京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2021/03/25
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校訓「なかま」「夢」「成長」 教育目標「未来を創造し たくましく生き抜く力の育成」

「1月17日」

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 平成7年(1995年)1月17日午前5時46分、淡路島北部を震源としてマグニチュード7.3、最大震度7の地震が発生しました。「阪神・淡路大震災」です。多くの人が倒れた家の下敷きになったり、火事の炎に包まれたりして亡くなりました。電気・水道・ガスが使えなくなり、無事だった人も大変不便な生活をしなければなりませんでした。この地震による被害は、死者6,434人、負傷者は4万3千人を超え、約25万軒の家が壊れました。
 京都でも震度5を記録しました。家が大きく揺れて、揺れが収まるまでは何もできない状態でした。時間の経過とともに入ってくる情報から、大きな被害が明らかになってきました。取材ヘリのカメラが黒煙を上げる神戸の街並みを映し出していたことを、今でもはっきりと覚えています。

 今から16年前、生徒の皆さんがまだ生まれていなかったころの出来事ですので、「ずいぶんと昔のことだなあ」「自分たちの住んでいる所では地震なんか起こらない」と思う人もいるかもしれませんが、地震はいつ・どこで起こるかわからないのです。非常災害時はどんなふうに行動するか、こんな時は集合・連絡はここへなど、ご家庭でも1度話し合ってみてはいかがでしょうか。

「調理実習」

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 14日(金)、3年生の家庭科の調理実習「おやつ作り・エコ調理」を行いました。学校菜園で採れたさつまいもを材料にし、その皮まで使って、「スイートポテト」と「さつまいもの皮のきんぴら」を作りました。3つのグループに分かれてのおやつ作りで、6時間目の作業でしたが、楽しく、和気あいあい(?)と作業が出来ました。1時間の工程でしたので、仕上げた作品は各自が家庭に持ち帰ることになりましたが、きっとおいしい「お土産」となったことでしょう。

「今日の一冊」

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 今日、皆さんに紹介するのは12月に新刊図書として取り上げた「あなたが世界を変える日」です。1992年にブラジルのリオ・デ・ジャネイロで「環境と開発に関する国際連合会議(地球環境サミット)」が開かれることを知った11歳の少女は、「自分たちの将来が決められるその会議に子どもこそが参加すべきだ!」と自分たちで立ち上げた子ども環境運動クラブ(ECO)の仲間たちとともに渡航資金を集め、地元の人々の支援を受けて、後に行われた「地球環境サミット」へ4人の仲間とともに参加しました。NGOブースでの粘り強いアピール活動が実を結び、サミット全体会で「子ども代表」としてスピーチするチャンスを獲得しました。そして、12歳にして大人を圧倒した感動的な6分間のスピーチは、「リオの伝説のスピーチ」として世界中で紹介されることとなりました。
 「自然が大好きで、地球を守りたいと思って活動している。その姿勢は一貫している。日本にもこれからたくさんのセヴァンのような子どもが出てくるだろう。それは、もしかしたら、この一冊の本からはじまるのかもしれない。」(「あなたが世界を変える日」学陽書房・坂本龍一氏の推薦文より)

「3年生学年末テスト前」

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 11日(火)から3年生は中学校最後の定期テスト「学年末テスト」の1週間前となっています。「百人一首大会」が終わった日の放課後から、教室に残って先生と一緒に勉強する姿が見られました。何もかもに「最後の」という言葉が付いてくる3年生のこれからの学校生活。残された時間を少しでも有効に、悔いの残らない取組にしてください。

☆テストを控えた皆さんに、イライラの解消や集中力を高めるための「呼吸法」を、スクールカウンセラーの先生から教えていただきましたので、以下に紹介しておきます。

○深い呼吸でリラックス
・浅い呼吸より深い呼吸をする…酸素が十分に体や脳に行き渡るので、体と気持ちが整ってくる。
・ゆっくり呼吸する…ゆったりとする時間をとることで、本当に気持ちがゆったりする。

深い呼吸法は、体と気持ちを整える方法としては、簡単でどこでも、誰にでもできるとても効率的な方法です!

