京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/05/02
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「美術を学ぶ」から「美術で学ぶ」学校へ。美工(美術工芸高校)は、生徒たちに未来必要な力を身に付けさせる教育活動を展開しています。

中学1・2年生対象「アート・フェスタ2016」開催のご案内

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 5月7日(土)に中学1・2年生対象の「アート・フェスタ2016」を開催します。

 「アート・フェスタ2016」は、美術系5大学と連携して、大学の先生方によるアート体験講座です。アートの楽しさを味わっていただける6講座を用意いたしました。描くこと作ることが好きな中学生の皆さん、ぜひご参加ください。
 詳しい内容は、上記チラシをご覧ください。

 申し込み受付は4月15日(金)からです。学校ホームページ(学校独自HP)から、又はFAXで受け付けをします。各講座とも定員がありますので定員になり次第、講座ごとに締め切らせていただきますのでご了承ください。このチラシのデザインは本校3年デザイン専攻の生徒が制作しました。

 また、中学校の先生方対象のアクティブラーニング授業講座もあります。ご参加お待ちしております。

中学1・2年生対象「アート・フェスタ2016」開催のご案内

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 5月7日(土)に中学1・2年生対象の「アート・フェスタ2016」を開催します。

 「アート・フェスタ2016」は、美術系5大学と連携して、大学の先生方によるアート体験講座です。アートの楽しさを味わっていただける6講座を用意いたしました。描くこと作ることが好きな中学生の皆さん、ぜひご参加ください。

 申し込み受付は4月15日(金)からです。学校ホームページ(学校独自HP)から、又はFAXで受け付けをします。各講座とも定員がありますので定員になり次第、講座ごとに締め切らせていただきますのでご了承ください。

 また、中学校の先生方対象のアクティブラーニング授業講座もありますので、ご参加お待ちしております。

生徒会主催 新入生歓迎会

 4月13日(水)午前、生徒会主催の新入生歓迎会が行われました。1年生から3年生まで全員体育館に入り、各クラブ趣向を凝らしたクラブ紹介があり、2、3年生も一緒に楽しみながら参加し盛り上がりました。
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第1回進路講演会 やなぎみわ氏来校

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4月12日(火)、第1回進路講演会を開催しました。

 今年度は京都造形芸術大学教授で現代美術作家のやなぎみわさんを講師としてお招きしました。現在はデコトラ(デコレーショントラック)を使っての野外演劇を行われています。やなぎ先生からは、美大を目指した高校時代のお話や、京都市立芸術大学時代の染織を専攻されていた時のお話、卒業後に次々と新しい分野を切り開いてこられたことについて語っていただきました。表現にどうアプローチにしていくか、社会に向けてどんなメッセージをもたせるか、これから本校で美術を学ぼうとする生徒達に大きな刺激を与えて頂きました。

1年「ケータイ教室」(携帯教室)

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 昨日は、ずいぶん気温が下がり、花冷えの一日でした。本日は少し気温上昇。鴨川べりも先日来ソメイヨシノは散り始め、今は八重桜が美しく咲いています。

 今日は1年生の「ケータイ教室」を実施しました。携帯電話、スマートフォンは多くの生徒がもうすでに所有していますが、使用にあたってのモラル、危険性をよく理解すること、しっかりした判断力を身に着けることを狙いとして、KDDIから講師をお招きして実施しました。

新学期2日目 咲いた咲いた チューリップ

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 新学期2日目、4月11日(月)。今日は、午前中、時間割発表、クラス写真、身体計測などがあり、午後は、眼科、耳鼻咽喉科などの各科検診があります。

 管理用務員さんに球根を植えてもらっていたチューリップが、あたかかった先週末の間に開花しました。チューリップを眺めながら、グラウンドを出るとクラス写真撮影が始まっていました。

デザイン専攻2年 校外学習

 4月9日(土)デザイン専攻の新2年生は、美工作品展に向けて制作するBoxイラストレーション実習のリサーチを目的に、国立民族学博物館へ校外学習に出かけました。

 当日は、本館の展示とともに、特別展の「夷酋列像−蝦夷地イメージをめぐる・人・物・世界」も開催中で、最初に博物館の研究委員の方が全体概要、展示物の見どころを開設してくださいました。生徒は時間を惜しんで熱心に見学していました。
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生徒会主催 対面式

