京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/05/01
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◇学校教育目標  自主・敬愛・挑戦

御礼

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 今週は,真夏のような暑さを感じる日が続いたと思っていましたら,台風並みの突風が吹き荒れ,雷鳴が轟くという非常に不安定な天候でありました。しかし本日6月3日(土)は,爽やかな風を感じる大変気持ちの良い朝を迎えました。
 早朝より,本校の「土曜参観」に,たくさんの保護者の皆様のご来校をいただき,また小学校・教育委員会等関係者の皆様に多数お越しいただき,誠にありがとうございました。心より御礼を申し上げます
 子どもたちの授業での様子はいかがでしたでしょうか。しっかりと話を聞き,授業に集中できていましたでしょうか。今年度がスタートして,2カ月が経ちました。3年生の修学旅行,1年生の自然教室等の大きな行事も成功裏に終わり,第1回目の定期テストも昨日終了いたしました。代休を挟んでの週明けの火曜日からは,テストも返却されます。ご家庭におかれましても結果だけでなく,テストに臨む家庭学習の様子等もお子達と振り返っていただけましたら幸いです。
 さて本日は授業開始の前に,「地域美化ボランティア活動」ということで,ごみを拾いながら子どもたちは登校してきました。校門であいさつをしていますと,空き缶等のごみを入れた袋を手に,登校してくる子どもたちがたくさんおりました。そんな素直な子どもたちを大変愛おしく感じると共に,「おはようございます」と爽やかにあいさつができる子どもたちの姿を,本当にうれしく思いました。「人を元気にできる挨拶の溢れた学校」に近づいていることを,心からうれしく思いました。
 梅雨入り間近という声を耳にするようになりました。暑さに体がまだ対応できていないこの時期です。くれぐれもお体をご自愛ください。
 本日の「土曜参観」ならびに「保護者懇談会」,至らぬ点も多々あったことと思いますが,今後とも本校教育活動に対しまして,ご理解とご支援をいだきますよう,よろしくお願いいたします。本日は,誠にありがとうございました。

                        校長  浜矢  全
(写真は、午後からの部活動見学の様子です)

H29修学旅行「解団式」 3つの拍手で幕を閉じます

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 昨日の6限に,修学旅行の「解団式」を行いました。以下に,校長から話をした内容をお伝えします。

 修学旅行,大変お疲れ様でした。
体調の方はどうでしょうか。3日目の午前中,水族館からバスへの移動では,大雨と強風で大変でした。改めて,沖縄の自然の猛威を感じました。3日間全体を通しまして,「さすが3年生!」と思える場面がたくさんありました。残念ながら,先生方から注意を受けたこともありましたが,皆さんの今後の更なる成長を期待しています。そんな素晴らしい修学旅行を,良き思い出として大切に心にしまっておくためには,気持ちの切り替えが大切です。
 そこで,「3つの“感謝”の拍手」で,今年度「沖縄・修学旅行」の幕を閉じたいと思います。

 まず,1つ目の拍手です。「修学旅行委員・評議員」の人たちに対する感謝の拍手です。「修学旅行委員」の皆さんは,2年時より会議を積み重ね,みんなが気持ちよく活動できるようにと準備を完璧にしてくれました。「平和セレモニー」では,みんなの表情が一変し,その場の空気も変わりました。事前学習に真剣に取り組んできた成果でもありました。また,「レク係A・B」の皆さんは,準備・当日の司会・運営と大忙しだったと思いますが,みんなの笑顔がたくさん溢れる楽しい思い出を作ってくれました。「評議員」の皆さんは,集合時ごとに点呼をとり,担任の先生に迅速に報告してくれました。みんなの安全を常に意識した行動をとってくれました。以上,学年全体のために,皆さんは献身的によく頑張ってくれました。その一生懸命さに「拍手!」を送ります。ありがとうございました。
 2つ目の拍手は,「3年生学年全員」の皆さんに対する拍手です。大きな事故やけがなく,無事全員帰ってくることができました。その節度ある行動には,感心させられました。また,「学年レク」の場面では,係りの人たちがやりやすいようにと,みんなで協力して一生懸命に楽しんでいました。「仲間を徹底的に大切にする」,そんな「素敵な学年集団」に成長した3年生全員に「拍手!」を送ります。
 最後の3つ目の拍手も「感謝」の拍手です。それは,「3年生の教職員の皆さん」にです。先生方は,皆さんが1年生の時から準備に取り掛かかりました。安全でみんなの一生の思い出に残るようにと,毎日遅くまで何回も何回も会議を重ね,皆さん全員を無事に連れて帰って来られました。そんな皆さんを想う先生方の深い愛情に「拍手!」です。

