京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/25
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「一生懸命がかっこいい」学校を  右帯「配布文書」最下部に本年度の研究授業レポートを掲載しています。

3年生「感動体験」紹介

今日から第4回定期テストです。また、午後は先生たちはみんな小学校の授業を見に行き、小中一貫教育に向けた改善に役立てようと考えています。
今日のページでは、創立記念の日に体育館で発表してもらった3年生の感動体験を紹介します。1組 K・Aさんの発表内容です。

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 私はあの時、合唱コンクールの結果発表の時、感動のあまり泣いてしまいました。もちろん、最優秀賞がとれたから、でもそれだけではありませんでした。それは二年生の時の合唱コンクール。その時も勝ちたくて必死に頑張りました。でも全員が勝ちたいと思っていなかったのか、私はどこか一人で空回りしているようで悲しくて悔しかったのを覚えています。本番の後、賞はとれなくて、分かってはいたけれど悔しくて、もっと呼びかけができたんじゃないかと、途中で一回でも、一瞬でも諦めかけた自分をひどく悔やみました。そして来年は、と陳腐だったかもしれないけれど強く決意しました。三年になって合唱コンクールのことを意識し始めたときに、私は驚きました。なぜなら、クラス全体から勝ちたいという意思を感じたからです。私はとにかく結果が残したかった。頑張り、努力が証明できる結果が残したかった。だから、その思いが他の人にもあるということが嬉しかったのです。練習では、去年の反省をもとに、思ったことの全てを言いました。
 私は音源を聞いたり、部活後に今出先生に質問したり、他パートの音も覚えられるようにしたり、もちろん、自分ののどを壊さない限りに表現の工夫も歌ってしたりしました。そして練習中に一番嬉しかったことがありました。それは他のクラスも本気でやっていたこと、去年同じクラスだった人が勝つために頑張っていたことでした。みんなが本気で頑張っている、そのことが私をより勝ちたい気持ちにさせました。そして本番、緊張はもうありませんでした。壁を乗り越えたこのクラスなら大丈夫だという強い思いしかありませんでした。歌がもう終わりを迎えるその時に終わりたくない、そう思ったのは3年間で初めてでした。そして結果発表。結果は最も望んでいた賞でした。練習は順調にいった訳ではなくて、難度も衝突をしました。でもそれを乗り越える度に団結していくのも感じていました。だから最高な過程で最高の結果を残せたことが何よりも嬉しくて、去年の悔しさを、反省をいかすことができたことがうれしくて、思ってもいなかった涙がこぼれてしまいました。
 感動に浸る間もなく、私たちには受験というメイン行事があります。試験は個人戦ですが、それまでの学校生活で受験モードに入れるかどうかが大切だと思います。でもこのクラスなら、その困難でさえも乗り越えられると、真の団結力を得た今だからこそ、心の底から思います。

落とし物

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日中も寒いと感じ始めた頃から、通学服のベストが2着、職員室に届きました。1着は発見から2、3日後に、持ち主生徒がやってきました。
今あるのはMサイズのものです。
昼休みに身体が熱くなるまで運動して脱いで、そのまま5時間目のベル着に急いでしまうのでしょうね。(その後 寒くなってくるのではないかと思いますが……。)
保護者の方がせっかく用意してくださったものです。早く気づいてとりに来てほしいものです。

