京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2021/03/25
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校訓「なかま」「夢」「成長」 教育目標「未来を創造し たくましく生き抜く力の育成」

残暑お見舞い申し上げます

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残暑お見舞い申し上げます。

 立秋を過ぎたとはいえ,まだまだ猛暑日を記録するなど今年も「酷暑」が
 続いています。
 
 コロナウイルス感染防止のため,これまでとは違った夏休み
 かもしれません。
 今日の朝刊にもありましたが,やはり3密回避が感染予防の重点
 だそうです。
 
 くれぐれも「感染予防」を一人一人が意識した日々を送ってください。
 きっとそういった日々にも必ず楽しみや喜びはあります。
 ともに努力しましょう。

 8月24日(月)に元気な顔を見せてくれることを楽しみにしています。
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高雄中シンボルツリー

本校正門北側には,高雄地域の名産である台杉が3本 天に突き抜けるように植えてあります。

地元 藤田林業様が地元の学校へという思いで寄贈してくださったもので
本校のシンボルツリーとなっています。

毎年樹の状態を観に来ていただいているのですが
今年は2年に一度の剪定をする年だそうで
今朝は早くからお越しいただき 管理用務員さんとともに作業をしていただきました。

高さ5mの細い枝に それ専用のはしごをかけ 見事な身のこなしで
外観を考えながら剪定していただきました。

お昼前にはすっかり整えられ いつもにもまして凛としたたたずまいになりました。

作業後 お聞きすると同様のものを国会議事堂前庭にも寄贈されたらしく
2年に一度は剪定に出向かれるそうです。

とても貴重なものをいただき かつ毎年お手入れをしていただいています。
感謝しかありません。

今後も学校の そして地域のシンボルツリーとして大切に見守っていきたいと思います。


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5月末まで休校延長

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         (5月5日 京都新聞朝刊 抜粋) 

 昨日,政府から緊急事態宣言が,5月末まで延長されることが正式に発表されました。

 それを受けて「京都市の門川大作市長は4日,政府の緊急事態宣言延長を受け,今月17日までとしていた市立学校の休校期間を5月31日まで延ばす方針を示した。」(京都新聞デジタル版 5月4日 18:23)と報道されました。

 現在のところ,学校にこれ以上に詳しい内容は届いていません。
 生徒のみなさんの登校方法など,更に詳しい内容が決まりましたら,順次,本HPやお知らせプリント等を配布するなどしてご連絡させていただきます。

青もみじ

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 本校が位置する高雄地域 高雄といえば「もみじ(紅葉)」 もみじといえば,紅く色づいた秋の楓(かえで)を思い浮かべるものです。秋のもみじは豪華絢爛で錦秋を作り出します。京都で着物文化が華やかに発達してきた背景には,この錦秋を身に纏いたいという人々の願いがあったとも言われています。

 その高雄ですが,今,山々では楓の若葉がどんどん緑の深みを増してきています。これを「青もみじ」といいます。俳句の世界では「青かえで」「若かえで」「楓若葉」などと呼ばれ,初夏の季語にも挙げられています。

 透き通るような「青もみじ」とさらさら軽やかな竹,地表には,苔の深い緑。寒暖混ざった心地よい風。今,高雄は秋とは違った自然の魅力にあふれています。そして,来るべき秋に向け備えてます。 

 新型コロナウイルス感染症拡大防止のため臨時休業中ですが,再開の折には是非,校内の「青もみじ」に目を凝らしてみてください。きっと爽やかな季節の移ろいを感じることができると思います。

 心身を整えて 私たちも来るべき日を辛抱強く待ちましょう。

新聞を読もう7 ‐未来を創造し たくましく生き抜く‐

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 前回述べたような調査の結果等から浮き彫りになった課題解決のためにその対策として小学校の2020年から小学校でプログラミング学習が始まります。文部科学省では,プログラミング学習が必須な理由を「手引き」に記載しています。

「小学校プログラミング教育の手引」

 その中には「プログラミング教育は子供たちの可能性を広げる」と書かれています。これは,プログラミング教育を通じて,「情報活用能力」の育成や情報手段(ICT)を「適切に活用した学習活動の充実」を進め,「思考力・判断力・表現力等のプログラミング的思考を養う」とのことです。プログラミング的思考とは簡単に言えば「料理レシピ」を作る考えだと言えます。誰もがそれを見ながらおおよそ同じものを作ることができる=理解できる そういったものを作る。そのためには論理的に考える必要があります。