 4月8日(金)前期始業式のに続いて、生徒会主催の対面式を行いました。生徒会中央委員長から歓迎の言葉、新入生代表の誓いの言葉をかわし、和やかに終了しました。
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平成28年度 前期始業式

 4月8日(金)、午前中の入学式のあと、午後からは前期始業式を行いました。

 始業式に先立って、転退職された先生方の紹介し、先生方からいただいた本校生へのメッセージを披露しました。引き続き、新転任の先生を紹介し、代表の先生から挨拶をしてもらいました。

 前期始業式で、校長から、100歳を超えて現役で活躍しておられる聖路加国際メディカルセンター理事長の日野原重明さんと、墨を使った抽象画を描く美術家の篠田桃紅さんの対談の話をしました。日野原さんは10年先の予定を書きとめると言うほど将来のビジョンをもって仕事をしている方、篠田さんは戦後渡米したあと世界を舞台に制作活動をしてきた方で、アートは普遍だと言っておられます。「青春」は「人生のある期間」を言うのではなく「心の様相」であると謳うサミエル・ウルマンの「青春」という詩を取りげ、悩みや不安、思い通りにいかないのは10代ではあたり前、それが青春時代、みんなそんな渦の中にいるということを知って、自分のことだけでいっぱいにならず他者への共感をもってほしい、他者と違うことで傷つけられたり、傷つけたりしてはいけない、「青春」の詩にあるように「優れた創造力、逞しき意思、炎ゆる情熱、怯懦を却ける勇猛心、安易振り捨てる冒険心」をもって一日一日大切に過ごしてほしい、と話しました。

 そのあと、担任、主任等の紹介をし、始業式を閉じたあと生徒会主催の対面式へと移りました。
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平成28年度 第37回入学式 校長式辞

               式辞
  
 鴨川の水音があかるくなり、河畔の桜が今を盛りに咲き誇る今日の佳き日、京都市教育委員会をはじめ、PTA役員の皆様、本校にご支援をいただいております交友会、京都パレスライオンズクラブ、銅駝自治連合会のご来賓の皆様、そして多数ご保護者の皆様のご臨席を賜り、平成28年度京都市立銅駝美術工芸高等学校、第37回入学式を挙行できますことは、誠に大きな喜びであり、本校教職員を代表いたしまして、心よりお礼申し上げます。

 ただ今、90名の新入生の入学を許可いたしました。まずは、新入生の皆さん、ご入学、おめでとうございます。教職員一同皆さんを、大切にお迎えしたいと思います。

 保護者の皆様、本日はお子様のご入学、誠におめでとうございます。お子様のご入学を心よりお祝いいたします。これからの3年間、教職員一同、力を尽くして、お子様の成長を支援してまいります。ご理解、ご協力を賜わりますようお願い申し上げます。

 本校は、明治13年、1880年に、日本最初の画学校「京都府画学校」として創立され今年で136年、美術工芸科単独の高校として長い歴史と深い伝統をもつ学校であり、本校を卒業された諸先輩方は、美術界、産業界ほか、各方面で活躍されておられます。この歴史と伝統は、本校の生徒が、志高く意欲をもった旺盛な学びを続けてきたこと、そして情熱をもってその成長を支援し、導いてきた教職員の教育の営みがあったからであり、さらに、保護者の皆様、地域・関係団体の方々、諸先輩方のあたたかいご理解とご協力があったからこそであります。

 皆さんは、本日、晴れてこの歴史と伝統のある学校の生徒になりました。銅駝美術工芸高校の生徒としてしっかりとした自覚と誇りをもって、新たな歴史を築いてほしいと思います。高校生活は、社会で自立して生きていく大人になる準備期間です。これまでの義務教育とは異なり、自己選択、自己決定を求められます。また自己理解、他者理解を一層深める時期でもあります。自らを鍛え、他者と言葉を交わし、大人への階段を上って下さい。