○やり方
1.いすに座って、軽く背もたれにもたれます。
2.足は組まずに、自然に床につけます。
3.目を閉じて、息を吐ききります。
4.ゆっくり「1・2・3」と心の中で数えながら、大きく息を吸います。そのとき、おなかの中に息を入れるイメージで。
5.心の中でゆっくり「4・5」と数えながら、息を止めます。
6.心の中でゆっくり「6・7・8・9・10」と数えながら、ゆっくり息を吐きます。「8」を過ぎると吐く息がなくなりそうなので、細〜く長〜く吐いてください。
7.4・5・6を繰り返します。

○ポイント
3回くらいで効果がありますが、10回くらい繰り返すとかなりリラックスできます。テスト前とか、集中力を高めたいときにやってみてください。普段からこの「深い呼吸」をしておくと、テスト本番でより効果的みたいですよ。

「百人一首大会」

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 1月11日(火)、午後から特別活動室において生徒会主催の「百人一首大会」を行いました。事前に発表された6つのグループに分かれて、上の句が読み上げられるたびに素早く取り札を探しました。目の前に並べられた百枚の札を取ったり取られたり、前半からハイレベルな上の句勝負が続くグループもありました。どのグループも枚数が少なくなった後半の半ば過ぎからは、決まり字が読まれると同時に取り札に手が飛ぶという白熱した競技が続きました。競技終了後、生徒会より各グループの最多枚数と第1位が発表され、後日表彰されます。最後の3枚を残して終了し、全体の最多枚数は32枚でした。
 「百人一首」はお正月を中心に、恒例の行事として取り組んでいますが、和歌という日本の古典文学に触れる機会でもあり、一首一首の解釈、当時の人々の暮らしぶりや考え方など学ぶべきものも多いかと思います。1・2年生は次の大会を目指して、今後も百人一首に親しんでください。

「成人の日」

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 1月10日(祝)、新成人を祝う行事やイベントが全国各地で行われました。今年、成人式を迎えた新成人が京都市で約14,000人、全国では約124万人だそうです。成人式を迎えられた皆さん、ご成人おめでとうございます。
 昨年12月に新成人を対象に実施されたある企業の意識調査によると、「あなたは自分が大人だと思いますか?」という質問に対して、「思わない」が76%を占め、その理由として「大学に行かせてもらっている」「経済的・精神的に自立していない」などが挙げられています。一方、自分のことを「大人だと思う」(24%)と答えた人に、「大人になったと感じたときは?」の質問には、「親から経済的に独立したとき」「運転免許を取ったとき」「一人暮らしを始めたとき」「社会人になったとき」という答えが挙げられました。
 「大人になる」って何だろうと、誰しもが1度は考えてしまうことかもしれません。そこで、新成人となられた方、そして、近い将来成人となる生徒の皆さんへの激励の気持ちを込めて、詩の一節を紹介したいと思います。詩人谷川俊太郎さんの「成人の日に」という詩です。
 
 「どんなに美しい記念の晴れ着も どんなに華やかなお祝いの花束も それだけではきみをおとなにはしてくれない 他人のうちに自分と同じ美しさを認め 自分のうちに他人と同じ醜さを認め できあがったどんな権威にも縛られず 流れ動く多数の意見に惑わされず とらわれぬ子どもの魂で いまあるものを組み直してつくりかえる それこそがおとなの始まり 永遠に終わらないおとなへの出発点 人間が人間になり続けるための 苦しみと喜びの方法論だ」(谷川俊太郎詩集『魂のいちばんおいしいところ』サンリオ出版)

「1月7日」

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 寒の入りを迎えて厳しい寒さとなっています。昨日、午後からの全校集会で生徒会より「百人一首大会」についての説明があり、発表されたグループに分かれて短時間でしたが全体練習をしました。11日の大会本番でも頑張ってください。
 今日、1月7日は五節句の1つ「人日(じんじつ)」にあたります。中国から伝わった風習で、若菜を摘み「七草粥」を食べて、自然の恵みに感謝し、1年間の無病息災を願います。七草は春の七草と呼ばれる、セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロの七種です。最近では七草粥用に七草をセットにして売られているのをよく見かけます。
 七草粥を辞書で調べてみますと、「1.正月7日に、春の七草を入れて炊いた粥。後には薺(なずな)または油菜のみを用いた菜粥。2.正月15日に、米・粟(あわ)・稗(ひえ)・黍(きび)・小豆など7種のものを入れて炊いた粥。後には小豆粥となった。(広辞苑第五版)」とありました。
 最近では1月7日に七草粥を食べて松の内(門松を飾る期間)を終わるようになってきていますが、近畿圏では今でも1月15日(小正月)までは松の内とされています。七草粥は、お正月のごちそうで疲れた胃腸をいたわり、野菜類の不足する冬場の栄養補給をする効用から定着したものでしょうか。