授業の様子 1年生 英語科

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1年生の英語では「どちらがほしいかたずねることができる」ようになるための授業が行われていました。先生の指示がかなりの割合で英語です。生徒はついていけているようです。
初めは「ワードレース」という、単語を発音するトレーニングです。ペアになってお互い聞き合う学習方法に生徒はよく慣れています。競うように速く発音するのですが、素早く発音できることも上達の大きな要素なんですね。
英語の世界に入り込んだところで、which を使う文を教わります。テレビに現れる文字を追いながら発音しているうちに、中学生は覚えられるんですね。それに、使う動詞が want だけだったのが play などいくつかになっていき、使える文の種類が増えていきました。
テレビ画面を参照しながらの学習活動でしたが、ここでテレビはオフ。画面から文字が消えたところで生徒にどんな文だったか問うと、Which do you want, … or 〜 ? とちゃんと答えていました。
ここまで生徒は英語を書くことがまったくなかったので、話せる・聞けることが今の時代 大切だとは思いながらも、やはり書く力も必要なのではと思っていると、最後に、「Whichを使ってどちらかたずねる文をできるだけたくさん作る」という課題が出ました。意欲的に英文づくりをする姿がたくさん見えました。覚えさせられたことを思い出すだけでなく、「こうも言いたい、ああも言いたい」という気持ちと言葉が結びついていることが大切なんですね。
英語の授業はじめ他の教科等でもペアやグループで声を出して学習することが多いのですが、”誰かの大声”と か細い声が交ざっているのではなく、全員が同じぐらいの大きさの声を出しているのを聞くと、気持ちのいい学習集団だなあと感じます。

人権学習が始まっています

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12月は人権月間です。
学年ごとに、どのクラスも同じねらい、同じ教材で学習します。
今日の5・6時間目は、2年生の人権学習が行われていました。
これから12月にかけて、各学年のねらいに応じて進めていきます。

人権学習というと、その大切さのあまり先生が一方的に言ってきかせる授業が、かつては多かったように思います。でも今は、自分の考えをもつことが大切です。一人一人の生徒が自分の考えをもてるように、教材から読み取ったり、疑問を抱いたりそれについて考えたりすることで、自分自身がその価値を実感し、正しい言動を行えるようになるための授業を計画しています。

授業の様子 3年生 美術科

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先日まで「篆刻」をしていたという3年生の美術ですが、この日から「水墨画」に入りました。いきなり墨を薄めてかくわけではなく、何週間かにわたるこの題材の指導計画では、まず「鑑賞」です。鑑賞の授業で水墨画ならではのよさを感得してもらうということです。なるほど、それをよくわからないままに筆に墨をつけても、何かはかけるかもしれませんが、水墨画らしくなりそうにありませんね。
そのためこの時間はまず、何枚もの水墨画のコピーが黒板やプリントで示されました。それらを見比べながら「騒々しい感じがするのは?」「時間が止まっているような感じがするのは?」といった問いや、線の特徴に気づかせる問いに応じて各自、これだと思う水墨画を選び、「そう思った理由」も書きます。言葉に表すことで、自分が感じたことを自分自身にとってもはっきりさせることができ、班の人などほかの人に伝えて共有できたり意見を求めたりすることもできますね。言葉を使うことは実技を多く含む教科でも大切なのでしょう。
授業の終わりには次の時間の予告があり、次時は実際に、濃淡、かすれ、にじみなどの技法を使ってかいてみるのだそうです。
芸術は爆発、ではなく、どの教科の授業も、生徒のみなさんがねらいに向かえるよう計画的に行われています。また、この日の晩、美術の先生は篆刻の仕上がりをチェックしていました。計画だけでなく、評価が大切な点も他の教科と同様です。

「選書会」を行いました

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放課後、3年学習室で事前説明を受けてから、集まった図書委員さんは隣の調理室に移動しました。
「選書会」とは、図書委員会が、本を買うために京都市から配分された予算でどの本を買うかを選ぶ会です。本屋さんに陳列していただいた本で、買うといいと思えるものに短冊をはさんでいきました。写真では「考える人」のようなポーズでじっくり選んでくれている様子ですね。

図書委員の皆さんが選んだ本だけでなく、先生たちとして必要だと思う本も買いますので、予算の全てを生徒の希望に基づいて費やすわけではありませんが、図書委員という専門の委員さんが、自分の好みだけでなく図書館の運営を思いながら本を選んでくれる意義は大きいと思いませんか。

生徒会評議員・旧本部役員「ふれあいトーク」に参加

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放課後、生き生き交流ルームにて、「ふれあいトーク in 深草中学校」が行われました。これは、伏見地域の方々と中学生が直接 話をする機会として設けられたものです。
全体で挨拶・趣旨説明があり、その後 約1時間、3つのテーブルに分かれてそれぞれ会話が弾みました。
今 どんなことに関心があるのか、気になっていることは?など、参加生徒がいろんなお話をしたようです。

