最新更新日:2024/06/01 | |
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【SSH事業】冬期学習会「留学生による化学に関する講演会」 12/26開催
SSHの研究指定から半年以上が経過し、国内外の関係者との連携を加速させています。フロンティア理数科1年生を対象に、大阪大学で理工系研究をされているZhu様(中国出身)をお迎えし、研究内容のセルロース・ナノファイバーについての講演を英語で行なっていただきました。
■日時 12月26日(火)11:50〜12:40 ■会場 プロジェクトラボ ■講師 Luting Zhu様(講師補助 Yuqing Jin様) セルロース・ナノファイバーとは、木などの繊維をナノ単位まで分解し、再構築することによって、金属よりも強い強度の得られる性質を活用した最先端の素材であり、車や家具など様々な物に応用されています。 中国出身の中国語話者が、日本の大学において、英語で研究を進めることについてお話いただき、その親しみやすい語り口から、生徒も親近感を持って講義をお聞きすることができました。講義後には、英語での質疑応答も行い、終了後には個別に現物を手に取り、質問する積極的な様子も見られました。 【SSH事業】F-STEAMB『理科(物理)×工業(ロボット)』 12/15実施
京都工学院高校では本年度より、「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」事業を通して、先進的な理数教育を実施するとともに、高大接続の在り方について大学との共同研究や、国際性を育むための取組を推進しています。
そこで、SSH事業の特例科目である『F-STEAM』では、理論と実践を往還しながら物事を捉え、思考・行動できることを目標とし、親和性が高い科目をクロスした授業を展開します。 12月15日(金)に、理科(物理)×工業(ロボット)のクロスカリキュラム授業『F-STEAMB』で、ロボットアームを用いておもりを持ち上げることを通して、ロボットの設計においてどのように力のモーメントの概念が利用されているか学習しました。 ロボットアームの先端のおもりを増やしていき、アームが回転できなくなるまでの耐荷重を測定します。人間の腕の関節がどのような役割を果たしており、どのように荷物を支えているのかについても考察しました。普段の授業で学ぶ力のモーメントの概念が日常的な思考の延長にすぎないことを知り、理科や数学の学習の意義を改めて考える授業となりました。 【SSH事業】台湾・台北市大安高級工業職業学校 12/5来校
文部科学省スーパーサイエンスハイスクール(SSH)事業の研究指定を受け、海外への渡航及び現地での活動を計画するとともに、積極的に海外からの渡航者を受け入れることで、多様な存在との交流の機会を設けています。
こうした中、台湾の工学系学科を有する台北市大安高級工業職業学校の生徒16名と教員2名が訪日することを機に、本校を学校訪問したい旨の申出があったことを受け、授業参加や本校生徒との交流事業を行いました。 ■日 時 令和5年12月5日(火)9:00〜13:00 ■訪問者 台北市大安高級工業職業学校 生徒16名、教員2名 歓迎セレモニーの後、まちづくり学(工業・建築)や論理表現(英語)の授業を受講し、工学系学科を有する異なる文化的背景を持つ高校生同士が国際交流し、相互理解を深めました。交流の最後には、別れを惜しむ姿があちこちで見られ、再会を約束する様子もありました。 英語だけでなく、工学系高校同士ならではの学びを活かした共通の関心事が相互の共通言語となり、生徒はすぐに打ち解けて「楽しかった」「また交流したい」との声が聞かれています。 引率教員である学務主任・簫為康先生からは「次は京都工学院高校が台湾にお越しください」との温かい言葉をいただき、本校を後にされました。 |
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