京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/05/17
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【最高教育目標】自立する生徒、自律する学校   【学校教育目標】まわりと繋がり、「学ぶ力」を身に付ける

夏休みに向けて…その2『なぜ勉強をするのか?』

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 終業式でお伝えした2つ目の話題です。「皆さんはなぜ勉強しているのでしょうか?」と全校生徒に聞いてみました。以前から一度聞いてみたいと思っていました。もちろん正解は一つではなくそれぞれがどう考えている、あるいはどう向き合っていくのかが知りたかったのです。その時、勇気ある1年生が2名も挙手してくれ、みんなの前で考えを述べてくれました。共通の答えは「将来のため」でした。これも正解。中学生にとってはこれからの長い人生を豊かに過ごしていくためには必要だと思います。この時期にはどうしても目の前にある各種テストや受験などがあり、そことにも向き合っていかないといけません。学びの最終ゴールはいつでいったいどんな姿なのでしょうか?人生にゴールはあるのでしょうか??答えがないテーマなのでじっくり議論できたら面白いですね。私は「幸せ」に生きることが勉強の目的なのかと最近思うようになりました。では、「幸せ」とは一体何がどうなった状態なのでしょうか??とまあ話が尽きず、結論も出ませんがこのことを今考えることが中学生にとって大切なことではないかと思います。夏休みの課題にしてほしいです。

夏休みに向けて…その1『振り返り』

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八月になりました。
中学校も夏季休業に入り10日が過ぎ、ひと段落ついたようなところですが猛暑続きで体調など崩しておられないでしょうか?

先日の終業式で生徒の皆さんにお伝えした2つの話題をこちらでも紹介させていただきます。一つ目は1学期の「振り返り」をしようと伝えました。学校の授業でも頻繁にやっていることと思いますが、夏休みの時間のあるタイミングでじっくりと自分を見つめ直すことを薦めました。何が良かった、何が悪かっただけでなく、その出来事について「その時の自分はどう考えていたのだろう?」感情や気分、周りの様子も含めて思い出してみましょう。イメージとしては過去の自分を他人と考え、第三者目線でとらえられるといいですね。客観的に自分を見取ることができれば過去の自分に良いアドバイスできるかもしれません。自分の性格もよくわかるようになるかもしれません。そんなことが出来ると今の自分も一回り成長できるのかもしれませんね。と話していました。少し難しそうに聞こえますが要するに、夏休みの心も時間も余裕のある時にじっくりと思いにふけてみてほしいということでした。私も振り返っています。

「挨拶」について

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 「おはようございま〜す」
朝の校門では生徒会の『学校活性化Week』の取り組みで挨拶が行われています。7月号の学校便りでも触れましたがなぜ「挨拶」は大切なのでしょうか?
その意味が少しわかると自然な挨拶ができるようになるのかとも思っています。
学校でも必要性を話すことはあります。することが常識だとか気持ちよく生活するためのコミニケ―ションだとか第一印象を大切にするだとか礼節であるなどなど…。どれも正しいと思います。学校をはじめ社会の様々なコミニニティで協働的に活動する場ではお互いの存在を認識し、認めあう事がとても大切だと感じています。学校においても同様で生徒も先生も立場は違えど居場所がちゃんとあり、安心して過ごすことが大切です。この挨拶には自分の心を開いて相手のことを認めているよという意思表示のパワーがあります。承認欲求を満たす役割ともいえそうです。そんな効果もあることを意識すると気持ちよく挨拶ができるのかもしれません。
できることなら「少し笑顔で」「相手の目を見て」「張りのあるいい声で」できると素敵ですね(*'▽')こんな「挨拶力」をぜひ手に入れたいものです。

「主体的・対話的で深い学び」

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アクティブラーニングと言うこともありますが今は「主体的・対話的で深い学び」という表現で学習指導要領や様々な教育目標の指針となり授業改善の視点となっています。本校でも教育目標における重点目標の中に「深い学びを創出する言語活動を通して、思考・判断・表現力を育成する」としています。
「対話的」とは一体どういうことなのでしょうか?
私が以前勤めていた学校では難聴学級があり、中にはうまく声を発生できない生徒やもちろん音声の聞き取りが難しい生徒もいました。そんな中において考えると「対話的」は話し合うだけではなさそうです。一般論として教育の中での「対話的」は、生徒同士の対話、教職員や地域の方との対話、先哲の考えを手掛かりにするための文献や資料、ネット検索などからとの対話が言われています。もう少し広く考えますと手話、アイコンタクト、文章のやり取り、意思の疎通やコミュニケーションも対話的なのかもしれません。
 どちらにせよそこから自分の考えだけにとらわれてしまうのではなく、他者の考えに触れ、自分の考えを広げて深めることにつながることが重要だといえます。教室では様々な形で対話が繰り返され、気づきと学びのサイクルが繰り返されていました。

