最新更新日:2024/04/27 | |
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年の瀬を迎えて2023年も年の瀬を迎え、あと数日で新年を迎えます。 本年は本校にとって大きな変わり目となる年でした。新校舎への移転を機に校名を「京都市立美術工芸高等学校」と改称、美工として再出発いたしました。新しい校舎での学校生活や教育活動も、移転当初は様々な場面で戸惑いもありましたが、今は生徒も教員も最大限に施設・設備を活用し、新しい教育活動にも積極的に取り組んでいます。そんな姿を見ていると私自身とても嬉しく頼もしく感じます。 日本の社会状況も本年に入り大きく変わりました。コロナによるパンデミックの騒動が起きてから4年が経ち、5月には政府から感染症法上の5類への移行が発表され、各方面で日常を取り戻す動きが感じられた一年となりました。もちろん罹患され、今でも心身共に辛い思いをされた方がいらっしゃいますし、この4年間に大きく人生を変えられてしまった方がいたことも忘れてはならないことです。また世界に目を移すと、ウクライナやパレスチナにおける戦争や紛争が、現在も続いています。本校生徒には、そのような方々の喜び悲しみに思いを寄せることができる人間であってほしいと心からそう願っています。 さて、生徒の皆さん一人ひとりにとっては、どのような1年だったのでしょうか? 嬉しかったこと、頑張ったこと、やり遂げたこと、足りなかったこと、悔しかったこと…年末のこの時期に、これまでの自分自身を振り返り、1年間の収穫や課題を心にしっかり留めておいてください。そして、来るべき2024年の決意や抱負を考えてみてください。また、具体的に年度内までに何をすべきか、何に取り組むべきかを明確にし、ノートに書き留めるなど万全の準備を整えておきましょう。 新年が明けると今年度も残りわずか、年度当初の目標を達成するための期間は少ししか残っていません。 最後に、生徒の皆さん、保護者の皆様、また日頃から学校を支えてくださっている多くの関係者の皆様、この一年の本校の教育活動への多大なご理解ご協力に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。来年もより一層のご支援を心よりお願い申し上げます。 2023年12月26日 校長 名和野 新吾 |
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