 では,こうした力をつけていくために日常からできることは何か?今回のテーマに立ち返りますが,「新聞を読もう」です。

 第4回で述べましたが,新聞の構成,その記事の構成はとても論理的なものです。訓練された記者が書き,厳しいチェックを受けて載せられる記事なので,内容の間違いも少なく,また,日本語の文章もしっかりしています。国語力で最も大切なことは,事実や意見を正確に,要領よく伝える能力です。新聞の記事は,その点でも完成度が高い文章です。

毎日目を通すうちに自ずとその論理的なしくみや国語力が身についてきます。こうしたことが「読解力」を鍛え高めることにもつながります。文章の構成が見えてくるようになる・言葉の使い方が見えてくる⇒読解力が向上する とういうしくみです。

 「論理的思考」「読解力」,本校が目指す子ども像もこれをターゲットとしています。ともに「未来を創造し たくましく生き抜く」ためにも,毎日少しずつできる「新聞を読む」ことに取り組んでみてください。

新聞を読もう6 ‐AI‐

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 前回のお話ではAIがさらに発展するだろう未来を切り拓いていくキーワードの一つが「読解力」=さまざまなものを読む ということをお話しました。
 
 ところが,人間がAIより優れているのが「読解力」であるはずなのに,新井氏が「大学生数学基本調査」の結果から導き出した,『「誰もが教科書の記述は理解できるはず」という思い込みに対する疑問』をさらに調査しところ,中高生の「基礎的読解力」調査を実施した結果,中学生の3人に1,高校生の10人に3人が簡単な文章が読めないことが判明しました。
 
 結果の要点は,次の3点でした。
1.中学校を卒業する段階で,約3割が内容理解を伴わない表層的な読解が出来ない。
2.学力中位の高校でも,半数以上が内容理解を要する読解は出来ない
3.進学率100%の進学校でも,内容理解を要する読解問題の正答率は50%強程度である。

 そして,このような状況の中,AIは人間を超えないが,これから数値化・数式化できる仕事はAIに代替されるだろう。今後,AIにはできない仕事が人間の仕事として残るが,読解力の有無が仕事に就くことができる・できないかの分岐点になるだろうということでした。

新聞を読もう5 ‐「読解力」‐

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 「ロボットは東大に入れるか」を実験する人工知能プロジェクト「東ロボくん」の研究者である新井紀子氏が記した「AI vs.教科書が読めない子どもたち」には次のような記述がありました。

 まず,AIとは「人工知能」を意味し,人間の知能と同等レベルの能力・知能をもつ機械を示すが,現在,AIと呼ばれているものは,AIを実現するためのさまざまなAI技術を総称してAIと呼んでいるだけで,「AIはまだどこにも存在していない」。

 そして,「東ロボくん」研究にかかわってきた結論として,AI(人工知能)は人間を超えないし,AIの進化が人間のそれを上回るとされるシンギュラリティ(技術的特異点)は起こらない。AIは数値化されたもの四則演算処理する超高速「計算機」なので,数値化,数式化できないことはAIにはできない。

 それに対して人間は「文脈を理解すること=意味を理解すること」(=「読解力」)ができるが,AIにはそれができない。つまり「意味」を理解できないことがAIの限界である。AIが最も不得意なことは「読解力」である。

 ちなみに「読解力」とは,文章を読んで,その内容を理解する能力と辞書にはあります。私たちの生活の中で考えれば,お互いの発する内容を理解する力である言えます。そしてそれは,言葉によっての場合もあれば,文章によっての場合,あるいは態度という非言語的な場合もあります。これらのことはAIが瞬時に判断し,何らかの解を出すことはできないということです。近未来を生き抜くヒントはこのあたりにありそうです。

新聞を読もう4 ‐継続は力なり‐

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 今回は“どのように読んだらいいのか”についてです。
 
 みなさん日常は,結構忙しいと思います。なかなか新聞を読む時間を作るのは難しいかもしれません。まずは,新聞は朝読むのではとか,すべて読まなければといった考えを持っていれば,それは改めましょう。時間のあるときに,広く軽く目を通すことから始めましょう。

 次に新聞の記事の一つ一つは,見出しと本文で構成されています。この作り方は記事大小・軽重に関係ありません。本文の構成でも通常は,最初の段落で記事全体の要約をして,その後の段落から内容を詳しく説明しています。ただし,記事全体が一段落か二段落しかない小さい記事では,この作りが簡単になっています。
 
