京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/05/10
本日:count up16
昨日:248
総数:869428
文字: 大きく | 小さく | 標準 配色: 通常 | 白地 | 黒地
ハートフルマーク
「美術を学ぶ」から「美術で学ぶ」学校へ。美工(美術工芸高校)は、生徒たちに未来必要な力を身に付けさせる教育活動を展開しています。

1年専門科目「表現基礎1」 手の触覚で感じる 粘土で表現する「流れ」

画像1
画像2
画像3
 1年生の「表現基礎1」では、五感で感じる表現活動に取り組んでいます。

 今回は、目を隠して、手、指の触覚のみを使って立体造形をすることで、観察以前にそこに「ものが存在する」ことを実感し、気づくことを目指します。

 テーマは「流れ」。担当教員から説明を聴いのち、生徒はタオルで目隠しをして手を動かし始めます。素材に触れ、手や体から感じ取れることを大切に造形していきます。

 制作時間が終わったら、生徒には見えないようにして、担当教員が作品を置き場所をシャッフルします。そのあと、生徒は実際に作品に手を触れながら自分の作品だと思うものを見つけます。合評のあとは、他の講座の生徒の作品も鑑賞しました

1年専門科目「表現基礎1」 光を観察する〜光と陰・影に触れ、光と陰・影を感じて描くドローイング〜『光のドローイング』

画像1
画像2
画像3

 1年生の「表現基礎1」では、型取りドローイングの授業に引き続き、体育館に1年生全員が集まって「光を観察する」の課題に取り組みました。

 テーマは「光を観察する〜光と陰・影に触れ、光と陰・影を感じて描くドローイング〜『光のドローイング』」でした。

 最初に課題の説明をチーフの教員がレクチャーしたあと、体育館の南側のカーテンを開け閉めしながら光と陰・影についてしっかり感じました。そして前回取り組んだ「型取りドローイング」をしてウォーミングアップしたあと、それぞれポーズを決め、光と陰・影を意識しながらドローイングを完成させました。

 学年全員で同じ時間、同じ空間で取り組んだダイナミックな美術の授業でした。

1年専門科目「造形表現」 8分野の実習が始まる

画像1
画像2
画像3
 1年専門科目「造形表現」は、本校で学ぶ専門分野の基本となる科目です。

 2年生から取り組む専攻実習の前に、1年生では、当初、8専攻につながる8分野の実習をすべて経験します。すべての生徒は8分野の基本的な実習制作を学んだあと、3分野を選択し前期末まで3分野の実習を順次取り組みます。

 後期になると3分野から2分野選択し、毎週並行して2分野の実習に取り組みながら、1年生の終わりまでに1つに決定します。そして2年生から1つの専攻の実習が始まります。入学後、5月末まで次々経験する8分野の実習は中学まで経験したことのない実習ばかり。毎週が楽しみです。


写真1 日本画分野
  2 洋画分野
  3 彫刻分野
  4 漆芸分野
  5 陶芸分野
  6 染織分野
  7 デザイン分野
  8 ファッションアート分野

3年総合的な学習の時間「表現探求F」 テーマ「認識を変えるデザイン」

画像1
画像2
画像3
 3年アートフロンティアコースの総合的な学習の時間「表現探求F」の授業は、今回、京都造形芸術大学情報デザイン学科より丸井栄二先生をお招きし、「認識を変えるデザイン」というテーマでお話をしていただきました。

 アクティブラーニングの手法を駆使した、主体的、対話的で深い学びを中心にした授業でした。生徒は、プレゼンテーションとは何かということを理解するために、ペアワークで、いかに相手に伝えられるかを学びました。またグループワークでは身近にある、ありふれたテーマをもとに簡単な言葉を用いて、短い時間で相手に伝えきれるかを実践的に学びました。

 どの生徒も積極的に発言して、効果的に伝えていくには何が必要かを学ぶよい機会となりました。

2年専門科目「表現基礎2」 パブリックアート

画像1
画像2
画像3
 2年生の「表現基礎2」では、パブリックアートの課題に取り組んでいます。

 1年生の3月の実施した美術見学旅行での学びを活かしながら、公共空間に設置するパブリックアートについて考え、人と作品とのつながりや、設置する環境を考慮してアイデアを考案します。