 この修学旅行で培った力を,今後の「学校生活」でも活かしてください。更に質の高い学年集団に成長していくことを期待しています。1・2年生の見本となる上級生像を確立してください。「集団としての成長」をたくさん感じることの出来た感動の「修学旅行」でした。

H29 『沖縄修学旅行』を終えて・・・

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 まずは、天候不良の関係で飛行機の発着が遅れ、帰宅時間が大変遅くなりましたことをお詫び申し上げます。

 昨日、無事、2泊3日の沖縄修学旅行から帰ってまいりました。私事ではありますが、修学旅行引率15回目で初めての沖縄方面でした。私にとっても、大変記憶に残る修学旅行となりました。子どもたちは、たくましく日焼けして帰宅したことと思います。5月14日(日)からの修学旅行は、沖縄地方の梅雨入りを待って出発したような形となりましたが、1日目・2日目ともに、沖縄の日差しを強く感じられる両日となりました。子どもたちの思いが天に届いたのか、すべての取り組みを順調にこなすことができました。「この子たちは、幸運に恵まれている」と思ったものでした。

 1日目の『平和学習』では、2年時からの事前学習の成果が十分に感じられ、大変厳粛な中で“平和セレモニー”が行われました。平和祈念公園には、数えきれないくらい多くの方々の名前が刻まれた石碑が幾重にも建てられていました。まずは、慰霊碑の前で黙とうを捧げました。その後、思いのこもった群読、心に迫る合唱、真剣な表情での折鶴の奉納等、真の平和を希求する子どもたちの確固たる姿がそこにありました。
 2日目は、フェリーで伊江島に渡り、現地の方々と農業・漁業・牧畜等の『体験学習』を行いました。京都では体験できない貴重な体験を、民家の方々の優しさに包まれながら経験することができました。夜には夕食を食べながら、民家の方とのゆったりとした豊かな時間を過ごしたことと思います。
 また、1日目のホテルや2日目の伊江ビーチで行った『学年レクレーション』は、大いに盛り上がりました。データクイズあり、先生の物まねあり、ビーチフラッグあり…と、係の人たちがみんなのために一生懸命企画・運営し、学年のみんなもそれに一生懸命答えていました。“仲間を大切にする学年集団”が、そこに育っていると感じました。子どもたちから、たくさんのエネルギーをもらいました。

 修学旅行の2日目は、5月15日でした。私たちにとっても、充実した修学旅行2日目という大切な1日でしたが、沖縄の方々にとっての5月15日は、もっと深い意味のある大切な日なのでした。45年前の1972年5月15日は、『沖縄復帰』の日であったのです。そんな特別な日に、沖縄の地にいることに大きな意義を感じました。そして、3日目の伊江島での『閉村式』で、民家の代表の方の話された言葉が今も耳に残っています。「沖縄はまだ終戦を迎えていません…」。心に深く響きました。そして、「沖縄ではお別れする時に言う最後の言葉は“いってらっしゃい”という言葉です」とお話しされました。「“いつでも帰っていらっしゃい”という意味が込められているのです」と…。沖縄の方々の温かさ・ぬくもりを感じました。そして『ちむぐりさ(肝苦りさ)』という沖縄の島言葉が頭に浮かびました。人の悲しみ・心の痛みを、自分事として感じてこられたオキナワの歴史の重さ・深さを感じました。
 
