京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/30
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「美術を学ぶ」から「美術で学ぶ」学校へ。美工(美術工芸高校)は、生徒たちに未来必要な力を身に付けさせる教育活動を展開しています。

1年 「美術探求」 狩野永徳と長谷川等伯

 1年生 総合的な学習の時間「美術探求」では、日本美術史概説を学んでいますが、今回の授業は、「狩野永徳と長谷川等伯」について、テキストの作品をかん処するだけでなく、作家に関する様々な情報、時代背景などを生徒自身が調べて、共通点や、それぞれの特徴点をまとめ発表しました。

 今回もジグソー法の手法を取り入れ、「狩野永徳」と「長谷川等伯」に分かれて調査したことをグループの中で出し合い、ディスカッションしながらまとめを作成しました。まとめた分析には、グループごとにオリジナリティもあり、講座全体で発表しあうことで深めることができました。
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タブレット「iPad」の多様な活用

 本校で活用しているタブレット「iPad」は、様々アプリケーションを利用することで、学習の意欲・関心を高めたり、理解を助けたりや考察を深めたり、グループワークで活発が学習活動ができるなど、学習効果を高める多くの可能性をもっています。

 アプリケーションを使わなくても、学習活動の指示と見通しを視覚化したり、教材を提示したり、一人一人の学習活動を全体で共有したりできます。iPad簡単な使い方で、わかりやすい授業、双方向性の授業が展開できます。


写真 上 時間を区切って学習活動を進める際、タイマーを映し出す。

   中 テキストを大きな画面に映しながら、重要箇所を解説する。

   下 机の上にある、生徒が書き込んだプリントをカメラでとらえ
     教室TVに映し出すことで、みんなで共有し、授業を進める。
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1年生 教科「情報」 iPadでアイディアを整理してアニメ制作

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 情報の授業では、iPadでストップモーションアニメの制作をするため、一度頭の中に浮かんだアイディアを整理するため、「マインドマップ」に取り組みました。マインドマップとは、中心となるキーワードや絵から放射状にキーワードを連想して広げる思考法です。

 まず、今回のテーマを「ペン」にし、iPadのアプリを使って、マインドマップでペンをイメージしてその広がりを把握しました。その後、そのマインドマップを基に、表現したいペンを使ったストップモーションアニメを制作しました。生徒は、意欲的に取り組み、一人ひとりが違ったマインドマップを持つこと、その結果アニメーションも違った表現になることを学んでいました。

 今後は、作成したアニメーションに音楽を足すと、どう変わって捉えられるか、自分が表現したいことがきちんと伝わるかを考えていきます。

体育 ダンスの授業 iPadを活用して

 女子の体育の授業では、ダンスに取り組んでいます。

 1年生は今年度から全員ipadを購入してもらっています。グループごとに動画を見ながら、オリジナルの振付を考え、熱心に練習していました。後日、グループごとのダンスを講座の中で発表します。

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1年生「美術探求」 iPadを活用した協働の学び

 1年生の総合的な学習の時間「美術探求」は、「作品との対面力を養う」をキーワードに美術に関する幅広いテーマを横断的・総合的に学習する探求活動を行います。

 生徒全員が iPadを持ちながら授業に臨みます。教員が用意しておいた教材を、今年度から導入した「Classi(クラッシー)」のクラウドに事前に保存しておき、授業開始後、生徒各自が自分のipadに取り込みんでスムーズに授業が始まります。以前のように教員が生徒数分たくさんのプリントとして印刷しておき、授業の中で次々配布する、机の上は資料がいっぱい、という状況とは様変わりしたスマートな授業になりました。

 もちろんスマートであっても、授業内容は充実しており、課題に対してiPad上で美術作品を鑑賞しながら自ら考え、またグループで討議しまとめていきます。ICT機器だけに頼ることなく、毎回配布されるワークシートのプリントに言葉を書き込みながら学習を進めます。

 今回は、付箋を使って意見を出し合い、分類しながらまとめる手法も取り入れました。
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1年 専門科目「造形表現」 知識構成型ジグソー法による「色」の学習

 5月11日(水)、今日の1年生「造形表現」の授業は、色相・明度・彩度の学習でした。このテーマの学びを、アクティブ・ラーニングの手法で生徒の関心、意欲を高め、自分たちで課題解決を目指す展開するために、今回はジグソー法を取り入れました。

 3人から4人でグループを作り、グループごとに3つのカテゴリー「色相」「明度」「彩度」の使用プリントを持ち内容を理解します。そののちグループを組み直し、作られたグループには、それぞれのカテゴリーを理解したメンバーが集まります。グループのメンバーに各カテゴリーを説明しあい、共有化、そののち、実際の色票(色カード)の分類をしながら色の3属性にどうまとめるかを考え、グループの結論を画用紙に表現しました。
 
