最新更新日:2024/05/01 | |
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1年生「人権学習3」
本日5限に,1年生「人権学習」の3時間目が行われました。前期「人権学習」の最後の時間です。本時では身の回りを振り返り,「何がバリアになっているのか」,そして「そのバリアを取り払う方法やデザインを考えてみよう」という内容で,3日間の学習のまとめを行いました。1年生の皆さんにとっては,中学校に入学して初めての「人権学習」でした。これから3年間かけて,感性をしっかり磨いていってください。そして,より良い生き方を考え続けていってください。
さてここで,先生の大好きな詩を1つ紹介します。先生になりたての若い頃,「人権学習」をどう進めていけばいいのか頭を悩ませていたときに出会った詩です。元気と勇気をもらい,教員として「人権学習」に一生懸命取り組んでいく決意を固めた詩です。 作者は吉野源三郎(1899年〜1981年)さんという方で,近年,彼の著書「君たちはどう生きるか」が漫画化され,ベストセラーとなり話題になった方です。 『―いつの日か,かならず―』 吉野 源三郎 未開のころ,人間は夜の暗さをどうすることもできなかった。火を使うことになって,人間はやっと暗闇にうちかちはじめた。そして今日,人類の文明は夜の暗さを征服してしまった。しかし,世の中には,まだ暗闇がある。夜の暗さに劣らない暗闇がある。人間の世の中が,人間を不幸にしているという暗さは,まだ残っている。だが,この暗闇だって,人類は征服できないわけではない。未開人が火を手に入れたように,今日の人類は「人間のとうとさ」をすでに知った。このとうとさを,どこまでもつらぬこう。そのための私たちの知恵,私たちの努力,私たちの協力がぐんぐんのびてゆけば,それだけ世の中の闇はしりぞいていくのだ。そしていつの日にか,今の暗さも必ず征服されるだろう。いつの日か,かならず…。 たれもかれもが力いっぱいに のびのびと生きてゆける世の中 たれもかれも「生まれて来てよかった」と思えるような世の中 じぶんを大切にすることが 同時に人を大切にする世の中 そういう世の中を来させる仕事が きみたちの行くてにまっている 大きな大きな仕事 生きがいのある仕事 (※「たれも」は原文のまま「だれも」のことです。) 1・2年 「人権学習2」1年生は「ユニバーサルデザイン」についての導入から始まり,最後は「誰もが暮らしやすい社会をつくるために,あなたは何をしますか?」と自分事として捉え,深く考えていきました。 2年生は,「外国人技能実習生」のVTRを視聴し,「国籍や出身を問わず,平等に暮らせる社会の実現を目指すためにはどうしたらよいのか」を,今回の学習のまとめてして真剣に考えていました。 どの教室の授業を参観しても,皆さんの「姿勢の良さ」に感心しました。「姿勢がいい」ということは,人の話をしっかりと聞き,頭と心で深く考えている証です。今回の「人権学習」で,皆さんのそのような“姿勢”がたくさん見られたことで,皆さんの心の成長を実感することができました。これからもその“姿勢”で臨み続けてください。そして,少数者の人たちが住みやすい国,また弱い立場の人たちが安心して暮らせる社会,それは誰にとっても生きやすい国・社会であるはずです。私たちが住み・暮らしている日本を,是非,そのような国にしていきましょう。その実現は,皆さんの手によって可能であると信じています。そんな展望の持てる「人権学習」でした。 (※写真上一番上は1年生,真ん中と下は2年生の「人権学習」の様子 です)。 緑のカーテン
今日の放課後は評議・各種委員会が行われました。
臨時休校のため、今日が実質2回目の会です。 例年であれば、そろそろ文化の部の準備を始める委員会もある時期ですが、今年は生徒総会もまだ開けていないので、全体的にゆっくりしたスタートとなっています。 緑化委員の緑のカーテンも、本日植え込みがはじまりました。 懇談には間に合わないかも知れませんが、咲く花を待つ心のゆとりは、大事にしたいですね。 さて、明日からテスト前学習週間がはじまります。 テスト前日まで7時間授業が行われますので、帰宅時間の変更は必ずお家の方と確認しておいてください。 6月までの自宅学習、そして6月からの教室での学習の成果が花開くテストになりますように! 藤中パズルTV!
