京都市立学校・幼稚園
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文部科学省 スーパーサイエンスハイスクール 事業推進中!

重要 【研究部】スーパーサイエンスハイスクール(SSH) 第2回運営指導委員会 2/1開催

文部科学省スーパーサイエンスハイスクール(SSH)事業の新規研究指定から10か月が経過し、研究開発に対し、第三者からなる学識経験者等の専門的見地から指導・助言等を受けるため、「これからの時代に工学系高校で育むべき生徒像・コンピテンシーとその実現に向けた学校づくり」をテーマに第2回運営指導委員会を開催しました。各界で活躍される著名な有識経験者を迎え、新たな時代を見据えた先進的で魅力あふれる学校づくりを目指し、様々な角度から指導・助言等をいただきました。

■日時:令和6年2月1日(木)14:30〜17:00
■場所:本校図書室
■運営指導委員(五十音順・ご出席者) ≪敬称略≫
・北川智子
JAXA 宇宙航空研究開発機構 国際担当理事付きアドバイザー
・畑山満則
京都大学防災研究所附属巨大災害研究センター 教授
・牧野成将
株式会社 Monozukuri Ventures Holdings 代表取締役(CEO)※オンライン参加
・吉田大作
瓜生山学園 京都芸術大学クロステックデザインコース 准教授

「世界で活躍するホモ・ファーベルを育成するための研究開発〜未来を切り拓くSTEAM人材の育成〜」を研究テーマとする本校のSSH事業について、今回の運営指導委員会では特に「グランドデザインに基づくSSH成果指標」や、本校コア科目「プロジェクトゼミ」についてご助言をいただき、同日開催された生徒による「プロZERO・プロゼミ1合同ポスター発表会」を実際に見ていただきながら、生徒の様子も合わせて総合的に議論をする機会となりました。

SSH成果指標については、これからの時代に、どのような指標がふさわしいのか、大学・社会における成果指標の実例を踏まえながら、実際の教育現場でどのように指導に活かすのか、ご助言をいただきました。自分の発表を見てもらった生徒は、運営指導委員の先生方から評価をいただく一方で、「実社会では更にこのような課題が発生する」などの実例をアドバイスいただき、新たな「問い」が生まれていました。

運営指導委員の皆さまには、会議のみならず、日常的に他機関との連携の機会を作っていただき、SSH事業の推進に多大なるご助力とご支援をいただいております。運営指導委員の皆さまに厚くお礼申し上げるとともに、臨席を賜った京都市教育委員会事務局の皆さまに感謝申し上げます。
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重要 【SSH事業】日吉ケ丘高校「越境祭」 アフターパーティー 1/26参加!

1月26日(金)に日吉ケ丘高等学校で開催された「越境祭」アフターパーティーで、本年度も京都工学院から3グループが発表を行ってきました。

プロジェクトゼミ1から参加した2グループは、自分たちが1年間授業を通して探求してきた課題について、発表・交流を行いました。校内で活動している時よりも多くの視点から意見や質問をいただき達成感だけではなく、より良い活動発表への見通しも得ることができました。

また、SSH事業の東北地方防災学習プログラムのグループは、実際に現地に赴き肌で感じたことを伝えることができました。いつ、どこで、誰の身にも起こりえる災害について、今一度しっかりと考えてもらえるきっかけとになればと思います。

今回の「越境祭」アフターパーティーも、学校や年齢等の枠を「越境」し、互いに刺激を与え合うことができる場となりました。今後も様々な価値観を共有し枠にとらわれることなく、自分から様々な枠を「越境」し、日々の生活や活動に活かしていきたいと思います。
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重要 【SSH事業】東北地方防災学習プログラム 12/21〜23実施

SSH事業の一環である「東北地方防災学習プログラム」では、被災地に関わる課題解決型学習を通して、実社会に強く根差した知識や技術を習得することを目的としています。

社会課題について探究する意義や課題解決の価値を理解し、高い意欲をもって活動を進められることや、実社会で貢献するために必要となる資質・能力を身につけることから10月から事前学習を重ね、昨年の12月21日(木)から2泊3日で岩手県および宮城県に宿泊研修を実施しました。

研修初日は、岩手県庁職員の方々と南青山アパート災害公営住宅の見学や、避難生活の課題等について職員の方からインタビューを行いました。2日目は岩手県立高田高等学校の2年生と「復興防災減災連携学習プログラム」として、陸前高田の街のフィールドワークや防災訓練に関するワークショップを行いました。その後、岩手県立大船渡高等学校の元教頭である村上育朗先生の案内で、「いわてTSUNAMIメモリアル」など陸前高田周辺のフィールドワークを実施しました。最終日は、震災遺構大川小学校にて防災学習を行い、宿泊研修を終えました。

