最新更新日:2024/04/27 | |
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美工同窓会の皆様へご挨拶 本日は同窓会総会がこのように盛大に開催されましたことに、心よりお喜び申し上げるとともに、美工同窓会の皆様には、平素より本校の発展のために物心両面から温かいご支援とご協力をいただいておりますことを厚く御礼申し上げます。 さて本校は、本年4月に京都駅東部エリアに移転し、校名を「京都市立美術工芸高等学校」に改称、また新校章を制定、美工が創立して初めての校歌も作成いたしました。今回の移転は、移転先が京都の玄関口に位置し,京都市立芸術大学と隣接するなどの恵まれた環境を最大限に生かし,時代を先導する新たな美術工芸高校として更なる飛躍が期待されています。 「京都にある美術専門高校であること」そして,「京都に美術専門高校があること」の、両意義を踏まえ,美工が新しい地にしっかりと根付き,未来に向けて成長し続け,その存在が人々に力を与え,50年後, 100年後も,愛され続ける学校であることを目指しております。 世の中は予測不可能な「わからない」ことで溢れていますが、その「わからなさ」と向き合い,挑み続け, 新たな問いや答えを導き出していくうえにおいて、美術を学ぶことには大きな意義があります。美術の知識や技能を学ぶことは勿論のこと、美術専門教育を軸に教科・科目等を横断した教育の展開や,大学・産業・地域・海外の教育機関などと連携した教育活動を推進し,美術を通して広く社会に貢献できる創造性豊かな自立した青年の育成につなげていく教育を実現することは美工だからこその使命であります。 結びに、今年創立143年目を迎えた本校が、これまでのよき伝統を踏襲しつつ、何代にも渡る卒業生と在校生が一つになり、「美工」という旗のもと、今後も充実した伝統を未来に繋いでいくために教職員一同心を合わせて邁進して参りますので、同窓会の皆様には尚一層のご支援ご協力をお願い申し上げます。 令和5年12月9日 京都市立美術工芸高等学校 校長 名和野 新吾 |
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