京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/30
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「美術を学ぶ」から「美術で学ぶ」学校へ。美工(美術工芸高校)は、生徒たちに未来必要な力を身に付けさせる教育活動を展開しています。

比叡山へハイキング(ワンダーフォーゲル部)

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3月30日(土)、ワンダーフォーゲル部では1・2年の部員29名と引率教員3名で、比叡山へのハイキングに出かけました。
天気にも恵まれた中、ロープウェイに乗ったり、比叡山の叡山ホテル跡へ廃墟探検を行ったりして、昼食は、全員で豚汁を作って食べました。

参加した生徒たちは仲間同士と楽しく過ごすことができ、春休みの一日を満喫したようです。

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粘土部 春休みの活動

粘土部では、様々な粘土を使用して作品制作をしたり、長期休業中を利用してクレイアニメを製作しています。

春休みには、ウッディー粘土や蓄光樹脂粘土を使って、作品制作に挑んでいます。粘土によっては取り扱い方が違うので、苦戦しながらもそれぞれ思い思いの作品に仕上げることができています。

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新転任教職員向けのICT研修会を実施しました

 今年度、新しく本校に来ていただいた教職員を対象に、日々の教育活動で活用しているICT機器やアプリの研修会を行いました。

 昨年度から使い始めた新しい校舎の機材や、新たな取組に活用しているソフトウエアを紹介し、操作方法や活用事例を確認しました。

 これらのICT環境を生かして、様々な教科科目や活動で、生徒たちに高い水準の教育を提供できるよう、準備をしていきます。
 
 まもなく春休みが終わります。新年度、生徒の皆さんが元気に登校してくるのを待っています。

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ヨーロッパ美術研修旅行に行ってきました!

3月19日(火)〜26日(火),京都パレスライオンズクラブ様よりご支援をいただき,派遣生徒に選ばれた6名の生徒がヨーロッパ美術研修に行ってきました。今年度は,新型コロナウイルスの影響のため,当該年度にて出発できなかった卒業生と2年生の6名が一緒に研修を行いました。
京都駅から出発した後は,関西国際空港からドバイを経由し,ボローニャからフィレンツェに入る長旅でしたが,初めてのヨーロッパ・イタリアの町並みの美しさに生徒は心を奪われ感動もひとしおでした。
研修では,ウフィツィ美術館,アカデミア美術館,ベッキオ宮殿などを訪れ,教科書などで目にしたことのあるフレスコ画や油彩画,彫刻等の実物を前に,本物の作品の迫力や美しさに圧倒されました。
また,工房見学では,革製品のワークショップを訪れ,本場の職人の方の思いや手仕事に触れる素晴らしい経験ができました。
重厚感と趣のあるフィレンツェの歴史地区を流れる川と夕日を眺め,実際に絵具で描いた街の様子のスケッチは,時間が経っても,派遣生が街で感じた五感を呼び覚ましてくれることと思います。

フィレンツェの街はイタリアの人々が大切にしてきた歴史的な建築物や,芸術作品にあふれ,京都とはまた違った時間の流れに身を置き,感性を刺激され,ものづくりや学びに対する意欲も一層掻き立てられ,終始,充実した時間を過ごすことができました。
京都パレスライオンズクラブの皆様に,あらためてお礼を申し上げるとともに,派遣生の報告会が,他の美工生の刺激となることを楽しみにしています。
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第2回学校運営協議会

3月29日(金)、第2回学校運営協議会を、理事の皆様にご参加いただき開催いたしました。校長からの開会挨拶に続き、本年度の学校経営報告、教育活動報告、および来年度の学校運営協議会について説明があり、無事閉会しました。

学校経営報告では、学校のグランドデザインの実現に向けた取り組み、新校舎への移転後の生徒の様子、学校評価アンケートの結果などについて報告しました。教育活動報告では、美術工芸教育の中核として策定されたCAREER PRODUCEプログラムの進捗、BIKO steAmプロジェクトの取り組み、外部と連携した開かれた教育課程について報告しました。これらの活動報告から理事の皆様から多くの貴重なご意見をいただいた他、学校指標作成における定量評価と定性評価のバランスに関する課題などについても意見交換が行われました。

学校運営協議会終了後、鴨川が見える家庭科室において、教員と理事の皆様による親睦会を催しました。会議中に十分時間を割けなかった話題や、さらなる情報交換を行う良い機会となりました。今回いただいたご意見は、今後の学校経営や教育活動の改善に活かして参ります。本日はご参加いただいた理事の皆様に、改めて深く感謝申し上げます。より良い学校作りを目指して、引き続き努力してまいります。

