京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/26
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学校教育目標 社会適応力の育成 〜変化する未来に向けて〜

H29年度学校教育目標・経営方針等

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京都市立春日丘中学校「平成29年度学校経営方針」

≪学校教育目標≫
      
 確かな自立・志ある貢献 

確かな自立:一人ひとりの生徒が社会に巣立つために行う教育の最終目的であり,すべての本校教育活動が向かうべき目標とする。

志ある貢献:志をもちながら人や社会に役立つことであり,生きていく意義であり,生徒が本校教育活動において実感し喜びとし,将来社会で役立つことを目指す意識を養うことを目標とする。
・自らの将来展望をもたせ,生活できる素地を培う生徒を育てること。
・多様な人々と共に学び,人権文化の担い手となる生徒を育てること。
・温かな心をもって他者や社会の役に立とうとする姿勢や能力を育てるこ と。


≪学校経営方針・(具体的教育内容)≫

1.授業を通して自ら学びに向かい,確かな学力を身に付けた生徒を育てる。
(1)確かな学力を育成する
・すべての教育活動において「目標」と「振り返り」を明らかにして,その目的を明確にして,生徒に周知を図る。
・これまで積み上げてきた授業におけるグループ学習等の活用による実践を基に,「主体的・対話的な深い学び」を推進する。
・各教科等で,単元構想図などを用いて単元全体の見通しをもった授業を行う。
・学力向上プロジェクトチームを結成し,授業改善のための具体的手立てを進める。

(2)学習指導と生徒指導の一体化を進める
・学習規律と規範意識の向上を進める発想をすべての教育活動,繰り返しや習慣化をあらゆる学習活動において徹底する。
・主体性,社会性が育まれる学習や行事,取組の仕掛けを設ける。
・学級担任・教科担任・部活顧問などの連携を深め,多角的な学習指導・生徒指導を進める。

(3)授業と家庭学習を連動させ,自学自習の習慣を身に付けさせる。
・授業終末に振り返りと次の授業の予告を行い,次時の授業に生かせる予習的な内容の課題を出す。
・上記で与えた課題を生かした授業を展開する。

(4)総合育成支援教育の視点による個別の支援の充実をすすめ,すべての子どもに行きとどいた教育活動を行う。

2.温かな心を育み,思いやりをもった行動化を進める
(1)命を大切にする心,他者に温かな思いをもてる心,「ありがとう」の感謝の心などあらゆる教育活動において豊かな心を育み,自己肯定感をもって,互いに認め合い,励まし合う態度を育成する。

(2)いじめは人権侵害であることを徹底的に理解させ,いじめは絶対に許さなれないことの指導を徹底する。

(3) 道徳教育…自分の生き方を考えさせ,社会と協調しながらよりよく生きる態度を培う。

(4)特別活動…平成29年度,30年度国立教育政策研究所教育課程研究センター研究指定を受けて,道徳教育,総合的な学習の時間と関連させながら,様々な地域の方々と交流する活動を,さらに推進する。またその中で,社会の一員として必要な公共心や生命尊重,地域に貢献できる心を育てる。

(5) 人権学習…感性に訴え,正しい認識を学び,自分を見つめさせる。人権尊重の精神を育て,自他を大切にし,違いを認める心と態度を培う。人権月間においては,現代において特に正しい認識が必要な差別問題について集中的な学習を行い,差別しない,差別を許さない確かな人格形成を目指す。また,社会科及び外部講師による学習などあらゆる機会を通して,人権問題と自分の関わりを考えさせる。社会科学的な視点から人権に関する諸問題について学習し,社会の矛盾や差別問題について正しく認識する力を育成する。

3.健やかな体を育てる
(1)体育や部活動を通し,自分の体に注目し,仲間とともに活動することの楽しさを知り,生涯学習・スポーツへの興味を持ち,心豊かな生活を送ることができる土台を培う。

(2)命の大切さに立脚した食教育,性教育,薬物・飲酒・喫煙防止教育などを行い,正確な知識をもって被害に陥らないよう指導を行う。

(3)安全と防災への意識を常にもてるための教育の充実を図る。

(4)運動部活動ガイドラインを遵守しながら,部活動においてルールやマナーを指導し,困難に立ち向かう精神力や体力,種目に応じた技術の向上をめざす実践を行う。



≪目指す生徒像≫

(1)何事にも負けず,温かな心で自他を大切にしながら自らの将来展望をもつ生徒
(2)人のために行動することを自分の喜びとし,社会的・職業的自立を果たす生徒
(3)理想を高く持ち,自己実現を通して社会や地域のために貢献しようとする生徒


≪目指す学校像≫

(1)地域教育の先導役となり,地域の発展を担う学校
(2)地域人材や地域機関との連携を深める学校
(3)中学校教育の責務を果たし,地域から信頼される学校


≪目指す教職員像≫

(1)京都市学校教育の重点を理解し,教育の専門家としての使命感,生徒への愛情を根底に,自ら学ぶ姿勢を大切しながら,時代のニーズに応えられる教職員
(2)次期学習指導要領の内容について理解を深め,日々それらに向き合いながら実践する教職員
(3)経験や年齢を超えて教職員がお互いに尊敬,協力し合い,今日的教育課題に向けた意識や実践を共有できる教職員。
(4)道徳教育,人権教育,総合育成支援教育などを大切にし,ひとり一人の生徒と向き合うことのできる教職員
   

≪本年度の重点・これだけは必ずやりきる≫

(1)学力向上に向けた研修の充実と個々の授業力の向上(授業変革)
・授業開始時に「授業のめあて」と「授業の見通し」を提示する。
・授業終了前に「授業の振り返り」(フィードバック)を行う。
・次の授業につながる適切な家庭学習課題の設定を出す。
・主体的・対話的な深い学びを実現するグループ学習の活用を行う。

(2)これまでの春日丘中学校の実践を大切にしながら,学校教育目標達成のための特別活動の意義を明らかにする。
・特別活動の研究を意識して,学校行事・生徒会活動・学級活動を実践する。
・行事や活動等特別活動を行う「目的」を明確にして生徒,教職員が一体となって実践する。
・行事,活動の前後に生徒へのアンケート等を実施し,その成果と課題を集約・分析を行い,次の活動に生かす取組を行う。

(3)小中連携の推進を一層充実させる。
・「魅力ある学校づくり」研究を基盤とし,授業研究や分掌の取組を通した連携の強化を進める。 
・「小中一貫教育ガイドライン」をブロック内小中学校教職員に周知を徹底し,それに基づいた小中連携を行う。
・「9年間の学びの継続性」を重視し,学力向上につなげる。

(4)生徒リーダーの育成を推進する。
・様々な場面を利用して,生徒による行事進行や発表などの場面を意図的に作り出し,アンケート等により成果と課題を明らかにする。

(5)温かな人間関係作りをさらに進める。
・教職員による生徒呼名は「さん」付とする。
・温かな思いを軸とした心のこもった指導を行う。
・他者すべての立場を尊重し,あいさつの励行を行う。
・教職員が率先して朝の「あいさつ」,感謝の「ありがとう」を伝えていく。

(6)学校運営協議会の一層の充実を目指す。

                               以上
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