 子どもたちは沖縄での3日間を、光と影を考えながら過ごしたことと思います。お家の方でも、土産話に大いに花を咲かせていただき、今回の修学旅行の意味を更に深めていただければ幸いです。3日間のホームページのアクセス数が、合計で5184回でした。ご覧いただいた保護者・地域の皆様、ありがとうございました。

                       平成29年5月17日
                        京都市立藤森中学校
                         校長  浜矢 全

いよいよ『H29年度 藤森教育』のスタートです!

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 始業式・入学式も無事終わり,今週より3学年そろって,『平成29年度 藤森教育が』スタートしました。生徒の声がたくさん響き,教室からは笑い声が聞こえ,学校生活も活気を帯びてきました。
 「学校は社会に出る前の準備をするところ」と言われますが,改めて「“学校”とは,どんなところなのでしょうか」…。そこで,『学校』という素敵な詩がありましたので紹介します。

      『学校』

 学校はおもしろいところです
 学校は何でも教えてくれるところです
 学校はちょっぴりつかれるところです
 学校は先生が親切です
 学校は一番いいところです
 学校は夢があるところです
 学校は宝物があるところです
 学校は勇気をつけられるところです
 学校は私たちのふるさとになるところです

 意味の深い詩ですね。この詩は,東京のある夜間中学校に通う生徒のみなさんに,「学校とはどんなところですか?」という質問をして,出てきた答えを詩としてまとめたものです。“学ぶ”ことの楽しさがたっぷりと詰まった詩です。また,夢や希望が実現できる期待感がたくさん詰まった詩です。そして,「ちょっぴり疲れる」というのも少しうなずける詩です。詩にあるような,そんな藤森中『学校』を,皆さんと一緒に創っていきたいと思っています。

平成29年度 第70回入学式

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 天候が心配されましたが,本降りにはならず,新入生288名の決意溢れた入学式を無事挙行することができました。ご来賓の皆様,保護者の皆様のご臨席に深く感謝申し上げます。ここで,本日の校長式辞の概要をお伝えいたします。