 各グループのまとめの表現のしかたには違いがあり、その発表を聴きながら、それぞれ考えを深めました。

写真 上 資料の読み込み、理解
   中 グループ討議のあと、まとめを作成
   下 講座全体で発表
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学校ホームページに新カテゴリー「ICT活用・アクティブラーニング」を設けました

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 本校では、ICT機器の活用、アクティブラーニングの推進を目標に掲げて教育活動を進めていますが、そのテーマに関わる授業や様々な教育活動の様子を、できるだけ学校ホームページでも紹介、広報していきたいと考えております。

 そこで、このホームページ(京都市統一様式)の左欄に、今年度から「ICT活用・アクティブラーニング」というカテゴリーを設けました。ホームページの記事を次々更新して最初の画面に見えなくなっても、このカテゴリーから過去の記事をご覧いただけます。

 本校の取り組みを、他校、他校種、教育関係者、企業の方々、市民の皆様に知っていただき、ご意見、ご感想をいただいて、より良い教育活動を進めたいと考えております。また、各学校での教育実践や公開授業、研修会等がございましたら、ご紹介いただき、勉強させていただきたく思います。どうぞよろしくお願いいたします。
 

1年専門科目「表現基礎1」 第4回「ドローイング〜色で描く」

 1年生の専門科目「表現基礎1」の第4回目は、「ドローイング〜色で描く」でした。

 まず最初は、ペアになって交互に線を描く。絵具や筆など道具は自由に使い線の、表情を様々に経験する。描いた後、お互い感じたことを共有。各ペアの作品を集めてみんなで鑑賞しました。続いて、ドラゴンフルーツをカットして鉛筆でドローイングし、そのあと色で描きました。
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1年生 専門科目「造形表現」1回目

 4月19日(火)、1年生の専門科目「造形表現」の1回目の授業でした。

 「造形表現」は本校の美術工芸の学習の最も基本となる科目です。本校では、2年生から8専攻、日本画・洋画・漆芸・彫刻・陶芸・染織・デザイン・ファッションアートの専攻実習が始まります。1年生の間に、まず前期5月頃まで8分野、6月から3分野を順番に学習し、後期からは2分野並行履修をし、1年生の終わりまでに各自の専攻を決定します。

 1回目の授業は、1年生全員がマルチホールに集まり、科目のガイダンスを受けました。8分野を順番に学習するのは、クラスを越えた11〜12名ほどの少人数講座です。最初にスタートする専門分野の担当教員とそのグループの生徒が輪になって、自分のお気に入り、大切にしている「モノ」を持ち寄って、発表と意見交換をしました。途中、担当する9名の教員の持ってきたお気に入りの「モノ」の紹介は、教員自身のこだわり、個性あふれる話し方がなかなか魅力的でした。今回の授業は、学習のオープニングとして、アクティブ・ラーニングの手法で、双方向的な言葉のやり取り、言葉で伝える、言葉を受け取る、理由をつけて説明することを学びました。

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1年専門科目「表現基礎1」 第3回「触れて観察する〜五感で描くドローイング」

 1回目、2回目の授業は、学年の生徒全員が体育館に入り、ダイナミックな授業を行いました。4月22日(金)3回目の授業は、各クラスごと教室で行われました。今回は「触れて観察する〜五感で描くドローイング」です。袋に入ったモチーフを「触る」ことによって観察し、描画するという学習です。「観察する」ことの幅を広げ、視覚に頼らず、身体・五感でで受け取った情報を言語で再確認し、さらにドローイングするという流れで授業を展開しました。

 モチーフは2つ。1つ目の袋の中は、「ドラゴンフルーツ」。中を見ずに手で触りながら大きさ、かたち、硬さ、柔らかさ、質感などをとらえ、言葉にしてメモし、それをドローイングします。2つ目の袋の中は、「はなびらたけ」。これもモチーフを見ずに触った感触でドローイング。その後モチーフを袋から出して、感じ方や特徴などをグループで共有します。次の課題は、ドラゴンフルーツとはなびらたけのドローイング。実際に見て、触って、よく観察してドローイングします。

 授業の最後に、生徒自身の“my iPad”登場。モチーフ、作品を学習の記録として画像に記録しておきます。授業のまとめは、ノートに記入。iPadを効果的に活用しつつ、手書きで文章を記入することも併用しています。
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行事予定
5/19 体育祭準備(45分短縮)
5/20 体育祭
5/21 体育祭予備日
5/25 全学年進路ガイダンス
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