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4月行事予定

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新年度が始まり、春の日差しと暖かなそよ風が心地よい季節となりました。入学式および始業式は、4月8日(月)に予定されています。鴨川沿いの桜が、その時まで美しさを保ってくれることを願っています。

●4月の主な行事予定

 8日(月)入学式・離着任式・始業式・対面式
      クラス写真撮影(予定)
 9日(火)各種検診 等
10日(水)各種検診・避難訓練 等
11日(木)新入生歓迎会・各種検診・交通安全講習会
12日(金)1年スタートアップ研修(午前)
      各種検診・クラブ体験期間(〜19日)等
15日(月)授業スタート(3年・午前中授業)・図書館開館
      スタディサプリ到達度テスト(1・2年)
16日(火)1年スタートアップ研修(1年・午前)
19日(金)自主学習の日 
22日(月)大学給付金等説明会(3年)
24日(水)1年人権学習(午後) ※45分短縮授業
25日(木)前期生徒会役員立会演説会・検尿 ※45分短縮授業
26日(金)1・2年合同進路ガイダンス事前学習(LHR)・検尿

※4/8〜12の期間の完全下校は、17時です。
※4/15・16の完全下校は、13時です。
※4/17〜は通常通り、17時40分となります。

新年度を迎えて(ご挨拶)

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鴨川河畔の桜並木が、薄ピンクの花弁を広げて春の訪れを告げ始めています。この度も、京都市立美術工芸高等学校の校長を務めさせていただくこととなりました名和野新吾と申します。新年度の始まりにあたり、生徒の皆様、保護者の皆様、そして学校関係者の皆様へ心からのご挨拶を申し上げます。

本校は、明治13年(1880年)に、日本最初の画学校「京都府画学校」として京都御苑内に創立しました。明治22年(1889年)には京都市へ移管され「京都市画学校」と改称、のち「京都市美術工芸学校」、「京都市立美術工芸高校」と改め、戦後昭和24年(1949年)には「京都市立日吉ケ丘高等学校美術課程」として設置されることになりました。その後昭和55年(1980年)には、美術工芸単独の専門学校「京都市立銅駝美術工芸高等学校」として元銅駝中学校の校舎においてスタートを切り、昨年度末までの43年間という長い期間、教育活動を継続して参りました。そして昨年2023年4月1日、現校舎に移転し、「京都市立美術工芸高等学校」として新たな歴史の一歩を踏み出しました。

この長い歴史の中で本校は京都の美術工芸界を牽引し、文化勲章受賞者を含む多数の著名な卒業生を輩出するなど、文化芸術と産業界に貢献してきました。このような伝統と歴史のもと、生徒たちは美術・工芸・デザインの各分野で基礎から専門性の高い知識と技術を学び、将来社会に貢献する力を身につけています。

美術や芸術は、単なる文化遺産の継承やコミュニケーションの手段を超えた、社会における必要不可欠な要素です。これらを通じて、豊かな人間性を培い、生活の質を向上させ、社会の包摂性を促進し、多様性を尊重する社会の形成に寄与すると我々は確信しています。そして、美術を通した教育活動は、ソウゾウ(想像・創造)力、柔軟な思考力、他者とのコミュニケーション能力などを養います。これにより、生徒たちは多様な価値観やアイデアを受け入れ、これからの社会で必要とされる多様性と包摂性を理解し、尊重する心を育みます。美術や芸術を通じた学びは、生徒たちにとって、自己のアイデンティティを探求し、広い世界における自己の位置を見出し、さまざまな視点から物事を考察する力を身につける貴重な機会となります。

今後も本校は教職員一同、生徒の個性と感性を大切にし、一人ひとりが持つ無限の可能性を引出し、目まぐるしく変化する社会の中で、未来を切り拓く青年を育成することに努めて参ります。

最後に、保護者の皆様、同窓生の皆様、そして地域社会の皆様へ、これまでと変わらぬご理解とご支援を賜りますよう、心からお願い申し上げます。

 令和6年4月1日
                        校長 名和野新吾
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行事予定
4/8 入学式、前期始業式
4/9 防災訓練(火災)、オリエンテーション、健康診断等
4/10 オリエンテーション、健康診断等、防犯訓練、
京都市立美術工芸高等学校
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