              『式辞』

 新入生の皆さん,ご入学おめでとうございます。中学校への入学は,「自分を変える」いい機会になります。小学校での学習面・生活面で,自分で「頑張った」と思えるところは,更に伸びるように,もうひと工夫考えてください。また,小学校の時に,「もう少し頑張れたかな〜」と思うことのある人は,課題の克服に向けて,粘り強くチャレンジしていってください。中学校入学を機に,挑戦し続けることで,更に成長する姿を期待しています。
 さて,藤森中学校の学校教育目標は,「人間尊重の精神を基盤とした,藤中教育の伝統を継承し,すべての生徒に,自らの将来を切り拓くことができる力を育む」であります。この目標を達成するために,次の3つのことを心に留めてほしいと思っています。
 1つ目は,「違いを認め合い,自分を,人を大切にする」ということです。本日,皆さんは藤森中学校に入学しました。同じ藤中1年生ですが,一人一人は考え方・感じ方は違います。人にはいろいろな個性があります。それぞれの違いを大切にし,尊重し合える豊かな関係をつくっていってください。相手の立場に立って,物事を考えられる人になってください。自分がされて嫌なことは,絶対に人にはしないでください。「いじめ」は,絶対に許されません。その逆に,自分がしてほしいことは,進んで他の人にしてください。そのことが,自分を大切にし,人を大切にすることにつながっていきます。藤森中学校の各学年の11組は,一人一人の成長に合わせた指導を行うために,少人数で毎日の学習を行っています。自分の気持ちを伝えるのが苦手なお友達もいます。また,ゆっくりと自分のペースを大切にしながら学習しているお友達もいます。これからは,行事や交流学習を通して,共に学び合い・協力し合う関係をつくっていってください。
 2つ目は,「挑戦し続ける」ということです。日本を代表する電機メーカーのパナソニックを創業した松下幸之助さんは,「成功とは,成功するまで続けること。」と言いました。「失敗」したところであきらめるから,「失敗」になるのです。松下幸之助さんは,「電気で人々の暮らしに役立つ仕事がしたい」と「人のため,社会のために貢献する」という志を立て,強い信念で,「成功」するまであきらめずに挑戦し続け,世界的な大企業をつくることができました。では,「成功」の反対の意味の言葉は何でしょうか。誰もが「失敗」と思うのですが,実は違います。それは「チャレンジしないこと」です。何もしなければ,「成功」することはありません。「失敗」は,「何も残らない」のではなく,次の「成功」に向けての「大きなヒント」が,そこに隠されているのです。これから始まる中学校生活,「失敗」を恐れずいろいろなことに「挑戦し続けて」ください。
 3つ目は,「素直な心を持ち続ける」ということです。「素直な心」で人から教わる。「素直な心」で「ありがとう」と感謝する。失敗したら,「素直な心」で「ごめんなさい」と言える。「何ものにもとらわれない,曇りのない心」になれば,「人は正しく,強く,そして賢く生きていく」ことができます。授業の場面でもそうです。まずは,先生の話を「素直な心」でしっかりと聞いてください。また,お友達の話も「素直な心」でしっかりと聞いてください。みんなが「素直な心」で話をしっかり聞いてくれる。一生懸命聞いてくれるから,話す方もまた安心して話ができる。そこには相手を丸ごと受け止めようとする「信頼関係」が生まれます。「素直な心」で話を聞くことが,皆さんにとって心から「安心できる学級・学校」になっていきます。そんなすばらしい学級・学校を,これから皆さんと一緒に創っていきましょう。
 最後に,新入生の皆さん,これからもたくさんの方々への感謝の気持ちを忘れず,藤森中学校での生活を送ってください。中学校3年間での大いなる成長を期待し,「式辞」とさせていただきます。
                        平成29年4月7日
                        京都市立藤森中学校
                         校長 浜矢  全

ご挨拶

 この度,左京区にあります洛北中学校から着任いたしました校長の『浜矢 全(はまや たもつ)』と申します。内山義則前校長先生の後を引き継ぎ,藤森中学校第15代学校長を拝命いたしました。『一人一人の子どもを徹底的に大切にする』,素晴らしい教育実践を積み上げてこられた歴史と伝統ある藤森中学校長に着任いたしましたことを誇りに思いますと共に,身の引き締まる思いであります。どうぞよろしくお願いいたします。
 さて,先日の校内教職員研修会の中で紹介された,“藤中生徒会”の不易な『生徒会目標』に心奪われました。
 <生徒会 目標>
 1.仲間を徹底的に大切にする学校
 2.自分らしさがみんなのためになる学校
 3.平和を考えつなげる学校
これらの目標には,“藤中教育”の根底にある『人を大切にする』人間尊重の崇高な理念が盛り込まれています。この目標を連綿と受け継いできた“藤中生徒会”に,心より敬意を表しますと共に,この伝統を継承し,更に発展させていってくれることを期待しています。
 生徒数が800名を超える大きな学校です。子どもたち一人一人の関係を,より豊かで確かなつながり(絆)にしていきたいと考えております。また,授業の場面では,一人一人の子どもたちに「わかる喜びとできる感動」を,1つ1つ丁寧に積み上げていきたいと考えております。“集団”としての高まりと,“個人”としての成長が体感できる平成29年度にしていきたいと考えております。保護者・地域の皆様,今後の本校教育活動に対しまして,これまで同様のご理解・ご支援をよろしくお願いいたします。
                        平成29年4月1日
                        京都市立藤森中学校
                         校長 浜矢  全

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