研修後、参加したメンバーで振り返りを行い、3学期の始業式にて全校生徒対して報告を行いました。始業式前には地震を想定した避難訓練があり、報告を通して全校生徒が避難訓練の在り方を見つめ直す機会になったと思います。今後は次回実施される避難訓練の内容を提案できるように定期的に議論を進めていきます。

最後になりますが、本プログラムの事前学習や宿泊研修にご協力いただきました、多くの方々には、本当に色々とお世話になりましてありがとうございました。
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重要 【SSH:特別講演会】欧州合同原子核研究機構(CERN) 客員研究員 田中ゆり氏 12/25開催

京都工学院高校では本年度より、「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」事業を通して、先進的な理数教育を実施するとともに、高大接続の在り方について大学との共同研究や、国際性を育むための取組を推進しています。講演会を通じて、発見する力(問題発見力、気付く力)や多面的・多角的に評価する力を育成し、また自らのキャリア形成について考える契機ともしています。

この度、特別講演会として欧州原子核研究機構(CERN)にて宇宙芸術に挑み、科学者と芸術家をつなぐ国内外のプロジェクトで、未知なる宇宙の表現を探り続けている田中ゆり氏をお招きしました。講演会では、「素粒子」「ダークマター」「反物質」などのサイエンスの用語がたくさん出てくる一方で、霧箱で観察できる宇宙線の飛跡、国際宇宙ステーション(ISS)での宇宙芸術実験などの作品を鑑賞する時間があり、実際に五感で宇宙を感じることができました。

宇宙はまだまだ分からないことが多く、科学と芸術の両面から宇宙にアプローチすることで、簡単に答えが出ない問題に対しても、様々な視点で表現できることがあることを知り、作品を作ること自体よりも、共創的な協働の中で喜びを分かち合うことの大切さを学びました。

田中氏ご自身のキャリアについてもお話しいただき、生徒は冬休みに自らのキャリアを描くために何をすべきか、多くのヒントを得る機会となりました。
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重要 【SSH事業】冬期学習会「留学生による化学に関する講演会」 12/26開催

SSHの研究指定から半年以上が経過し、国内外の関係者との連携を加速させています。フロンティア理数科1年生を対象に、大阪大学で理工系研究をされているZhu様(中国出身)をお迎えし、研究内容のセルロース・ナノファイバーについての講演を英語で行なっていただきました。

■日時 12月26日(火)11:50〜12:40
■会場 プロジェクトラボ
■講師 Luting Zhu様(講師補助 Yuqing Jin様)

セルロース・ナノファイバーとは、木などの繊維をナノ単位まで分解し、再構築することによって、金属よりも強い強度の得られる性質を活用した最先端の素材であり、車や家具など様々な物に応用されています。

中国出身の中国語話者が、日本の大学において、英語で研究を進めることについてお話いただき、その親しみやすい語り口から、生徒も親近感を持って講義をお聞きすることができました。講義後には、英語での質疑応答も行い、終了後には個別に現物を手に取り、質問する積極的な様子も見られました。
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重要 【SSH事業】F-STEAMB『理科(物理)×工業(ロボット)』 12/15実施

京都工学院高校では本年度より、「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」事業を通して、先進的な理数教育を実施するとともに、高大接続の在り方について大学との共同研究や、国際性を育むための取組を推進しています。

そこで、SSH事業の特例科目である『F-STEAM』では、理論と実践を往還しながら物事を捉え、思考・行動できることを目標とし、親和性が高い科目をクロスした授業を展開します。

12月15日(金)に、理科(物理)×工業(ロボット)のクロスカリキュラム授業『F-STEAMB』で、ロボットアームを用いておもりを持ち上げることを通して、ロボットの設計においてどのように力のモーメントの概念が利用されているか学習しました。

ロボットアームの先端のおもりを増やしていき、アームが回転できなくなるまでの耐荷重を測定します。人間の腕の関節がどのような役割を果たしており、どのように荷物を支えているのかについても考察しました。普段の授業で学ぶ力のモーメントの概念が日常的な思考の延長にすぎないことを知り、理科や数学の学習の意義を改めて考える授業となりました。
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重要 【SSH事業】台湾・台北市大安高級工業職業学校 12/5来校

文部科学省スーパーサイエンスハイスクール(SSH)事業の研究指定を受け、海外への渡航及び現地での活動を計画するとともに、積極的に海外からの渡航者を受け入れることで、多様な存在との交流の機会を設けています。

こうした中、台湾の工学系学科を有する台北市大安高級工業職業学校の生徒16名と教員2名が訪日することを機に、本校を学校訪問したい旨の申出があったことを受け、授業参加や本校生徒との交流事業を行いました。

