京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/23
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「美術を学ぶ」から「美術で学ぶ」学校へ。美工(美術工芸高校)は、生徒たちに未来必要な力を身に付けさせる教育活動を展開しています。

2年生 地域について学ぶ時間

4月12日(金)の午後,下京・東部地域包括支援センターのスタッフの方にお越しいただき,2年生は地域について理解を深める学習に取り組みました。
学校の近隣地域に住んでおられるご高齢者には,困りを抱えて過ごしておられる方もいらっしゃいます。地域では様々な方が関わり,支援なさっている状況について,専門家の方からお話をお伺いしました。生徒は入学後1年間を地域の方に見守られて過ごすことができていますが,今回のお話を通して,生徒自身が見守りの目になれることに気付かせていただきました。美工生がここで学ぶことが地域の皆さんの力となれることはありがたいことです。
また,自分ができることをやっていきたいと感想を述べてくれていた生徒もたくさんいて心強かったです。
学習の機会をご準備してくださったスタッフの皆様にあらためて感謝いたします。
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進路目標の実現に向けて(3年:表現演習)

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いよいよ3年生は、卒業後の進路目標(上級学校進学や就職など)実現に向けて取り組み始めました。授業としては、先週から始まっており、生徒たちは真剣にそれぞれの課題に取り組んでいます。

「表現演習」科目は、1年次「表現基礎 l 」2年次「表現基礎 ll 」で培った基礎実技力をもとに、進路志望先に応じた講座で、大学の実技試験に対応できる応用力を育成する授業です。

この科目で身につけた力は、単に大学入試のためだけではなく、将来の制作活動・表現活動につながる様々な力となります。京都市立芸術大学、国公立大学、私立大学、関東私立大学、専門学校、就職などの進路志望先に応じた5講座に分かれ、少人数で、丁寧な指導を行います。

多くの生徒は3年次になる前に、自分の進路(進学や就職)を真剣に考え、ここに至っています。本校生徒の多くは美術系大学や専門学校などに進学します。もちろん、美術系以外の進学を希望する生徒もおり、受験に向けての対応もしっかりしています。

(写真は、各講座の授業の様子です)

デザイン専攻3年生が京都市会と連携授業

本校デザイン専攻の3年生が、美術工芸科専門科目である実習 ll 授業の中で、京都市会との連携授業を行っています。

連携内容は、市会を周知するポスター制作を行うというものであり、先日(19日)議場を訪問し、市会に関するレクチャーを受けました。
副議長や議員の方、事務局の方から市会の役割やお仕事の内容などをご説明頂いたあと、
質疑応答の時間には、ポスターのアイデアにつなげようと、生徒たちは積極的に自分たちの考えを伝えることができました。

これから実際にデザインをすすめていき、また中間プレゼンテーションでご意見を頂く予定です。今回の連携授業では、9月市会のポスターのデザインを予定しています。

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3年生 大学給付金等説明会

 大学入試を考えている3年生向けに、大学の授業料等のお金の話の一環として、大学給付金(奨学金)の現状を知ってもらうための説明会を開催しました。

 今回は2つの大学(成安造形大学と嵯峨美術大学・嵯峨美術短期大学)の担当の方に来ていただき、それぞれの大学で用意されている各種給付金について教えていただきました。そして、どちらの大学からも給付金の話だけでなく、大学の特色や入試方法、実技試験のことなど、たくさんの情報を伝えていただきました。

 この説明会には、3年生だけでなくたくさんの生徒たちが集まっていました。また、説明会終了後には、担当の方にいろいろ質問をしている生徒の姿がたくさん見荒れました。様々な機会を利用して多くの情報を集め、じっくり自分のこれからのことを考えてください。

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「2年生をどう過ごす?」2年生の進路学習を実施しました。

 4月9日(火)2年生はマルチホールにて進路学習をしました。美工生が各自の進路に主体的に向き合い,生涯にわたり学び続ける力の基盤づくりを,本校では「CAREER PRODUCE」と名付け取り組んでいます。この日は進路支援部主任から,2年生が美工生としての「今,そして,これから」を自分ごととして取り組むための話がありました。多くの生徒が志望する,美術系の上級学校への進学には,早めの選択・準備・対策が必要であり,また,進路選択のためには,「自分のことを知る。社会のことを知る。」ことが重要であることが伝えられました。
 また,これからの社会では,「美術×〇〇」のように,何かと何かを組み合わせて社会を捉えることが個性であり強みとなるため,高校生のあいだに社会を広げるためにも,美術以外の教科や分野の学習にも関心を持ち,美術教科とは異なる側面でものごとを捉えていくことの大切さをあらためて認識ました。