「目標を掲げて」

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 1月6日(木)、後期の後半が始まりました。平成22年度の締め括りであり、新しい年の始まりでもあります。
 「1日の計は晨(あした・朝)にあり、1年の計は春にあり」という言葉があります。新年(春)を迎えたこの時期に、「今年1年、こんなことに取り組んでみよう。」「これを頑張りたい。」という目標を具体的に掲げてみてください。そして、その願ったこと、思ったことを続けてみる。手近な目標として今年度末の3月まで続けてみる。短い期間で結果がでるものもあるかもしれませんが、多くは1月、2月と続けて少しは変わってきたかなぐらいで、大きな変化となって現れるのには長い時間がかかると思います。しかし、そこをとにかく続けてみるのです。はじめはかなり頑張らないと出来なかったことが、次第に慣れて、少しの頑張りで出来るようになり、さらに続けていくことによって、その状態が日常化してきます。周りから見るとすごいと思えることが、実行している人にとってはそれほどしんどいことではないというようになってきます。集会でも話しましたが、年の始めというこの機会に、小さな目標や大きな目標を掲げて、その目標実現に向けての取組をスタートしてください。
 以前に実施した振り返りアンケートの結果から、「家庭学習が充分出来ていない。」という課題が見えてきました。そこで、皆さんの「目標」への具体的な提案として
1.1日1時間から1時間30分、時間を決めて、家で学習しよう。
2.1日15分、家で本や新聞を読もう。
3.テスト前は、家庭学習の計画を立てて、それに従って学習しよう。
4.学校のことを家の人に話そう。
5.日記を書いてみよう。
以上を1つの例として挙げてみました。
「継続は力なり」、各自の目標に向かって一歩一歩、確実に前進してください。

「小倉百人一首」

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 小倉百人一首が「かるた」としてお正月などの室内遊戯に取り入れられたのは江戸時代初期からです。それが次第に庶民の生活の中にとけ込んでいったようで、元禄のころになると「歌かるた」といえば「小倉百人一首」のことを指すようになります。
 この小倉百人一首ですが、今から約七百七十年以上の昔、藤原定家が天智天皇から順徳天皇までの約五百七十年の間に詠まれた和歌百首を選び出して、京都嵯峨の小倉山の別荘で屏風(襖)に書き写したことから、この名があります。小倉百人一首とかるたの結び付きは平安時代に宮廷の人々の間で行われていた、いろいろな貝に添えて歌を詠んだ遊びが進歩して、歌貝というものに発展し生まれたとされています。歌貝では、すでに貝をかたどった札が上の句と下の句とも百枚あり、現在と同じように下の句を並べて上の句を読み、競って取り合う競技が行われていました。そして、上流階級の遊びであったものが、南蛮渡来の「かるた(語源はポルトガル語『Carta』)」に応用され、庶民の間に広まったのです。なお、元禄年間には京都寺町二条の辺りで木版刷りのものが売られていたそうです。
 1月11日(火)に予定しています「百人一首大会」での皆さんの活躍を期待しています。

「頌春」

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 新年明けましておめでとうございます。雪景色の新年の始まりとなりました。残り少なくなりました平成22年度をより充実したものにできますよう、教職員一同、努力してまいりたいと存じます。本年も本校教育活動にご理解・ご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

 新しき年の始めの初春の今日降る雪のいや重け吉事(あらたしき としのはじめの はつはるの きょうふるゆきの いやしけよごと)

 この和歌は奈良時代末期の歌人で「万葉集」の編纂に携わったとされる大伴家持(おおとものやかもち)の作品で、万葉集(全20巻・約4500首)の最後を飾るものです。
 歌意は「年の始めの初春の今日降る雪のように、あとからあとから絶えることなく続け(ますます積もれ)よいこと(めでたいこと)。」というもので、年頭にあたり、新しい年が良いものになるように願う気持ちや未来への期待を込める素直な気持ちを表現したものでしょうか。
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