京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/27
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学校教育目標 心を磨き、未来へと向かい、自らやり抜く生徒の育成 〜 絆 ・ 夢 ・ 力 〜

PTA会報誌「大樹」に寄せて

         「ウサギとカメ」

                 校長 佐々木 祥晴

 保護者の皆様には,日頃より本校教育活動およびPTA活動に多大なご理解とご協力を賜り,心より厚くお礼申し上げます。皆様のおかげで子どもたちは学習や部活動,様々な行事に元気に取り組み,平成30年度の上半期を無事に過ごすことができました。後半に向けて,子どもたちの「頑張り」をさらに応援して下さいますようお願い申し上げます。
さて,イソップ物語の「ウサギとカメ」の話は誰もが知っていることと思います。ウサギとカメが競争をして,ウサギが途中で休憩し寝てしまい,カメが勝つという話です。この話は「才能があってもいい加減にやっているとダメになる」「才能がなくてもまじめに辛抱強い人は勝つ」ということを教えています。
 ところで,この話にはもう一つ教訓がかくれていると言われています。それは「頑張り方」の大切さです。ウサギとカメは頑張る目標に違いがありました。ウサギはカメに勝つことを目標にしていました。そのためカメの動きばかりを見ており油断が生じました。それに対し,カメはゴールすることを目標にしていました。そのおかげで全力を出すことができました。大切なことはまわりに惑わされることなく,目標に向かって全力を発揮することです。先日開催されたテニスの全米オープン女子シングルス決勝で,大坂なおみ選手は相手の動きに惑わされることなく自分の全力を発揮し見事初優勝を飾りました。
 これからの後半に,3年生には進路が,1,2年生には様々な行事や部活動の秋季大会,生徒会活動などがあります。本番で全力を出すこと,そのために目標をしっかりと持ち,まわりに惑わされないことを大切にしてほしいと思います。
 「ウサギとカメ」の話には,様々な続きの話があります。その中の一つに,ウサギとカメがもう一度レースをする話があります。このレースではウサギが勝つのですが,なぜか負けたカメが喜んでいるのです。ウサギがカメになぜ喜んでいるのかを尋ねたところ,カメは次のように答えたそうです。「前のレースよりもタイムが上がったので嬉しいんです。」と。

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