流」 その2最初、あいさつの後、みんなで「上を向いて歩こう」を歌って、リラックス。 そのあと「お花見」と「海水浴」の下絵をテーブルに広げ、入所者の方に囲んでいただき、制作が始まりました。生徒が声を掛けたり、お手伝いをすると入所者の方もどんどん手が進みます。ご自分で手が動かしづらい方も、介助者の方と一緒に筆をもって色を塗っていただきました。 27日 3年「表現演習」E講座 「東山老年サナトリウムでの美術による交流」 その1今日の取り組みのために、教員が事前に訪問し、そのあと生徒が事前学習、準備をしてきました。入所されている方が参加しやすいワークショップは何か、どんな材料や画材があればよいか考えながら準備し、「お花見」「海水浴」の下絵を描いて、塗り絵やオリジナルスタンプを制作したり、絵具やクレヨン、色鉛筆などを用意して本日訪問しました。 写真上 事前準備の様子 中 事前準備の様子 下 本日、ワークショップのフロアに用意された看板 24日(金)2年生デザイン専攻「実習1」 221色の絵の具アクリルガッシュは全色(全221色)を持参していただき、試したことのない色を前に、生徒たちは目を輝かせていました。今後の制作に役立てていくとともに、絵の具の奥深さにも触れられたのではないかと思います。 1年生「社会と情報」 合成写真の作成先週と今日の1年生社会と情報の授業では、コンピュータを使った合成写真の作成をしました。 ディジタル情報の特徴である加工が容易な点、データを使いまわすことが可能な点を意識しながら、授業に臨みました。 まず、iPadを使って背景が青色の人物写真を撮影し、それをコンピュータへ送ります。 その後、合成したい背景の写真と組み合わせ、背景と人物の明るさの差、光の位置や影の濃さ・長さ等を考えながら調整を行い、1枚の写真にしました。 今回は課題に「非常口」を使って、非常口の人物を自分自身の画像に置き換えたものを提出するように言いましたが、生徒達は終始楽しそうに作業に没頭していました。 3年アートフロンティアコース「実習B」 パフォーミングアーツ・映像・iPad3年アートフロンティアコースの「実習」では、専攻実習では取り組まない分野の実習課題を講座に分けて取り組んでいます。後期の「実習B」のパフォーミングアーツ講座では、現在身体を使った表現に取り組んでいます。 この授業では、課題設定を行い、計画を立て、実際に身体を動かしながら物・背景・環境をあわせて表現にしています。 今日の授業では、iPadで複数人の生徒の動きを動画で撮影し、それを全員で確認をしました。 今日撮影した映像は今後iPadで編集し、作成した音とあわせて1つの映像作品になります。 どのような映像作品になるかがとても楽しみです。 校長の特別授業 3年アートフロンティアコース「表現探求F」その外部から講師をお招きする隙間に、毎年、校長の特別授業を計画していますが、今年は今日7日の3限・4限目に行いました。 校長の特別授業のテーマは「言葉と芸術」。観たものをどう言葉で表現するかという話から、季節のうつろいを表現する豊かな日本語の紹介、俳句という文芸での表現方法の話をしました。後半は、紹介した6つの俳句の中から自分で一つ選んで自分なりの鑑賞をし、感じたことを色紙に絵で表現するとともに筆ペンで俳句も書くという「俳画」に挑戦しました。 同じ俳句を選んでも、一人一人の感性、個性の表れた俳画ができあがりました。 |
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