京都市立学校・幼稚園
文字: 大きく | 小さく | 標準 配色: 通常 | 白地 | 黒地
ハートフルマーク
文部科学省 スーパーサイエンスハイスクール 事業推進中!

開校宣言

開校式において学校長より開校を宣言いたしました。

開校宣言

開校式 謝辞

世界中の人々から人気観光スポット2年連続日本一の伏見稲荷大社の南側に位置する京都市伏見区に本日、日本の将来を担っていく科学技術者を育成する新しい学校・京都工学院高等学校が誕生しました。開校に際しまして、ひとことお礼の言葉を述べさせていただきます。
本日は、門川大作京都市長様、津田大三京都市会議長様をはじめ多くの市会議員の先生方、洛陽・伏見 両工業高校の関係者の皆様、地域代表の皆様のご臨席を賜り、京都工学院高等学校の開校式を、このように盛大に開催いただきましたこと、学校を代表いたしまして厚く御礼申し上げます。また工業改革にご尽力いただいた将来構想委員、候補地選定委員、校名検討委員の皆様、また改修及び新築工事・施設整備・ICT環境整備など開校に多大なご尽力ご支援をいただきました多くの関係者の皆様、連携協定でお世話になった産業界・大学関係者の皆様、そして教育委員会の皆様に対しまして、あらためて高いところからではございますが、厚く御礼申し上げます。
さて科学技術の進歩は日進月歩、産業界も加速度的に変化しています。場合によっては今ある企業の多くが、五年後あるいは十年後には今の仕事から大きく進化し、新しい製品を製造していたり分野の違う仕事になっていたりしているといっても過言ではない時代になっています。今や人工知能搭載のコミュニケーションロボットが一家に一台という時代がもうそこまで来ているかもしれません。そのように加速度的に進化していく社会状況の中、伝統のある2校が再編統合し、「高い英知や志を結集した、ものづくり・まちづくり教育を通じて、京都から全国そして世界へと羽ばたく工学系人材を 育成する」京都工学院高校が誕生することになりました。魅力ある高校づくりに向け、準備に携わった教職員総力を挙げて新しい高等学校のあるべき姿を検討してまいりました。

 現在まで多くの優秀な技術者を輩出してきた両校の同窓生の皆さんとも意見交換をさせていただきました。やはりその都度感じましたのは、母校に対する誇りと熱い思いでした。準備に携わってきた我々には、先輩方が築き上げてこられた良き伝統をしっかり継承するとともに、社会の発展や変化に真摯に向き合い、時代に先駆けた科学技術を学ぶ先進的な高校にしていく使命がございます。このタイミングで開校の準備に携われたことを光栄に思いつつ、あらためて責務の重大さに身の引き締まる思いをしているところでございます。

 京都工学院高校は、科学S、技術T、工学E、数学M この4つの関連性の深い分野を一体的に学ぶSTEM教育を推進するとともに、社会課題の解決に向けたプロジェクト型学習スタイル(PBL)を実践し、答えのない課題に対し、専門分野の違う生徒同士がチームを組んで解決に向けてチャレンジしていく、今までにない新しい仕掛けを用意しています。そしてさらに生徒自身の主体的な学びや学習意欲を育成していくために、全教科アクティブ・ラーニングの積極的な導入、そして全館Wi-Fi環境を整備し、一人一台のタブレットPCを活用した取り組みも充実させ、ICT教育を推進していきます。

 生徒の皆さん、この素晴らしい教育環境のもと、開校一年目にふさわしい思い切った先進的な取組を、我々とともに進めていきましょう。そして京都に理工系分野を学ぶ先進的な学校があるんだということを、我々とともに、思う存分全国に発信していきましょう。

結びにあたりまして、この京都工学院高等学校は、将来直面する答えのない課題や環境の変化に柔軟に対応し、ものづくりを通じて、人類の豊かさの共有と平和に貢献することを使命とし、そしてまた、生徒や保護者の皆さん、そして教職員、地域の皆様方、さらには京都市にとって誇りとなる高等学校にしてまいりますことをお誓い申し上げ、感謝の言葉といたします。

平成二十八年四月八日
京都市立京都工学院高等学校
校 長   砂 田 浩 彰

画像1

挨拶

京都市立京都工学院高等学校の校長を拝命いたしました砂田浩彰と申します。
 歴史と伝統を誇る洛陽工業高校と伏見工業高校の再編により創設される,京都市立京都工学院高校がいよいよ平成28年4月8日に開校式典を迎えます。現在,教職員一丸となって開校に向けて鋭意準備を進めております。
 新しく誕生します「京都工学院高校」という学校名には,『生徒達が夢と希望を胸に抱き,高い英知や志を結集した「ものづくり」「まちづくり」教育を通じて,豊かな人間性や創造力を培い,未来を切り拓く次世代の科学技術を担う工学系人材として,「ものづくり都市•京都」から全国へ,そして世界へ羽ばたいてほしい』という願いが込められています。
 科学技術の世界は日進月歩です。例えば,携帯電話,スマートフォンやタブレットPC,時計型の端末などつい最近まで夢の世界だったものが,現実に日常生活で欠かせない便利なコミュニケーションツールとして活用できるようになりました。それにより生き方や見る世界も変わってきました。我々はこの科学技術の目覚ましい進歩に柔軟に対応し,「ものづくり」「まちづくり」教育の先端を担う学校として,この京都の地から全国に力強く発信できるよう,校名にふさわしい学校にしたいと考えています。
 本校では,プロジェクト型学習(PBL),STEM教育,アクティブラーニング,大学や産業界などの外部機関との連携,マンガとコラボした制服など,新しい学校ならではの様々な仕掛けを用意しています。
 また,校舎等の整備工事も関係者のご尽力により開校に間に合いました。改めて感謝申し上げます。本校のシンボルとなる地域・社会に開かれた「クリエイトキューブ」,工業のハイテク機器を備えた「テクニカルステーション」,全国の公立高校としては屈指の「最先端のICT環境」,また高性能の人工芝グラウンドやトレーニングルームをはじめ,充実した教育環境とともに,生徒のみなさんの高校生活を文武両面からサポートします。
 この学び舎とともに,生徒のみなさんが,本校のフロンティア理数科・プロジェクト工学科での高校生活を通して,科学技術で社会の発展に貢献する人材として,未来を切り拓き,夢への一歩を踏み出すことを願っています。
 一昨年の冬より実施してきた学校説明会・体験会では,延べ3,000人を超える生徒・保護者の方にご参加いただくとともに,本年2月の前期入学者選抜には定員185名に対して460名を超える生徒のみなさん,3月の中期選抜には募集定員55名に対して140名を超える生徒のみなさんに受検をいただくなど,改めて期待の大きさに身の引き締まる思いをしているところでござます。
 大変な重責ですが,初代学校長として生徒と教職員がともに生き生きと過ごし,夢に満ちた心の通い合う感性豊かな学校を目指して,誠心誠意,魂を込めて努めていく所存でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 合格者のみなさん,この京都工学院高校で“新しい歴史を刻む第一期生”として出会えることを楽しみにしています。

関係者の皆様,今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。


平成28年4月
京都市立京都工学院高等学校 校長 砂田浩彰

画像1
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
京都市立京都工学院高等学校
612-0884
京都市伏見区深草西出山町23
TEL:075-646-1515
FAX:075-646-1516
E-mail: kogakuin@edu.city.kyoto.jp