 このような新聞記事のつくりを理解して,基本的には見出しと要約だけを読んでいきます。さらに理解を深めたい記事については,本文全体まで目を通すようにしています。もちろん見出しだけしか見ない記事もたくさんありますが,それらの記事は見出しだけで内容が理解できるか,読まなくても支障がないか,いずれかになります。新聞を毎日読むことを続けていくうちに,読まなければならないところ,読まなくても問題がないところを自らの知識と経験に基づいて選別できるようになっていきます。当然,新聞紙面全体に目を通しても比較的短い時間で効率よく読むことができるようになっていきます。

継続は力なり。

 私たちが生きている今は情報化社会です。国の科学技術政策にも“ソサエティ5.0”が掲げられ仮想空間と現実空間を高度に融合させたシステムにより経済・社会の課題を解決していくとあります。実際にそのイメージビデオも総務省がインターネット上に挙げています。その基盤となる情報伝達速度は4Gから5Gへと進化することが話題となっています。
 
 しかし,だからといってデジタルがすべてに優位というわけではありません。アナログのなかにも生きるために必要なことや豊かに生きることのもとがたくさんあります。
 ぜひ,新聞に目を通しみましょう!

新聞を読もう3 ‐出会いを広げる

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 前回お話したように新聞には政治・経済・社会・文化などの各分野を一覧できるという利点があります。興味・関心があまりない,まったくない記事にもひと通り目を通すことができます。多くの人々がインターネットでニュースを見る場合,関心のある分野の出来事ばかりを探しながら読んでしまう傾向があります。これでは、せっかく吸収できる知識や情報が自分の興味・関心のある分野に偏ってしまい,自らの視野が広がらなくなる恐れがあります。

 紙面をめくりながら読んでいくと,まったく興味のなかった分野に関する記事が数多く目に飛び込んでくるのがわかります。これこそが新聞を読むことの魅力なのです。

 自分の興味・関心の赴くままに情報に接していると,多くの貴重な情報を見逃してしまうのに対して,新聞に触れ目を通していると,一生触れることがなかったかもしれない重要な情報に巡り合うことができます。このような体験の積み重ねが,今の自分はない新しい視点から物事を見る目を育てることになり,知識や思考の幅,そして本質を考え見極める力をつけていくことにつながっていきます。

 みなさんに求めていきたい「未来を創造し たくましく生き抜く力」にも通じていると思います。また,毎日のように読んでいると,偏りのないバランスのとれた知識や情報を取り入れることができるようになります。

新聞を読もう2 ‐今の世の中を知る‐

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 新聞は読む人が新聞を通して政治・経済・社会・文化などのそれぞれの分野で起きた出来事の全体像をつかむことができます。国内外の出来事にかかわらず,世の中の大きな流れを大まかに把握するには,新聞の一覧性が適しています。また,新聞は「編集」と「校閲」という重要な2つの機能が働いていて,記者の目を通してあらかじめ重要な情報と重要でない情報が選別され,重要であると思われる記事だけが掲載されています。

 新聞を毎日のように読むようになれば,見出しと本文の要約文章を読むだけでも,世の中の大きな流れがつかみやすくなります。ただし,各新聞社にはそれそれ特色があるので,できれば2紙以上を読み比べてみると良いと思います。これは経済的なことも関係し難しいですが,京都市立の各図書館にはさまざまな新聞紙が配架されています。訪れる機会があれば,ぜひ,同じできごとに対する記事の内容比較を試してみてください。

 これに対してインターネットは,情報を収集しようとしても,新聞に比べてあまりにも情報が多すぎることが問題点です。情報量が多すぎるため,世の中の大きな流れが把握しづらいばかりか,何が重要な情報であるのかもわかりづらくなってしまいます。フェイクニュースが本当のように思われるのも,誰もが情報発信できるがゆえのことと考えます。つまりノイズ(雑音・騒音)が多すぎるということです。

 また,インターネットは自分の関心がある情報が大きく見え,別の情報が見えなくなる「プリズム効果」もあります。つまり,自分の考えに近いものにばかり目がいき,逆に関心がない分野については視野が狭くなってしまいます。さらに,AIの発達した今では,個人の過去の閲覧歴や検索歴に合わせて表示される内容が変わるので,いっそう入ってくる情報が偏る危険性が高まっています。実はインターネットの情報の真偽や良し悪しを選別するのはかなり高度な力を要することなのです。

 インターネットは私たちの生活を豊かにするツールのはずです。しっかり使いこなすという心構えが実は大切です。その構築のためにも,みなさんに求めたい姿”何事に対しても課題意識をもつ”を常に考えましょう。


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