生徒会本部の発案で、今日から「藤中パズルTV」の放映が始まりました。
昼食時間中に友達と話すことも、班になって食べることもできないままの現在。 何か楽しい雰囲気を作れないかということから始まった企画です。 初回の今日は、藤中出身の有名人の紹介。 誰もが知ってる、という意味で、最後にインタビューを受けたのは生徒会長でした。 今後もこの企画は続くそうですよ。 お昼時の楽しみができましたね。 生徒会のみなさん、頑張ってください! 1・2年 人権学習1年生は,「人はなぜ差別をしてしまうのか?」という,究極の難問を考えていました。そして,偏見や先入観について改めて考え直していました。 2年生は,在日コリアンの歴史的背景と,生活していく上での課題(差別)とその解決に向けてを考えていました。どの教室もPPTを使い,わかりやすく担任の先生方が説明されていました。 「人権学習」を行っていく上で大切にしたい視点は,以下の5点と考えています。 1.自らの生き方を考えていく学習であるということ 2.「本当なの?」と,事実を正しく知ろうとすること 3.「なぜなの?」と,背景をしっかりと見つめようとすること 4.常に当事者の立場に立って考えていくということ 5.自分の中にある偏見や差別意識と向き合うということ これらのことを大切に,これからの人権学習を進めていってください。一人一人の違いを認め合い,その違いが光り輝く世の中,人の熱と光を誰もが感じられる社会を,皆さん一人一人の手でつくり上げていきましょう。 (※写真上から1年生・2年生の人権学習の様子です。) 台風や地震に対する非常措置について
本日付けで、今年度版の「台風や地震に対する非常措置について」を配布します。
HPの配布文書にも掲載していますので、ご確認ください。 生徒引き渡しカードは、2,3年生は昨年度提出いただいた物の確認、1年生には新たに配布することになります。 雨の多い季節はまだ続きます。 もしもの時の備えにご協力下さい。 6月28日(日)午前中の部活動〜明日は部活動初会合です〜月曜日の29日には,「部活動初会合」が行われます。2週間にわたる部活動見学・体験も終わり,1年生が正式に部活動に入る日です。各部の今年度活動方針,活動目標を顧問から説明すると共に,部員の自己紹介等もあります。本来は4月末の予定でしたが,2ヶ月遅れでの正式なスタートとなります。気持ちも新たに,1年生から3年生まで心を1つにし,一生懸命活動していってください。 (※写真一番下は,先週の土曜日に夏芝に更新した養生中の芝の様子 です。) 生徒総会に向けて〜学級討議〜途中,外は大雨が降りましたが,蒸し暑さに負けずに熱心に,学級討議にクラスのみんなが参加していました。討議した内容は次の3点です。 ・生徒会本部,評議会,委員会の活動方針,年間計画についての質問や 意見 ・学級としての生徒会本部,委員会への意見,要望をまとめる ・学年目標の意見をアンケート形式で募集する どのクラスも,評議員がしっかりと司会進行をし,クラスをまとめていました。今日の「学級討議」にも,「一生懸命はかっこいい」という姿をたくさん見ることができました。評議員の皆さん,本日は大変お疲れさまでした。 (※写真上から1年,2年,3年生の学級討議の様子です。) 通常の教育活動再開から2週間が経ちました。〜『藤中だより9号』を,配布文書にアップしました〜
さて,本日生徒に配布します『藤中だより9号』を,右側の『配布文書』にアップしました。今号の内容は・・・
○夏季大会・コンクールの中止を受けて… です。 2週間前の全校放送で,行事の見直しや部活動の再開について生徒の皆さんにお話ししました。その中で,運動部の「夏季選手権大会」中止についてもお伝えしました。その後,各競技専門部において代替大会の開催について検討され,夏休み明け以降に開催できるとの目途が立ちました。本来ならば,6月〜7月に行われてきた大会ですが,休校後の部活動再開からの生徒たちの体力の回復及び熱中症に対する危険性等を考慮しての開催時期であります(ただし,一部競技については,各競技団体が主催し夏休み中に行う競技もあります。また,現在検討中の競技もあります)。この代替大会は,3年生が充実感や感謝の気持ちを抱き,次の目標に向かって歩み出せることを願っての緊急的な措置であります。何卒ご理解をお願いいたします。 なお詳細につきましては,各競技専門部からの連絡があり次第,顧問の方から生徒に連絡させていただきます。また,今後の感染拡大の状況次第では,代替大会の開催も中止せざるを得ない状況も起こり得ますこともご理解ください。 最後に,梅雨本番の季節となりました。今後も感染防止策と熱中症予防策の徹底をお願いいたします。夏休みまでの残り約1ヶ月を,お子様が元気に過ごしていけますよう,ご家庭でのご指導・ご協力をお願いいたします。 ※クリックはこちらから!⇒<swa:ContentLink type="doc" item="112494">R2 藤中だより9号</swa:ContentLink> 6月23日(火),校内教職員研修会
6月23日(火)放課後に,「総合育成支援教育」の校内教職員研修会を行いました。講師に,京都市教育委員会指導部顧問・大阪教育大学名誉教授・大阪医科大学LDセンター顧問であられる竹田契一先生をお招きし,約80分のご講演をしていただきました。
竹田先生は,年間100回以上も各地でご講演をされ,また多数の著書も著しておられる総合育成支援教育の第一人者であり,本校に来ていただいてお話を直接聞けたことはまるで夢のようでした。本当に光栄の一言に尽きる思いでありました。一人一人の子どもが「どこでつまずいているのか」,子どもの特性をしっかりと理解し,適切な指導と必要な支援を行っていく…。「困った子ではなく,困っている子」として,生徒に丁寧にかかわっていく…。具体的な事例を基に,教育の本質にかかわるお話をしていただきました。本校教職員一同,改めて生徒理解の大切さと,我々教職員の自己変革の必要性を深く考えることができました。 |
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