最新更新日:2024/05/18 | |
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明日 入学式いよいよ明日入学式。本日式場の準備を終え、新入生の入学を待っています。 桜花爛漫この度、京都市立銅駝美術工芸高等学校長として着任いたしました、吉田 功と申します。着任にあたりまして、皆様に一言ご挨拶申し上げます。 本校は、明治13年(1880年)に、日本最初の画学校「京都府画学校」として京都御苑内に創立しました。明治22年(1889年)には京都市へ移管され「京都市画学校」と改称、のち「京都市美術工芸学校」、「京都市立美術工芸高校」と改め、戦後昭和24年(1949年)には「京都市立日吉ケ丘高等学校美術課程」として設置されることになりました。そして昭和55年(1980年)には、美術工芸単独の専門学校「京都市立銅駝美術工芸高等学校」として現在の地で新たなスタートを切りました。この年は、京都府画学校が創立されてちょうど100年目の年でした。今年、本校は創立135年を迎えます。 この長い歴史の中で、本校は、すぐれた作家を次々輩出してまいりました。その諸先輩方が後身を育てたり、また美術・芸術における第一線で活躍されている特別講師の招聘などの学習機会も設けてまいりました。平成16年(2004年)からは1科8専攻のシステムで専門教育を進めながら、大学での美術専門教育につながる進路保障にも大きな力を入れております。 本校は、江戸後期の儒学者:頼山陽が「山紫水明処」と名付けた屋敷があったところからやや南、鴨川の流れを耳にしながら東山を望む素晴らしい環境に立地しております。生徒は、10代の大切な時間を、この静かで落ち着いた、四季折々の風情を感じられる学び舎で過ごしています。 私たち教職員は、ひとりひとりの生徒の個性や感性を大切にしながら、生徒の力をしっかり引き出し、可能性を広げて、21世紀に活躍する青年の成長を丁寧に支援してまいります。保護者、諸先輩方、市民の皆様、各方面からのご理解とご支援を、今後ともどうかよろしくお願いいたします。 平成27年4月1日 校長 吉田 功 |
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