最新更新日:2024/04/25 | |
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授業探訪 3年生 英語科
上澤先生の英語の授業を見てきました。今日はALTのイサドラ先生も一緒です。
この時間の前半は、イサドラ先生の最後の授業でした。 最初は配られた英語の歌詞プリントの空欄を、歌から聞き取って書き取る学習です。イサドラ先生はニューヨークの方。自分も歌いながら、歌の雰囲気とぴったり合ったいい乗りで学習を進めます。1回目の聞き取りでは、何度も繰り返される比較的聞き取りやすいところを確かめました。2回目は、聞き取りにくいところを、途中で歌を止めて確認しながら進めました。 「ディクテーション」というこの学習活動ももちろん大切ですが、この学年が1年生だったときからALTとして深草中に赴任していたイサドラ先生は、最後の授業で「永遠の友達」を歌ったこの曲を選んだのだといいます。 学習の最後に、イサドラ先生のメッセージを聞き取りました。この生徒たちの成長を目にしてきただけに、「さよならではなく、あとでまた会うわ」と言いながらも、生徒たちに友達の大切さについてや、また会ったときは英語で話しかけてねと語っていました。 後半は上澤先生が【単語・熟語の復習】をプリントを使って行いました。時間を決めて答えを書き、答え合わせです。これだけでは文字だけの学習活動になるので、少しでも音声を使おうと、いくつものセンテンスを全員で読み上げました。 家庭での学習時間が少ないというデータが以前ありましたが、上澤先生は今日も宿題を出しました。小学校のときは当たり前のようにやっていた宿題。中学校でもこのように続けて出るのがいいですね。 イサドラ先生の授業を見ていて気づいたことがあります。彼女が英語を話したのを生徒が聞き取り、それに対して応答を返すと、たとえそれが短い英語でも、多少発音がどうかなと思える場合も、彼女はそれに対して表情豊かにまた英語を返します。この瞬間、「あ、今 コミュニケーションできた!」と感じたです。 話を一方的に聞いて解るだけでなく、あるいは一方的に言いたいことを告げるだけでなく、聞いて、思って、相手に言葉を返して、それに対してまた相手から言葉が返ってきたときにこそコミュニケーションが始まったと、人は感じるのではないでしょうか。 日本語ででも もちろんそうですが、外国の方とこんなふうなやりとりができると、「英語が通じた」と自信が持てるのではないでしょうか。 |
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