最新更新日:2024/05/21 | |
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第73回 入学式 式辞
式辞
新入生の皆さん,ご入学おめでとうございます。 中学校への入学は,「自分を変える」いい機会になります。小学校で,「頑張った」と思えるところは,更に伸びるよう,もうひと工夫加えてください。また,小学校の時に,「もう少し頑張れたかな…」と思うことのある人は,課題の克服に向けて,粘り強くチャレンジしていってください。 さて,「入学」という今日の佳き日に,皆さんに,次の3つの言葉を贈ります。 1つ目は,「自分を大切に,人を大切にする」ということです。 自分がされて嫌なことは,絶対に人にはしないでください。「いじめ」は,絶対に許されません。その逆に,自分がしてほしいことは,進んで他の人にしてください。そのことが,自分を高め,人を大切にすることにつながっていきます。藤森中学校の各学年の11組は,一人一人の成長に合わせた指導を行うために,少人数で毎日の学習を行っています。自分の気持ちを伝えることが苦手なお友達もいます。また,自分のペースを大切にしながら,ゆっくりと学習しているお友達もいます。これからは,行事や交流学習を通して,共に学び合い・協力し合う関係をつくっていってください。 2つ目は,「なりたい自分の姿をイメージする」ということです。 中学校は,義務教育9年間の総まとめの三年間という,大切な意味があります。そこでまず,義務教育が終了する三年後の「なりたい自分の姿」を,しっかりとイメージしてください。人と比べるのではなく,まず今の自分を大切にしながら,過去の自分と比較して,昨日よりも今日,今日よりも明日と,少しずつでも日々成長していけるよう,自分を鍛え続けていってください。日々輝きを増していく皆さんの姿を期待しています。 3つ目は,「心の強さを持つ」ということです。 義務教育終了の三年後には,自分の将来を自らの力で切り拓いていかねばなりません。中学校は,大人になるための準備をするところです。近い将来が,予測困難な時代と言われています。その様な社会を「生き抜いていく」うえで,最も大切なこととは一体,何でしょうか。それは,「心の強さを持つ」ということです。思い通りにならないことがあったとしても,その状況に耐え,人のせいにせず,自分を見失わず,それを乗り越えていく,このような「心の強さ」を持った人として成長していってください。これからの中学校生活で,迷い・悩み・苦しむことが出てくるかもしれません。そのような時には,「人として何が正しいのか」を判断基準として,「強い心」を持って,その壁を乗り越えていってください。 保護者の皆様,お子様のご入学,誠におめでとうございます。義務教育,総仕上げの三年間を,教職員一同,責任を持って担当させていただきます。何かご心配なことがありましたら,担任をはじめ学年に,お気軽にご相談ください。私たち教職員とご家庭が,同じ方向を向いてお子様の成長を支えていくことが,何よりも大切であると考えております。 尚,新型コロナウイルス感染防止に向けて,昨日,4月10日から一斉休校するとの通知がありました。今後も一層危機感をもって,「命・健康・安全」を最優先した教育活動を行ってまいります。 最後に,新入生の皆さん,皆さんはこれまでお家の方をはじめ,たくさんの方々から支えられ,今日という日を無事,迎えることができました。皆さん一人一人の「生かされている命」に感謝し,これからもその「命」を大切にし,そして「人を助けることのできる人」へと成長されますことを祈念して,式辞とさせていただきます。 令和2年4月7日 京都市立藤森中学校 校長 浜矢 全 よろしくお願いします!〜新着任・教職員の紹介〜
<令和2年度 藤森中学校 新着任>
・国 語:丹下 詩子(たんげ うたこ) ・社 会:出嶌 和茂(でじま かずしげ) 平阪 志穂(ひらさか しほ) ・数 学:上島 博子(かみしま ひろこ) ・理 科:菅原 宜久(すがわら よしひさ) ・音 楽:西行 仁美(さいぎょう ひとみ) ・保 体:安西 悠喜(あんざい ゆうき) 中西 大(なかにし だい) ・家庭科:潟上 夏海(かたがみ なつみ) ・育 成:橋本 恵(はしもと めぐみ) ・通級指導:赤穴 光至(あかな こうじ) ・事務職員:小林 友里(こばやし ゆり) ・主幹補充:吉田 侑希(よしだ ゆうき) ・総合育成支援員:常城 昌悟(つねき しょうご) ・初任者研修指導員:黒田 哲弘(くろだ てつひろ) 山下 純夫(やました すみお) 以上16名 |
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