 2年生は専攻実習が始まったばかりですが,半年後には進路の方向性を見定め,進路探索に関わる美術科目にも取り組みます。入学後のこの1年間があっという間であったように,これからの1年間も飛ぶように過ぎていくのではないかと思います。学校にある多様な経験のチャンスを生かし,専門的な美術の勉強を存分に楽しむと同時に,様々な分野を通して世界を広げる日々であってほしいです。
 主任からの話にもありましたが,常に「自分はどんな人?何がしたい?」「どんな風に将来社会と関わる?」「受験の仕組みって?」など,自分や社会に起こっていることを問いかけ続け,「ライバルは自分=自分を知ろう」をキーワードにし,考えてきたこと・興味関心があることを深めたり広げたりしながら,「私は何をしたか」「私は何を考えているか」を語れるようになり,自分の進路・キャリアをつかみ取ることを心から応援しています。


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1年生 スタートアップ研修2を実施しました

4月16日(火)の午前中は,1年生スタートアップ研修2日目でした。
「3年間の美工の学びの流れを知り,その中での学習の位置づけや方法について学ぶ」という1日目と共通の目的とともに,2日目は「広い視野で柔軟に深く思考できる『考える力』について学ぶ」というテーマを持って,3人の教員からレクチャーを受けました。
1つ目の「著作権について。生成AIについて。」では,情報が溢れ,表現方法も多岐に渡り溢れている時代にどのように制作を続けていくかということについて,一人ひとりが考えてほしいというメッセージが投げかけられました。美工では生成AIのことも含め,時代の先端的な内容も知ることを前提として学んでいきます。世の中に起こっていることを自分ごととしてとらえ,「自分だったらどうするのか」という観点で常に問いかけていってほしいです。レクチャーのなかにあった,「まずは疑ってみる」,「答えを先生や他者に委ねない」,「自分で考え続ける。諦めない。」など力強いメッセージを学びのエネルギーにしてもらえると嬉しいです。
2つ目の「美工での学びについて」では,長い歴史のなかで,「人がなぜ,表現し続けてきたか」ということを切り口に,ラスコー洞窟の壁画,環境との関係性において創造された作品,作家のこだわりやまなざしなどが伝わるドローイングや写真などを紹介し,時代の移り変わりのなかで,環境へのまなざしや人への愛情に拠って,常に力強い表現が生まれてきたことを学びました。
美工では,より専門的な内容を,他教科とのつながりの中で豊かに学んでいきます。中学校の美術からステップアップし,「自分が作りたい,表現したいという欲求がどこからくるのか」,「作家のこだわりはどこにあるのだろうか」などの作品の源泉に向き合い,美工生になった新入生が様々な出会いの中で,とことん深く,幅広く,学んでいってほしい,という教員の熱いメッセージが届いたのではないでしょうか。
3つ目は「鴨川スケッチ」。出発前に,「観察する」ことについて考えるレクチャーを受けました。ありのままを見つめる,観察を大切にすることを通して,「自分の視点を持つことができる」ことは基本であり,ある意味では難しくもあり,とても大切であることを意識しました。見たものをインプットして豊かに表現するためには,「感じる,考える,表現する」という黄金のサイクルが大事であるという教員からのメッセージも新入生に響いていたと思います。
刻々と形を変え流れ続ける水のありようや,水面に移る光,鮮やかな菜の花,白い鳥たちを眺め,スケッチにいそしむ新入生は心おだやかな様子でした。
教室に戻ってからは各クラスにてスケッチの発表会を行い,自分とは異なる視点で表現された仲間のスケッチに感動していました。
自分の大切なものや独自の視点を,自信を持ちお互いに見せ合うことができる自他尊重の雰囲気を,今年の1年生も自分たち自身で育ててくれることを心から願っています。

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1年生 スタートアップ研修1を実施しました!