学びの跡

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北校舎の階段の踊り場に掲示されていました。1年生の国語の時間に行われた成果物です。
読んでみますと、実に面白い!なかなか感心する作品が多かったです。学校にあるモノになってその気持ちを表現する課題だと思います。私たちは日ごろ生徒に「相手の気持ちになって考えよう」とよく発信しています。人と人のかかわりでは一番重要な点で,いわゆるコミュニケーション力にもつながるものだと考えます。今回はあるモノですがその気持ちになって考える力は大切な学びにつながっているなあと感じました。感性豊かなこの時期にこそのテーマなのかもしれません。

チャットGPT

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 最近,チャットGTPがトレンドとして紹介されることがよく見かけます。
チャットGPTは、高度なAI技術によって、人間のように自然な会話ができるAIチャットサービスです。2022年11月に公開され、たちまち無料で利用できる革新的なサービスとして注目を集め、生成した文章の見事さや人間味のある回答がSNSなどでも広がっているようです。大学では学生のレポートや論文に使用できることもあり様々なルールやモラルも含め対応を進めているようです。今後様々なところで使われていくであろうと思います。もうすでに中学生でも使っている人もいるのではないでしょうか。
 私はまだ使っていませんが今度、使ってみようと思っています。学校教育においても時代の流れでその時々に注目されるワードが現れてきます。ここ最近では「GIGA」「個別最適学習」「協働的な学び」「デジタルDX」「デジタルシティズンシップ」「インクルーシブ教育」「Society5.0」「非認知能力」「EdTech」etc..などなどです。私たちは新しいものや言葉が出てきますとすぐに反応してしまうところもあるのですが、教育者としては今のデジタル社会に無理やり対応するのではなく教育理念の実現のためにこれらをうまく活用していくのが一番いいのではと考えています。ちなみにこの文章は自分で考えています<(_ _)>
  

「自治」の力とシティズンシップ

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シティズンシップ教育は、めまぐるしく変化する現代社会において、子どもたちが将来、市民としての十分な役割を果たせるように、近年、欧米諸国を中心に学校教育で導入されてきています。「シティズンシップ(Citizenship)」は、日本では、「市民性」と訳されています。これまで「市民権」「公民権」などと訳され、国籍や参政権に近い概念であったものが、「市民社会でいかに振る舞うか」といった概念へと広がってきているところです。
学校教育では,小学校・中学校の社会科や高校の公民科を中心に,民主政治や政治参加,法律や経済の仕組み,勤労の権利と義務についての教育が従来から行われており,また,消費者としての知識や態度を身に付けるため,社会科や家庭科を中心に子どもの発達の段階に応じた指導が行われてます。
桃陵中学校では本日(4/20),生徒会の取り組みの一環でクラスの各委員会代表生徒の認証式が行われました。そこで生徒の皆さんへお話ししたことですが「生徒による自治」の力を高めていき良い学校を目指そうと伝えました。この自治の力を高めていくことが前述の「シティズンシップ(Citizenship)」につながると考えます。学校生活の中で多様な人と関わり,時にはぶつかり,時には支えあいながら様々な場面でいかに振る舞い,どう進んでいくのか。私たち教職員はしっかりと見取り,良き伴走者になれればと考えます。
がんばれ桃陵中学生!!