■日 時 令和5年12月5日(火)9:00〜13:00
■訪問者 台北市大安高級工業職業学校 生徒16名、教員2名

歓迎セレモニーの後、まちづくり学(工業・建築)や論理表現(英語)の授業を受講し、工学系学科を有する異なる文化的背景を持つ高校生同士が国際交流し、相互理解を深めました。交流の最後には、別れを惜しむ姿があちこちで見られ、再会を約束する様子もありました。

英語だけでなく、工学系高校同士ならではの学びを活かした共通の関心事が相互の共通言語となり、生徒はすぐに打ち解けて「楽しかった」「また交流したい」との声が聞かれています。

引率教員である学務主任・簫為康先生からは「次は京都工学院高校が台湾にお越しください」との温かい言葉をいただき、本校を後にされました。
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重要 【SSH事業】エゴ・レモス 氏 来校(東ティモールより)

文部科学省スーパーサイエンスハイスクール(SSH)事業の新規研究指定から半年が経過し、本校では、多様な存在と協働した学びに重点を置いた研究開発の推進を加速させています。

そこで来年度には、「アジアで一番若い国」と言われる東ティモールへの生徒派遣を計画しており、現地での課題解決学習へ向けて、今年度本校教員が視察をする予定です。先日、東ティモールを代表するミュージシャンであるエゴ・レモス氏が本校を訪問され、大窪校長との意見交換や校内視察等の時間が持たれました。

■日 時 11月17日(月)15:00〜17:00
■来校者 エゴ・レモス氏(東ティモール 歌手・環境保全活動家)

エゴ・レモス氏は、環境保全、農業・文化活動の進行のためのNGOを設立、「アジアのノーベル賞」とも呼称されるマグサイサイ賞を受賞されました。11月11日(土)にマニラで開催された授賞式後に来日、浅利美鈴教授(総合地球環境学研究所)からのご紹介により来校が実現しました。

校内を視察しながら、「いつか東ティモールの高校生を、京都工学院高校に派遣し学ばせたい」とのコメントもいただきました。12月の本校教員の東ティモール渡航時に、現地での再会を約束し、帰路に就かれました。
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重要 【SSH事業】防災学習プログラム 岩手県庁職員による講演会 11/24実施

京都工学院高校では本年度より、「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」事業を通して、先進的な理数教育を実施するとともに、高大接続の在り方について大学との共同研究や、国際性を育むための取組を推進しています。

12月に実施する「東北地方防災学習プログラム」の事前学習会の一環として、岩手県庁職員による講演会を行いました。このプログラムは、被災地に関わる課題解決型学習を通して、実社会に強く根差した知識や技術を習得し、社会課題について探究する意義や課題解決の価値を理解し、高い意欲をもって活動を進められる資質・能力と、実社会で貢献するために必要となる資質・能力を身につけることを目的としています。

講演会では、実際に東日本大震災の復興事業に携わっておられた、岩手県庁職員の高杉様と天沼様より、行政職員としての復興の状況について具体例を交えながら分かりやすくご講演いただきました。生徒からは積極的な質問も多くあり、12月のプログラムに向けて有意義な事前学習になりました。

高杉様並びに天沼様、大変お忙しい中、貴重なお話をいただきありがとうございました。
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重要 【SSH事業】フロンティア理数科「未来へ羽ばたくためのキャンプ」3日目  11/16実施

フロンティア理数科2年生「未来へ羽ばたくためのキャンプ」3日目の最終日、村田機械株式会社とオンラインで交流を行いました。

先ずは会社の概要を説明頂いた後、グループに分かれて、グループごとに社員の方と交流を行いました。「高校時代にどのように勉強していたか」「会社を選んだきっかけは何か」といった質問から、「社会人になって大変なことは何か」といった質問にまで丁寧に答えて頂き、生徒たちは今後社会に出た時にどのような力が求められているのか、普段の高校での学びがどのように社会につながるのか、イメージすることができました。

交流を終えた後は、「未来へ羽ばたくためのキャンプ」3日間のまとめを行い、残りの高校生活をどのように過ごすのか、大学、そして今後10年間をどのようにしたいのか、皆の前で宣言してもらいました。他の生徒の宣言に対しても活発に質問が出て、フロンティア理数科全員はこれからチームで、大学進学、そして10年後の進路実現を目指します。
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学校行事
3/1 卒業式
3/4 1年研修旅行(屋久島・種子島方面) 2年学年末考査
3/5 1年研修旅行(屋久島・種子島方面) 2年学年末考査
3/6 1年研修旅行(屋久島・種子島方面)
3/7 1年研修旅行(屋久島・種子島方面) 中期選抜(生徒登校禁止)
京都市立京都工学院高等学校
612-0884
京都市伏見区深草西出山町23
TEL:075-646-1515
FAX:075-646-1516
E-mail: kogakuin@edu.city.kyoto.jp