 皆さんの新しい始まりの日、校長として2つの「ひらく」ということについてお話しします。
 一つ目は閉じた状態を「ひらく」、「開」(カイ)という字の、「開く」です。皆さんは入学すると、新しい教室の扉を開き、新しい教科書や参考書を開き、画材を開き、授業開きとなります、「開く」ことで新しい活動が始まり、新しいつながりが出来ます。中学校まで、毎年4月にはそのような新鮮な出会いと経験を重ねてきたでしょう。高校に入学した皆さんに、私が特に求めたいことは「自分を開く」ということです。これまでの生活でつながりをもっていたのは、小学校、中学校のある、地元を中心にした限られた範囲だったと思います。その中で、皆さんなりの人間関係をつくり、活動をしてきました。居心地の良い関係ばかりではなく時には辛い、悲しい思いをしたかもしれません。学校では好きな科目、得意な科目に対して、嫌いな科目、苦手な科目もあったでしょう。様々な思い出、様々な経験を抱えてて高校へ入学してきたことと思いますが、一旦それはあなたの体からおろしましょう。大切なことは、忘れるのではなく、おろすのです。なぜなら、そのつながりや出来事がどんな中身であれ、そのことを経験し、悩み、乗り越えて今のあなたが存在するからです。なかったことにせず、その時の自分を否定せず、ここまで成長した今のありのままのあなたをまず大切にしましょう。そして、これまでまったく知らなかった90名の仲間、初めて付き合いが始まる先生や先輩に対して、先入観をもたず、自分を閉ざさず、これまでの自分にこだわらず、自分を開いて接してほしいのです。科目の好き嫌いや、得意不得意もいったんリセットし、興味関心の入口を広げ、新鮮な気持ちで学び始めて下さい。

 そして二つ目の「ひらく」。これは何もない荒れ地を切りひらく、「拓」(タク)という字の「拓く」です。皆さんは、これから銅駝美術工芸高校の生徒として「自分を開く」ことで、人のつながりや知識・教養、ものの見方や考え方、感性やスキル、創造力や表現力を広げることができます。そして、皆さんの心もからだも能力もこれまでよりもっともっとしなやかさや深さ、たくましさをつけることができます。つまり「自分を開く」ことが、これまでの自分を変え、自分を成長させ、「自分の未来を拓く」ことになるのです。
 京都造形芸術大学の千住 博さんは、『わたしが芸術について語るなら』という書物の中で、「芸術とはイマジネーションをコミュニケーションしていくこと」「自分の考えを何とかして伝えたいという行動が生むもの」であるとし、「芸術とふれあって自分と異なる考え方の人を認め、いろいろな意見があるのだなということを知り、しかし私たちは皆同じ人間なのだなということにも気づいて心を通わせる」ことだと述べています。
 美術を学ぶことを志して入学してきた皆さん。本校は美術を学ぶだけでなく、幅広い物事に出会い、仲間や先生と様々なコミュニケーションをとり、自分を高め、「自分の未来を拓く」力を身につける学校です。本校での一日一日が未来のあなたをつくります。

 最後に、谷川俊太郎さんの「明日」という詩を紹介します。

ひとつの小さな約束があるといい
明日に向かって
ノートの片隅に書きとめた時と所
そこで出会う古い友だちの新しい表情

ひとつの小さな予言があるといい
明日を信じて
テレヴィの画面に現れる雲の渦巻き
〈曇のち晴〉天気予報のつつましい口調

ひとつの小さな願いがあるといい
明日を想って
夜の間に支度する心のときめき
もう耳に聞く風のささやき川のせせらぎ

ひとつの小さな夢があるといい
明日のために
くらやみから湧いてくる未知の力が
私たちをまばゆい朝へと開いてくれる

だが明日は明日のままでは
いつまでもひとつの幻
明日は今日になってこそ
生きることができる

ひとつのたしかな今日があるといい
明日に向かって
歩き慣れた細道が地平へと続き
この今日のうちにすでに明日はひそんでいる

 今日から始まる銅駝美術工芸高校での生活。皆さんが、「明日」の自分を思いながら、「今日」を大切に生きる、そのような素晴らしい「今日」を一日一日重ねていってくれることを心より願い、式辞といたします。

平成二十八年四月八日
            京都市立銅駝美術工芸高等学校長  吉田 功

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行事予定
5/17 再検尿
5/18 再検尿、インターンシップ説明会(LHR)
5/19 体育祭準備(45分短縮)
5/20 体育祭
5/21 体育祭予備日
京都市立美術工芸高等学校
〒600-8202
京都市下京区川端町15
TEL:075-585-4666
FAX:075-341-7006
E-mail: bijyutukougei@edu.city.kyoto.jp