京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/05/31
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【最高教育目標】自立する生徒、自律する学校   【学校教育目標】まわりと繋がり、「学ぶ力」を身に付ける

「自治」の力とシティズンシップ

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シティズンシップ教育は、めまぐるしく変化する現代社会において、子どもたちが将来、市民としての十分な役割を果たせるように、近年、欧米諸国を中心に学校教育で導入されてきています。「シティズンシップ(Citizenship)」は、日本では、「市民性」と訳されています。これまで「市民権」「公民権」などと訳され、国籍や参政権に近い概念であったものが、「市民社会でいかに振る舞うか」といった概念へと広がってきているところです。
学校教育では,小学校・中学校の社会科や高校の公民科を中心に,民主政治や政治参加,法律や経済の仕組み,勤労の権利と義務についての教育が従来から行われており,また,消費者としての知識や態度を身に付けるため,社会科や家庭科を中心に子どもの発達の段階に応じた指導が行われてます。
桃陵中学校では本日(4/20),生徒会の取り組みの一環でクラスの各委員会代表生徒の認証式が行われました。そこで生徒の皆さんへお話ししたことですが「生徒による自治」の力を高めていき良い学校を目指そうと伝えました。この自治の力を高めていくことが前述の「シティズンシップ(Citizenship)」につながると考えます。学校生活の中で多様な人と関わり,時にはぶつかり,時には支えあいながら様々な場面でいかに振る舞い,どう進んでいくのか。私たち教職員はしっかりと見取り,良き伴走者になれればと考えます。
がんばれ桃陵中学生!!

入学式 式辞

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美しい花には適度な雨が欠かせません。本日の天候はきっと新入生の皆さんに祝福の花を贈るためのものでしょう。そんな春の佳き日にご来賓並びに保護者の皆様のご臨席を賜り、「令和5年度 第74回京都市立桃陵中学校 入学式」を挙行できますことを、大変うれしく思います。
本日晴れて中学生となった新入生の皆さん、「ご入学おめでとうございます」。新たな門出にあたり、充実した中学校生活を送ろうと決意に満ちた 74名の新入生を迎えることができましたことを喜ばしく思います。 
本日より皆さんは、伝統ある桃陵中学校の一員となりました。
在校生ならびに教職員一同、心より歓迎いたします。
さて,新入生のみなさんは小学校4年生のころから3年間,コロナ禍の中,学校行事や活動が制限されつつも学校生活を頑張ってきて来られたことと思います。もちろん現在も全てが元に戻ってはなく,感染対策を講じながらではありますが制限が徐々に緩和されていく状況です。
振り返ってみますと「コロナ禍」という言葉自体がマイナスのイメージを持つことが多いのですが私はそこから学ぶことも多かったのではと考えます。
例えばたくさんの感染者が出たとき,病院で働く人々の人命救助にかける対応。また,対面でやり取りがしにくくなっていた時,宅配などがかなり多くなりました。その運搬や物流の仕事関係者の方々のひたむきな姿。皆さんのすごく身近な存在であった小学校の先生方。  
皆さんが帰った後,毎日机や椅子,教室の消毒作業をしておられました。学校が閉鎖になったとき継続的な学習が止らぬよう様々な工夫を凝らし,対応しておられたことと思います。
私たちはそこから学ぶべきものがたくさんあったのではと思います。
なぜ人は人のためにと努力するのでしょうか?
私たちの生活は一人では成立しません。その時その時に話し合ったり,相談したりを繰り返し,一番良い判断をしていきます。
当然,困ったときは助けてもらったり,逆に助けたりしながら過ごしています。これから始まる中学校生活でも同じです。ここにはいろんな考えを持った人がいます。気の合う友達もいればそうでない人もいるかと思います。大切なのはその時自分はどう考え,どう行動するかです。
もちろん自分だけの考えを通そうとすると衝突するときもあります。
中学校では、学級や生徒会活動や部活動などもあり、いろいろな人と関わります。自分の考えや思いを上手に伝えるコミュニケーションの力をぜひ高めていってほしいと思います。
桃陵中学校では、学校教育目標を「自ら学び 心を豊かに 社会に貢献する 生徒を育てる。」としています。
「夢や希望をもって、よりよい生き方を考え、自分の考えや思いを伝え合える生徒」を目指して欲しいと思います。皆さんは今日まで、たくさんの人との出会い、そして多様な経験の中で、喜び、感動、悲しみ、挫折などの五感を味わいながら成長し、歩んできました。切磋琢磨しあった仲間、叱咤激励を受けた先生、そして温かく見守ってくれた 地域の方々の存在をこれからも忘れないでください。しかし何よりも、一番の理解者で、最高の応援者は皆さんのご家族だと思います。これからも感謝の気持ちを忘れないでください。
さて、保護者の皆様、本日はお子様のご入学、誠におめでとうございます。この春に6年間の小学校課程を無事に終えられ,ご卒業されましたこと、また、本日の入学の日を迎えられましたこと、心よりお祝い申し上げます。今日から、大切なお子様を桃陵中学校でお預かりします。我々教職員一同は、一年から三年までの生徒たち個々の可能性を少しでも伸ばせるよう教職員全員の力で取り組んでいきたいと決意を新たにしております。
しかし、昨今の予測不可能な時代の変化の中で、学校だけではすべてのことをやりきれるわけではありません。それぞれのご家庭や地域の皆様のご協力があって初めて、子どもたちは健やかに成長していけるものと思っています。学校と家庭そして地域の三者が協力し,信頼関係でつながっていくことが必要だと思います。それぞれの力を合わせて子どもたちを守り育てて行きたいと思っています。
最後になりましたが、大きな夢と希望を抱いて入学して参りました新入生のために、お忙しい中をご臨席賜りました学校運営協議会会長・PTA会長のご来賓に対しまして、高いところからではございますが、心より厚く御礼申しあげます。「本当にありがとうございます。」
それでは、新入生のみなさん、今日から始まる学校生活の中で、「夢や希望をもって、よりよい生き方を考え、自分の考えや思いを伝え合える生徒」を目指して欲しいと思います。みんなの力でこれまで以上に素晴らしい桃陵中学校を創っていきましょう。
新入生の皆さんにとって、これからの学校生活が一段と輝き、楽しく充実したものとなることを心より願い、私の式辞といたします。

令和5年4月7日  京都市立桃陵中学校 校長 新谷幸三

令和5年度が始まりました。

 初めまして,4月から桃陵中学校の校長として赴任いたしました新谷幸三(しんたにこうぞう)といいます。
 昨年まで3年間は京都市からの派遣で京都教育大学の連合教職実践研究科(教職大学院)に勤めておりました。
 教職員と保護者,地域の方々が一丸となり素晴らしい教育環境を達成している同校に着任した喜びはありますが,その責務の大きさに身のひきしまる思いがいたします。
また,入学式では足元の悪い中,ご参列いただき誠にありがとうございました。今後とも微力ではありますが本校の発展のため頑張りたいと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします。
  
 「頑張りには限界があるが創意工夫には限界がない」
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