最新更新日:2025/01/23 | |
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学びを深める作品展示(3年:表現演習)3年生の表現演習授業では、各講座(志望校別講座)で取り組んだ作品を、演習実習室の前の廊下や壁に展示しています。この展示は単なる成果発表にとどまらず、学びのプロセスを深める重要な場として、先生方による合評会や、同じ志を持つ友人同士の対話が生まれています。作品を通じた意見交換や議論は、生徒それぞれが自分の表現を客観的に見直し、新たな気づきを得るきっかけとなっています。 展示されている作品は、デッサンや平面構成、立体造形など多岐にわたります。それぞれの作品には、生徒たちの個性や課題へのアプローチが反映されており、多様な表現を見ることができます。生徒たちは、日々自らの作品を見直しながら改善点を考えるとともに、他者の作品を観察する中で構図や色彩の工夫、素材の活かし方など、新たな技法を学ぶ機会を得ています。このような相互作用は、表現力や創造性を磨くための貴重な経験です。 また、この展示は1・2年生にとっても大きな刺激となっています。たとえば、3年生の作品を通して、実技試験で求められる構成力や表現力を視覚的に学ぶことができ、自分たちが目指すべき方向性を具体的にイメージすることができます。「3年生になったらこういう作品が作れるようになりたい」といった目標を持つきっかけになり、学習意欲の向上にもつながっています。 一方で、国公立大学や美術系大学を志望する3年生にとっては、後期中間考査が終わると共通テストまで残り約1ヶ月となり、いよいよ受験本番が近づいてきます。これまでの努力の積み重ねを信じ、最後の追い込みに向けて全力を尽くしてほしいと願っています。受験に向けたプレッシャーや焦りの中でも、作品制作を通じて身につけた集中力や問題解決能力が必ず役立つことでしょう。 これからも、生徒一人ひとりが自分の成長を実感し、自信を持って未来へ進んでいけるよう、学校全体で応援していきます。 |
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