目の前を自分たちだけでおしゃべりしながら 周りへの気配りを見せずに通り過ぎる中学生、勉強は頑張っているのかもしれないけれど ほかの人たちに関心があるのかないのかわからない中学生……、ひょっとすると地域の方々には日頃そんな姿が目に浮かんでいるたのかもしれません。でも、こうしてじっくり話を聞いていただくことで、本当の中学生の思いに少しふれていただくことができたのではないでしょうか。

授業の様子 1年生 数学科

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1年生の数学では入学してからマイナスの数についてや、エックスなど文字を含む式の計算の方法やその利用法について学んできました。そして秋になって、比例・反比例の式とそのグラフの学習が始まっています。「関数」と呼ばれる内容です。この日は「反比例のグラフがかける」ことが目標です。
初めに「ペアワーク」で、比例、反比例、比例定数といった基本的な知識の確かめをしました。どのペアも、数学の用語を使った会話を適度な声の大きさでしていました。
次に、英語の授業でよく使われる「フラッシュカード」を使ってテンポよく進められ、y=x/4 と y=12/x はどっちが比例? 反比例? など つまずきを予想して次々と問いかけがありました。基本的なこうした問いについては「手を挙げた生徒をあてる」のではなく「順番にあてる」ことで進んできました。単純なやり方のようですが、誰もが答えられないと進まないので、先生にとっても生徒にとっても真剣な時間をもたらします。
中盤は練習問題に各自取り組んでから、要点について問いかけながら進み、いよいよ今日の目標達成の瞬間がやってきます。xとyの値を各自 座標に点をかき込んでいきます。指名された生徒は黒板でそれをします。
xが10のときyは0.6、100のとき0.06、1000のとき0.006……、とxがいかに大きくなろうとyの値はけっして0にはならない→グラフは軸と交わらない ことを実感したことで、反比例のグラフのかたちを気をつけながら かくことができるようになりました。

「数学は難しい」といった先入観がありますが、生徒のみなさんの表情は、「難しいけど興味がある」というふうに見えました。次にできてほしいことのために、前提としてわかっておかねばならないことを丁寧に確かめてあげ、つまずきそうなところを念入りに問うたり例を挙げて確かめることで、そうした表情の教室になるんですね。

3年生 薬物乱用防止教室

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6時間目、京都府警から講師をお招きし、3年生を対象に「薬物乱用防止教室」を行いました。
この時期から特に3年生の先生方の胸には、中学校生活のためだけでなく、卒業してから、大人になってからもずっと分かっておいてほしいことを伝えたい、という思いが強まってきます。
害を及ぼす薬物についてもその一つです。講師の方は、ある種の薬物は生活している範囲の近くまで忍び寄っていること、誘われても断ること、良くないことがあると知ったら大人に相談すること、一旦それに触れると自分はもうけっして元には戻れないことなどが強調されました。
入手するために妙にお小遣いが減ったり追加で要求するといったことにも敏感でありたいところです。また、教職員、保護者の皆様、地域の方々など大人みんなが警戒心を保ちたいところです。

2年生理科 無脊椎動物の解剖

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脊椎動物と同じつくりや異なるつくりを発見し、その生活についても考えることをねらいとした無脊椎動物の解剖が行われました。選ばれた無脊椎動物は、イカです。
先生によるデモンストレーションに続いて班に1個体(1パイ)が配られ、ブタの心臓のときに比べていっそう積極的に解剖に取りかかっていました。途中、消化管に黒い液体をスポイトで注入して消化管が透けて見えることを確かめます。注入する黒い液体はインクなどで行われることが多いですが、今日は同じく黒い「醤油」が選ばれました(…?)
消化器系、筋・骨格系(脊椎動物と同じような骨はありませんね)、眼など神経系に解体されていきました(どうやら神経の集まり方もちがうようです)。
手術道具のような器具で解剖を進めてきましたが、そこには一般的な包丁も用意されています。解剖が終わり、今日のねらいと対応した観察記録や考察を記入しました。
解剖後のイカはというと……理科の授業ですが、計画的に調理室で行われたのですね。
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