最新更新日:2024/05/01 | |
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『平和への思いを新たに 忘れてはならないこと』
先の8月6日(日)、そして本日8月9日(水)は、私たちにとって決して忘れてはならない日です。
1945年、今から72年前の今日、長崎に原爆が投下されました。広島に続き、大変多くの人々の命を奪い、苦しみを与えたこの出来事を私たちは風化させてはならないと考えます。 亡くなられた方々の中には、たくさんの児童、生徒たちも含まれていました。また、九死に一生を得た方々も長年にわたりつらく苦しい思いをされておられます。そのことを私たちは忘れてはなりません。 私は戦後生まれではありますが、小学校や中学校で教えていただいた様々な戦争に関する事柄を、いまだによく覚えています。今の時代が本当に「平和」なのかどうかは意見の分かれるところですが、あの悲惨な状況を子どもたちに経験させたいと思う大人は1人もいないはずです。 自らの生活を守りつつ、二度と戦争という悲劇を招かない「智恵」を私たちは持たなければならないはずです。そのためにも「正解のない問い」に粘り強く取り組む生徒の育成が求められると感じています。 実生活には、物事を「白黒」・「○×」だけで考えていては得られない「答え」があります。人と人、国と国との関係に於いても同じではないでしょうか。相手の意見もしっかりと聞き、自分の意見もちゃんと伝える、その上でお互いが何とか「納得できる」ものを見いだすこと、それが大切だと思います。 少なくとも今、私たちができること。それはやはり「忘れないこと」だと考えます。折に触れ、時に応じて「思い出すこと」だとも考えます。皆様はどう思われますでしょうか。 ただ、保護者の皆様方には、是非ご家庭でお子たちと「今日という日」のことを話題にしていただければと願っております。よろしくお願いします。(よ) |
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