最新更新日:2024/04/30 | |
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『公立高校前期選抜 数字の向こう側に』
本日、平成29年度の公立高校前期選抜の志願状況が公表されました。全日制の志願倍率は平均2.34倍で前年度よりわずかに高かったようです。
各高校によって倍率の多寡はありますが、全体で12,398人が志願(挑戦)したことに注目したいと思います。自らの将来に対して、目標と希望を掲げ、果敢に挑む中学生全員に心からエールを送りたいと思います。 彼らは義務教育の9年間を終え、一人ひとりの特性や長所を活かした将来を切り拓くために、今日まで努力を積み重ねてきました。残念ながら、すべての生徒諸君が第一希望を叶えられるわけではありませんが、「今、挑戦する!」ことが何よりも大切なのではないでしょうか。 われわれ大人たちは、どうしても「結果」に目を奪われがちです。しかし、「人生万事塞翁が馬」の故事にもあるように、長いスパンで見ればいろいろなとらえ方が出来ます。やはり「今をどう生きるのか」が、これだけ激しい変化をする社会において必要な「生きる力」だと考えます。 「倍率」という数字に惑わされることなく、目の前の課題を一つずつ克服していく「大枝生」であって欲しいと思います。困難に立ち向かい、時に打ちのめされても決して「あきらめない心」を育むことが、われわれ教員としての使命でもあるからです。 チャレンジして失敗を恐れるよりも、 何もしないことを恐れろ。 「ホンダ(本田技研工業)」を一代で築き上げた事で知られる戦後の日本を代表する経営者・本田 宗一郎氏の言葉です。 大枝生諸君!頑張れ、応援しているぞ!(よ) |
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