京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/06/01
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学校教育目標 自ら考え行動し、新たな一歩を踏み出す生徒の育成

新年のご挨拶

 新年を迎えて  

 皆様,新年あけましておめでとうございます。昨年は本校の教育活動に多大なご支援とご協力をいただき,誠にありがとうございました。本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
 教育界は慌ただしく変わる1年になるでしょう。国の政策として,『道徳の教科化』『新学習指導要領への移行』『小学校の外国語(英語科)の導入』『義務教育学校(コミュニティスクール)の設置』,また京都市では小中合わせての『3学期制への移行』と,それにともなう『通知表の統一』などが実施されます。どの変革も,子どもたちの育ちにとって良き変革になるように頑張っていきたいと考えています。
 四条中学校も昨年,70周年という大きな節目を迎えました。かつて大規模校といわれた本校も,生徒数300人弱という小さな学校になってきました。これも,70年という歴史の中で街が大きく変化を遂げ,その中で本校も変化してきたことを物語っています。
 71年目の今年は,次の10年に向かって大きく羽ばたかなければならない年であり,大きな変化を遂げて行かなければなりません。そのためには,特別なことをするのではなく,「しなければならないこと」を日々地道にこつこつと積み上げていくことが大きな飛躍につながります。学校の現状から課題をしっかりと認識し,子どもたちにとってより良い教育活動を展開していくために,保護者・地域の方々のご協力の下,頑張っていきたいと思いますので,よろしくお願いいたします。

             平成30年1月4日  校長 山崎 良一

1年のしめくくりとして

 今年1年本校の教育活動にご支援とご協力をいただき誠にありがとうございました。
創立70周年を迎えた本校は様々な意味で,地域や保護者の方々から日々支えられていることを認識できた1年であったように思います。核家族化が進み,地域コミュニティが希薄化しているといわれている中で,地域で企画される多くの行事に子どもたちが参加してくれています。このことは,地域力もまだまだ捨てたものではないことを物語っているのではないでしょうか。
 その中で学校が,その地域の活力を学校教育活動の中に取り入れて活用し,子どもたちに還元できるかがこれからの学校教育の大きな柱となっていきます。「社会(地域)に開かれた教育課程」ということばが,新しい学習指導要領の大きな要素と言われています。
 学校を取り巻く環境は社会の発展とともに大きく変容している中で,子どもたちの様子も変わり,それに学校教育が照応していかなければなりません。来年も四条中学校の子どもたちが健やかに育ってくれることを目標に頑張っていく所存です。何卒よろしくお願いいたします。

            平成29年12月28日  校長 山崎 良一

「学ぶ」ということについて

 『一生モノの「楽」力を!』
 この言葉は,8月22日に開かれた「京都市こども未来会議」の今年のテーマです。「〜まなぶ環境,まなぶ意欲,まなび方,まなび合う関係〜」というサブタイトルが付いています。
 本来,「学ぶ」ということは楽しいことであり,生涯学習という視点から「学ぶ」ということを考えた時,それはその人の「生きる力」となっていきます。本校でも,中学校での「学び」について今一度考えていきたいと思います。
昨今の教育界では新学習指導要領の実施に向けて「主体的・対話的で深い学び」ということばがよく使われます。「主体的・対話的で深い学び」とはどんな「学び」をいうのでしょう。「主体的・対話的に学ぶ」とは,そして「深く学ぶ」とはいかなる「学び」をいうのでしょうか?
 人はものごとを認識していく時,5つの段階を踏むといわれています。5つの段階とは,感覚⇒知覚⇒表象⇒概念⇒思考を指します。この段階は,ものごとの現象から本質をとらえていく過程であるとも言えます。
 すなわち「主体的で深い学び」とは,自らがものごとの本質を知ろうとする思考活動だといえます。自分の知的欲求に刺激され,関心のあることについて本質を知ろうとする活動です。それはとても楽しくやりがいのある活動であり,生涯をかけてもやりぬく価値のある活動です。そんな「学び」ができれば,これ以上ない喜びだと思います。
 「ことばは思考する道具」といわれます。人がものごと(哲学の世界では,“物質”ともいわれます)を理解するために思考していく上で,「ことば」すなわち「語彙」,それも「抽象的概念をもった語彙」が必ず必要となります。この「語彙力」こそが,人が学ぶ上でのエキスとなります。「語彙力」の豊かな人は,豊かな感性を磨くことができ,人との対話の中でも有意義なコミュニケーションをとることができると思います。このことが「対話的に学ぶ」ということではないでしょうか。
 そういった意味で本校でもあらゆる教育活動の中で,「語彙力」を身に付け,豊かな感性とコミュニケーション能力を高め,「生きていく力」を子どもたちにつけていくことが,学校教育目標である「社会性を身に付け,自らの進路を切り拓いていく」ことにつながると考えています。

             京都市立四条中学校 校長 山崎 良一

学校いじめ防止基本方針

今年度の「四条中学校いじめ防止基本方針」を配布文書にて掲載いたしました。

いじめの未然防止に向けて学校体制をあげて取り組んでまいります。何卒ご協力の程よろしくお願いいたします。

              四条中学校 校長 山崎 良一

平成29年度に向けて

平成29年度に向けて
 今年度の目指す子ども像として,『他人を大切にでき,他人からも大切にされる子ども』というものを掲げました。
「人」は一人では生きていけません。社会の中でいろんな人と出会い、そして関わり生きていきます。その中で人を助け、また人から助けられる関係を築くことのできる人間になって欲しいと願います。そういった繋がりを持つことが、人として自立することであり、生きていく上での大きな力になっていきます。
今の世の中は情報化が進み、人と人との関係が希薄になっています。日常生活のあらゆることがネット上ですべて処理することができる、そんな世の中だからこそ、人と人のつながりを大切にしてほしいと願います。学校は他人とつながり生きていくための術を学ぶ場所です。困ったときは人に相談し、人が困っているときは助けてあげる、そんなつながりを学んで欲しいと思います。
 また,学校教育目標として『社会性を身に付け,自己の進路を切り拓く力の育成』を掲げました。
 中学校は社会の縮図だと言われます。生まれ育った環境もちがい、ものの見方や考え方も違う様々な人間が生活している場所、それは君たちがこれから生きていく社会そのものです。人は生きていくためには、いろんな人と関わりながら生きていきます。そのためには、お互いの個性を認め合い、お互いの良いところを認め合ってほしいと思います。自分と考え方の違う人がいれば、自分の言葉で自分の意見を相手に伝えることで分かり合うことができます。「どの人も個性をもった大切な人である。」このことを忘れないで欲しいと思います。
 こんな子どもに育って欲しいという願いをこめて,平成29年度も四条中学校の教育活動を推進していく所存です。地域の皆様,保護者の皆様,何卒ご協力のほどよろしくお願いいたします。

                       平成29年4月
                       京都市立四条中学校
                       校長 山崎 良一

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学校行事
2/14 1年/2年総括テスト一週間前  学習会
2/15 1組宿泊学習(花背山の家) 学習会
3年公立前期学力検査事前指導
2/16 1組宿泊学習(花背山の家) 学習会
3年公立前期学力検査
2/17 土曜学習会
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