入学式 式辞

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美しい花には適度な雨が欠かせません。本日の天候はきっと新入生の皆さんに祝福の花を贈るためのものでしょう。そんな春の佳き日にご来賓並びに保護者の皆様のご臨席を賜り、「令和5年度 第74回京都市立桃陵中学校 入学式」を挙行できますことを、大変うれしく思います。
本日晴れて中学生となった新入生の皆さん、「ご入学おめでとうございます」。新たな門出にあたり、充実した中学校生活を送ろうと決意に満ちた 74名の新入生を迎えることができましたことを喜ばしく思います。 
本日より皆さんは、伝統ある桃陵中学校の一員となりました。
在校生ならびに教職員一同、心より歓迎いたします。
さて,新入生のみなさんは小学校4年生のころから3年間,コロナ禍の中,学校行事や活動が制限されつつも学校生活を頑張ってきて来られたことと思います。もちろん現在も全てが元に戻ってはなく,感染対策を講じながらではありますが制限が徐々に緩和されていく状況です。
振り返ってみますと「コロナ禍」という言葉自体がマイナスのイメージを持つことが多いのですが私はそこから学ぶことも多かったのではと考えます。
例えばたくさんの感染者が出たとき,病院で働く人々の人命救助にかける対応。また,対面でやり取りがしにくくなっていた時,宅配などがかなり多くなりました。その運搬や物流の仕事関係者の方々のひたむきな姿。皆さんのすごく身近な存在であった小学校の先生方。  
皆さんが帰った後,毎日机や椅子,教室の消毒作業をしておられました。学校が閉鎖になったとき継続的な学習が止らぬよう様々な工夫を凝らし,対応しておられたことと思います。
私たちはそこから学ぶべきものがたくさんあったのではと思います。
なぜ人は人のためにと努力するのでしょうか?
私たちの生活は一人では成立しません。その時その時に話し合ったり,相談したりを繰り返し,一番良い判断をしていきます。
当然,困ったときは助けてもらったり,逆に助けたりしながら過ごしています。これから始まる中学校生活でも同じです。ここにはいろんな考えを持った人がいます。気の合う友達もいればそうでない人もいるかと思います。大切なのはその時自分はどう考え,どう行動するかです。
もちろん自分だけの考えを通そうとすると衝突するときもあります。
中学校では、学級や生徒会活動や部活動などもあり、いろいろな人と関わります。自分の考えや思いを上手に伝えるコミュニケーションの力をぜひ高めていってほしいと思います。
桃陵中学校では、学校教育目標を「自ら学び 心を豊かに 社会に貢献する 生徒を育てる。」としています。
「夢や希望をもって、よりよい生き方を考え、自分の考えや思いを伝え合える生徒」を目指して欲しいと思います。皆さんは今日まで、たくさんの人との出会い、そして多様な経験の中で、喜び、感動、悲しみ、挫折などの五感を味わいながら成長し、歩んできました。切磋琢磨しあった仲間、叱咤激励を受けた先生、そして温かく見守ってくれた 地域の方々の存在をこれからも忘れないでください。しかし何よりも、一番の理解者で、最高の応援者は皆さんのご家族だと思います。これからも感謝の気持ちを忘れないでください。
さて、保護者の皆様、本日はお子様のご入学、誠におめでとうございます。この春に6年間の小学校課程を無事に終えられ,ご卒業されましたこと、また、本日の入学の日を迎えられましたこと、心よりお祝い申し上げます。今日から、大切なお子様を桃陵中学校でお預かりします。我々教職員一同は、一年から三年までの生徒たち個々の可能性を少しでも伸ばせるよう教職員全員の力で取り組んでいきたいと決意を新たにしております。
しかし、昨今の予測不可能な時代の変化の中で、学校だけではすべてのことをやりきれるわけではありません。それぞれのご家庭や地域の皆様のご協力があって初めて、子どもたちは健やかに成長していけるものと思っています。学校と家庭そして地域の三者が協力し,信頼関係でつながっていくことが必要だと思います。それぞれの力を合わせて子どもたちを守り育てて行きたいと思っています。
最後になりましたが、大きな夢と希望を抱いて入学して参りました新入生のために、お忙しい中をご臨席賜りました学校運営協議会会長・PTA会長のご来賓に対しまして、高いところからではございますが、心より厚く御礼申しあげます。「本当にありがとうございます。」
それでは、新入生のみなさん、今日から始まる学校生活の中で、「夢や希望をもって、よりよい生き方を考え、自分の考えや思いを伝え合える生徒」を目指して欲しいと思います。みんなの力でこれまで以上に素晴らしい桃陵中学校を創っていきましょう。
新入生の皆さんにとって、これからの学校生活が一段と輝き、楽しく充実したものとなることを心より願い、私の式辞といたします。

令和5年4月7日  京都市立桃陵中学校 校長 新谷幸三

令和5年度が始まりました。

 初めまして,4月から桃陵中学校の校長として赴任いたしました新谷幸三(しんたにこうぞう)といいます。
 昨年まで3年間は京都市からの派遣で京都教育大学の連合教職実践研究科(教職大学院)に勤めておりました。
 教職員と保護者,地域の方々が一丸となり素晴らしい教育環境を達成している同校に着任した喜びはありますが,その責務の大きさに身のひきしまる思いがいたします。
また,入学式では足元の悪い中,ご参列いただき誠にありがとうございました。今後とも微力ではありますが本校の発展のため頑張りたいと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします。
  
 「頑張りには限界があるが創意工夫には限界がない」
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