4月12日(金)の午前中は,1年生スタートアップ研修1を実施しました。マルチホールに1年生全員が集まり,「3年間の美工の学びの流れを知り,その中での学習の位置づけや方法について学ぶ」という目的を持ち,3つのコンテンツを通して『美工生をどうすごす?』という大切なテーマに向き合いました。
1つ目は「卒業生によるパネルディスカッション」CAREER PRODUCEというテーマで進めている3年間の美工の学習の流れを確認した後,ファシリテーター役の教員が卒業生2名にインタビューする形で,事前の新入生からの質問に答えたり,自分が美工生だったときの経験をふまえ丁寧に話してくれました。
2つ目は「教科からのレクチャー」と題して,教科の先生から高校の学びに向かうための基本的な要素についてレクチャーを受けました。中学校と高校の学習の違いや,基礎的な学習の重要性,家庭学習を含んだ学習サイクルの確立の大切さなどについて理解を深めました。
3つ目はキャリアポートフォリオについて,学年主任から説明を受けました。キャリアポートフォリオは,自分の学びや気づきなどを記録し振り返りを行うために役立てたり,また他者と共有できるツールです。iPadを活用して行うため,視覚的にもわかりやすく,美工生の力を伸ばすためにとても適したツールだと考えています。様々な場面での気付きや感動をぜひポートフォリオに留め,自分の財産にしてほしいです。

いよいよ美工生として学ぶ日々が始まります。日々の学びを大切にし,小さな気づきも大きな感動も丁寧に自分のものとしてつかんでくれることを心から期待しています!

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普通救命研修会を実施(教職員研修)

 昨日(4月16日)の午後、年度当初の教職員研修として普通救命研修会を実施致しました。生徒にとって安心・安全な学校であるように、毎年この時期に教職員対象の救命研修会を実施しています。

 研修では京都市下京消防署より3名の隊員の方を講師にお迎えし、救急現場での経験を元に、いざという場面で生徒を救えるよう心肺蘇生法とAEDを使った救急処置を、体験実習の形で学びました。

 実際に体験した教職員も、その様子を見守った教職員も、全員が真剣に取り組み、緊急の際にお互いが協力し合って命を守る行動をとれるための確認ができる機会でした。


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生徒会役員選挙の告示について

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●令和6年度 生徒会役員選挙告示

今年度の生徒会役員選挙の告示が行われました。執行部部長(会長)、執行部副部長(副会長)、書記局長、会計局長の選挙が下記の日程で実施されます。

 立候補受付期間:4/16〜4/19
 選挙運動期間:4/22〜4/24
 立会演説会:4/25
 投票:4/25
 選挙結果発表:4/26

今年度の生徒会活動を担う役員選挙となります。生徒会を運営してみたい,生徒会でこんなことを率先してやってみたい,こんな学校づくりをしてみたいなど,思いを持っている人は立候補してみませんか。

教職員研修(アガーマネジメント)

 生徒たちには、この時期に年度当初のオリエンテーションや説明会などを実施していますが、教職員もこの期間に研修会を設定し、研鑽に励んでいます。

 昨日は、「アンガーマネジメント研修」を開催し、自分の怒りをコントロールすることについて学ぶ機会を持ちました。講師として、京都市教育相談総合センター(こどもパトナ)のカウンセリングセンター長をされている長谷川智広さんに来ていただき、講演とワークを交えた研修会でした。

 セルフチェックシートを使ったワークをもとに、感情的になる場面を冷静に振り返ったり、怒りにつながるストレスとの付き合い方を知るなど、たいへん興味深い内容の90分間でした。「こんなときどうすればいいの?」のような質問も参加者から多く寄せられ、これからの他者との関係つくりに生かしたい内容でした。

 さて、いよいよ明日からは授業が本格的に始まります。特に新入生の皆さん、少しずつ慣れていきましょう!
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行事予定
4/24 (45分短縮)、1年人権学習(5〜7限)
4/25 検尿、前期生徒会役員立会演説会(45分短縮)、1年人権学習【同和研修】(午後)
4/26 検尿、LHR進路ガイダンス事前学習(1,2年生合同)
4/29 昭和の日
京都市立美術工芸高等学校
〒600-8202
京都市下京区川端町15
TEL:075-585-4666
FAX:075-341-7006
E-mail: bijyutukougei@edu.city.kyoto.jp