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最新更新日:2025/12/04 |
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中庭の大銀杏
本校の中庭には、元崇仁小学校時代に植樹され、樹齢100年を超える歴史ある大銀杏の木があります。この大銀杏は、四季折々にその姿を変え、訪れる人々に自然の美しさと時の流れを感じさせてくれる存在です。
本日(12/4)京都にも初雪の便りが届くなど急に季節が進み、朝夕の冷え込みの影響でイチョウの葉が一段と黄金色に輝いています。 この大銀杏は、ロダン作の像とともに、本校のシンボルとして生徒たちや訪問者を静かに見守っています。今年の美工展のポスターに生徒が銀杏の木をデザインするなど、生徒たちにとって大きな存在となっています。これからも本校の歴史とともに生徒たちを見守りながら、季節ごとに美しい表情を見せてくれることでしょう。 ![]() ![]() ![]() 公開授業 実習1(2年生日本画)の紹介
2年生の日本画実習授業(11/26)の中で、「岩絵の具を知る」と題して公開授業が行われましたのでその内容をご紹介します。
生徒たちは「岩絵の具」の成り立ちや特性、使用方法を学び、顕微鏡でも観察し、天然鉱石ならではの複雑な色合いや顔料や粒子の重なりによって生まれる日本画の魅力を大いに体感する機会となりました。 粒子が大きいほど重厚で鮮やかな発色になる一方、細かくなるほど落ち着いた柔らかな色味になる「粒度差による階調」が日本画特有の深い色表現を生むこと、また膠の溶き方や量の調整が発色や定着性に大きく影響すること、比重が違うため塗り重ねにもその順序や量が影響してくること、さらに筆の走らせ方によっても色合いが変わってくる等、日本画の難しさや面白さを満喫していました。その後水干絵具を使うと色の伸ばしやすさがまったく異なることに「感動した!」との声も上がっていました。 生徒たちは、自身の好みの色合いを今後の参考資料にしようと、塗り重ねた色の横に絵の具の種類や番号を書き添え、独自のマチエールを作成していました。 様々な色合いを試してみて、自身のイメージする色を作り出し、今後の作品に生かされることを大いに期待します。 ![]() ![]() ![]() 1年生に向けて進路説明会が実施されました
11/28(金)、1年生学年集会で進路説明会が行われました。
今回は「目標」の決め方とそれに向けていかに「行動」を変えるかがテーマです。 良い「目標」とは、「今のままでは届かないからこそ、やり方を変えなければいけなくなるもの」であり、脳科学者の「全力でやって何とか超えられるもの、目標設定はギリギリ50%成功できるあたり」といった見解も示されました。 教員の経験に基づく事例や「現状維持のまま出来ることは目標ではない」と言い切られた生徒たちは、何かを考えながら一生懸命メモを取っていて、その姿がとても印象的でした。 目標への向き合い方に、生徒たちにはまだまだ温度差があるようですが、まずはこれから始まる後期の中間考査に向けて、数字で具体的に目標を定めながら、時間の使い方や行動の変容を期待したいと思います。 ![]() ![]() ![]() |
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