最新更新日:2024/05/20 | |
本日:6
昨日:181 総数:681257 |
雙ヶ岡の東麓から
3年生は,明日から2泊3日で広島方面に修学旅行に出発します。
1日目は,平和記念資料館での平和学習,太平洋戦争で原爆の被害を受け,多くの犠牲を強いた歴史に思いをはせ,平和の大切さをしっかり考えてほしいと願っています。午後には,日本三景の一つ安芸の宮島を散策,世界遺産の厳島神社への参拝など,広島県の魅力をしっかりと発見してください。 2日目は,美しい海と瀬戸内に浮かぶ島々が織りなす絶景を見ながらの「しまなみ海道」サイクリングでは,瀬戸内の魅力を肌で感じ,さわやかな風を心ゆくまで味わってください。そのあと,八朔の発想の地として知られる因島での大福づくりと,京都ではできない体験になります。おいしい大福ができるといいですね。 3日目は,姫路セントラルパークで,サファリ見学と遊園地エリアでの自由行動では,お友達と楽しんでください。3日間を通して,修学旅行で訪問するその土地の良さを感じれば,京都の良さを改めて考えるきっかけにもなると思います。 また,クラスメートと3日間,行動を共にすることで今まで知らなかったクラスメートの一面を発見できるはずです。そのことによって友情もさらに深まり,クラス・学年がよき集団として成長できることを願っています。 お世話になる方への感謝を忘れず,決まりを守って,礼儀と自覚ある言動で3日間を過ごしてください。修学旅行を通じて,皆さんが成長することを期待しています。 双ヶ丘中だより 第8号を掲載しました。どうぞご覧ください。 双ヶ丘中だより 第8号 雙ヶ岡の東麓から
中間テストも終了し,生徒たちは少し「ホットした!」様子で,学校生活を送っています。
3年生は,28日からの修学旅行に向けて,取組を進めています。中学校生活の最大のイベントである修学旅行が,コロナ禍ではありますが,無事に終えられることを,心より願っています。 今週に入り,気温も急に上がり,体が慣れるまでは少ししんどい状態になると思います。 コロナ感染防止対策に加え,熱中症対策もしっかりと図りながら,教育活動を進めてまいります。 ご理解ご協力を,よろしくお願いいたします。 双ヶ丘中だより 第7号(春体の結果)を掲載しました。どうぞご覧ください。双ヶ丘中だより 第7号 雙ヶ岡の東麓から
14日(土)15日(日)の2日間,西京極たけびしスタジアムで開催されました「2022ジャパンパラ陸上競技大会」の競技役員として,参加させてもらいました。様々な障害を持っておられるアスリートの皆様が,その障害を乗り越え競技に打ち込まれる姿に,大変感動しました。
その中でも特に素晴らしいと感じたのが,視覚障害の方の走り幅跳びです。健常者は目をつぶって少しの距離を歩くこともできないと思いますが,陸上競技の走り幅跳びを経験していた私は,選手の皆さんが,コーラーと呼ばれるガイドの方の声や手拍子で約1メートルの幅の助走路を,数十メートルの距離をまっすぐ走り踏み切ってジャンプをされる姿を見て,普段の鍛錬のたまものであり,コーラーとの信頼関係がなければできない競技であると感じました。 今回の大会で,普段はテレビでしか見たことがなかったのですが,実際に近くで,パラアスリートの皆様の競技の様子を見て,そのすごさ,迫力を改めて感じさせていただきました。世界新記録やアジア新記録,日本新記録も多数誕生し,素晴らしい大会に参加させていただけたことに感謝申し上げます。 双ヶ丘中だより 第6号を掲載しました。ご覧ください。 双ヶ丘中だより 第6号 雙ヶ岡の東麓から
「憲法月間」に寄せて
本日終学活において,5月の「憲法月間」にちなんだお話を行いました。以下はその抜粋です。 5月は「憲法月間」です。 日本国憲法は,日本が第二次世界大戦を経て,新しい国づくりをすすめる中で,国民が幸福に生活を送っていけるような民主的な憲法を目指し,討議,修正が重ねられ1946年(昭和21年)11月3日に公布され,翌年の1947年(昭和22年)5月3日に施行されました。施行とは,その日から憲法が有効になったということで,この日を記念して,明日5月3日が憲法記念日と定められています。 5月の「憲法月間」では,私たちの社会生活の中にある「日本国憲法」のことを,自分たちがその社会をつくる大切な一員であることを自覚するために,皆さんで憲法を考える機会にしようと,定められたものです。 今日は「憲法月間」にちなんで,「日本国憲法」と皆さんの学校生活について,少し考えてみたいと思います。 皆さんも知っていると思いますが,憲法には3つの原則があります。それは,「国民主権」「平和主義」「基本的人権の尊重」です。 「国民主権」とは,憲法の前文「国の政治の在り方を決める力は,私たち国民にある」に記載され,国の政治を最終的に決める権利が国民にあることを示しています。現在は18歳以上のすべての国民が選挙権を持っています。投票することで政治に対する意見を示すことが出来ます。 「平和主義」とは,憲法9条で示される,国々の間で争いが起こっても,決して戦争をしないことや,この目的を達成するために陸海空軍などの戦力を持たないことを定めたものです。「悲惨な戦争を体験したのだから、もう二度とこのようなことを繰り返してはいけない」という反省から生まれたものです。 「基本的人権の尊重」とは,人間は誰もが生まれながらに持っている,人間らしく生きる権利を大切にしよう,という意味で,侵すことのできない永久の権利として,すべての人に保証されているものです。ただ,忘れてはいけないことは,基本的人権は自分だけでなく,他者にも認められているのですから他者の人権も尊重しなければならないということです。ここでも他者のことを思いやる気持ちが求められているのです。 今日はその中でも「基本的人権の尊重」について,少し考えてみてもらいたいと思います。「基本的人権の尊重」と言われていますが,今の社会で守られているといえるでしょうか。現実はいじめや悪質ないたずらが後を絶たず,SNSなどによる誹謗中傷や個人情報の流出など,きほんてきじんけんが守られていない状況があることは様々な報道等を通して,知っていると思います。また小さな子供に対する虐待など許されない事件も報道されています。最近では,新型コロナウイルス感染者等に対する誹謗・中傷など,基本的人権を侵害する事例も話題になっています。 基本的人権が守られるためには,私たち一人一人が人権を自分の問題としてとらえ,解決に向けて行動し,一歩一歩その実現に向けて進んでいくしかありません。生徒の皆さんには,今一度学校生活を振り返って考えてください。 まず,弱い者いじめや仲間外れ,冗談と言いながら行われる,からかいなどはありませんか。 さらに,相手の立場を考えない迷惑な行為や,命の尊さを無視した暴力行為などはありませんか。 そのような行為に対して,無関心でいたり,何もせずに見ていたりするだけで,結果として仲間外れに加担していませんか。 そして,これらの行為の結果,大切な人を悲しませ,周りの人の心や体を傷つけていませんか。 こうした行為は,人権を無視した行為であり,日本国憲法の精神に反しています。学校は「いじめや暴力のない,そして差別のない場所でなくてはなりません。そして,一人一人が大切にされ,安心して勉強や行事,部活動等に挑戦できる場でなければなりません。」「そのような学校を教職員,生徒一丸となって創っていかなければなりません。」 そのことを考える機会として,明日5月3日は憲法記念日です。県央に関係した話題がテレビ等で報道されると思います。ぜひ身近な学校生活を振り返るとともに,日本国憲法,基本的人権について,保護者の方とも一緒に考える機会にしてほしいと思います。 |
|