 生徒は、自分が選んできた実際の空間の写真と、制作する作品の構想をタブレットを使いながら考えているところです。

3年染織専攻 「鴨川」をテーマにしたろうけつ染めの作品の合評

画像1
 染織専攻では、2年次に取り組んだろうけつ染めの合評を、「実習2」の授業において行いました。授業中や放課後、休日などに取り組んだ鴨川でのスケッチをもとに、ろうけつ染めの技法を用いて表現したものです。

 「鴨川」は、見る時間や、生き物、植物など、どこに焦点を合わせるかによって全く異なる風景が広がっており、生徒一人ひとりの観察、思考、感性で、個性豊かで魅力的な作品が完成しました。

 なお、今回の作品は7月上旬に校内展示室にて他の作品とともに展示を行う予定です。今後は卒業制作に向けて準備を進めていきますが、取材や観察などを積極的に行い、今回の制作経験を生かした素晴らしい作品を制作してくれることを期待しています。

画像2

専攻実習授業の様子

画像1
 2年生、3年生の専攻実習が始まっています。

 モデルさんに来ていただいている実習もあり、8専攻一度にはできませんが、これからもホームページで紹介していきます。


写真上 2年陶芸専攻
    2年ファッションアート専攻
  下 漆芸専攻
    洋画専攻 
    


画像2

17日(水) 染織専攻2年・3年「実習」 春の美術見学

画像1
 4月17日(水)の実習1・2の授業を利用し、染織専攻2・3年生の18名は「マリメッコの花から陶の実へ 石本藤雄展―琳派との対話―」を鑑賞するため細見美術館を訪れました。

 石本藤雄さんは、フィンランドで「マリメッコ」のテキスタイルデザイナーとして活躍し、現在は「アラビア」のアート部門で陶芸家として活動を展開しておられる作家です。ファブリックのインスタレーション、デザインの原画や陶の作品の展示を通して、スケッチから生まれた植物のデフォルメの仕方や、色が変わることにより印象が全く異なるテキスタイルデザインの魅力に触れ、今後、実習1で取り組む浴衣制作や実習2で取り組む卒業制作のアイデアを練る上で、とても参考になる鑑賞となりました。

画像2

1年専門科目「表現基礎1」 課題「ひとを観察する〜身体に触れ、身体を感じて描くドローイング・型取りドローインク゛」

画像1
画像2
画像3
 1年の「表現基礎1」では、「型取りドローイング」の課題に取り組んでいます。

 1学年全員が動きやすい服装で集まり、93名一斉に体育館に集まり、ドローインク゛をするという、中学生までの美術ではおよそ経験しなかったスタイルの学習です。

 アイスブレイクのあと、身体ドローイングをペアで行います。そのあと、実際にペアで身体の型取りをした後、一方がモデル、一方が3分でドローイング、それを交互に行っていきます。

美術専門高校での普通科科目の授業はとても大切

画像1
画像2
画像3
 美術専門高校であっても、普通科科目の授業はとても大切です。中学校までの学習で苦手・得意の意識をもっていても、一旦フラットにして、主体的、積極的に学びに取り組んでほしいと指導しています。

 普通科科目においても、担当教員が様々な学習方法や、興味・関心を高める工夫をしています。


写真1 「コミュニケーション英語2」
  2   アイスブレイキング
      各自が書いたカードを使って英語で会話
  3 「生物基礎」
      カマキリの話
      ぬいぐるみのカマキリが登場
  4 「数学A」
      机をあわせて学び合う

   
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

学校だより

学校評価

スクールガイダンス

お知らせ

書式ダウンロード

学校経営方針

生徒用iPad利用規程

進路状況

部活動ガイドライン

いじめ対策基本方針

京都市立美術工芸高等学校
〒600-8202
京都市下京区川端町15
TEL:075-585-4666
FAX:075-341-7006
E-mail: bijyutukougei@edu.city.kyoto.jp