京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/05/18
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北にそびえる 鏡山   西に連なる東山 松のみどりに 包まれて 白くあかるく 照りはえる 希望あらたな 学び舎は 我らの 花山中学校

Over the 東山4〜花山の底力発揮

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「気づき」
 今,手元に「熊本地震 募金活動を終えて」という感想文がある。先週の9日(月)〜13日(金)の5日間,4月14日に発生した熊本地震への募金活動を生徒会本部とPTA本部の共催で行った。その活動に対する生徒会本部の皆さんの感想文である。
<熊本地震 募金活動を終えて>
◎生徒会長M
花山中学校生徒会は,熊本復興のために募金活動に取り組みました。「ご協力よろしくお願いします」と生徒会は大きな声で呼びかけました。たくさんの人に協力していただき,本当に感謝しています。困っている人を助けるのは当たり前です。また,人を助けることはとても格好良いことです。募金をしてくださった方も清々しい気持ちになったのではないでしょうか。今後,コンビニなどで募金箱を見ることも多いと思います。花山中学校での募金をきっかけに,たくさんの場所で協力できればと思います。これからも花山中学校生徒会は募金活動で経験したことを活かし,たくさんの人の力になります。
◎副会長K
募金活動では,多くの人が募金をしてくれたので,とても嬉しかったです。熊本を助けるために,みんながお金を持ってきてくれるたびに,役に立っているんだと感じられました。募金は小さな活動ですが,みんなで協力すれば,熊本に大きな力を与えられる,小さな学校の小さな努力が,いずれは大きな力に変わっていくということを実感しました。募金をしてくださったみなさん,協力していただいたPTAのみなさん,本当にありがとうございました。
◎副会長O
4月14日に発生した熊本地震のことで,自分たちができる募金活動に取り組むことができてよかったと思います。普段とは違って,募金を集める側になり,実際に地震は体験していないけれど,協力してくれた人に感謝の気持ちでいっぱいです。活動初日から,募金活動を呼びかけることによって,協力してくれる人が毎日増えてきて,まずは呼びかけることが大切だと感じました。その呼びかけと協力の両方があって初めていい取組になったのだと思います。5日間,良い活動ができました。
◎庶務I
募金活動を行って感じたことが一つあります。それは,花山の生徒と先生方の思いやりの心,熊本県復興への願いの強さです。募金活動を見て「今日は忘れた!」「明日持ってくるわ!」と生徒会に声をかけてくれる皆さんがいました。花山のみんなの熊本への願いは強かったです。校長先生がいつもおっしゃっているように,さすが花山,素敵な学校だなと心の底から思いました。
◎庶務I
私は今回,初めて募金活動をしました。前半の3日間は雨でとても大変でしたが,たくさんの人が募金をしてくださったので嬉しかったです。今まで,募金なんてきっと誰もしないものだろうと思っていました。しかし,毎日協力してくださる人がたくさんいて驚きました。それと同時に,花山中学校生徒や先生,PTAの方々は優しさに,心が温かくなりました。募金活動をする側になって,たった1円でも嬉しい気持ちになり,協力をしようという気持ちが大切だということがわかりました。この経験を活かして,これからは積極的に募金活動に参加します。
◎生活保健委員長H
1週間も募金活動を行って,私は花山中の生徒たちや先生たちが入れてくれるお金に責任を感じました。初めは,全然集まらないのでは…という不安でいっぱいでしたが,毎日目標金額に近づいていくのがわかり,とても嬉しかったです。ある男子生徒が1万円を募金してくれたときは,責任を持たなければと強く思わせてくれました。またこのように,花山中の生徒たちが何かの役に立てれば嬉しいです。
◎美化栽培委員長Y
5日間にわたる募金活動をして感じたことは,改めて花山中学校はすごくいい学校だということです。私たち生徒会が募金を呼びかけると,登校するみんなの中に「あ!持ってくるの忘れた!明日持ってくる!」と言ってくれる人がたくさんいました。みなさんの協力で106,091円という,目標にしていた10万円を超える大金が集まりました。本当に嬉しかったです。みなさんで協力できたことが,何より素晴らしいことでした。
◎体育委員長F
初めは,本当に目標の10万円に到達するのか不安でしたが,初日から募金してくれる人が予想よりも多かったので驚きました。中には,1万円札を入れてくれる人もいました。その後も順調に募金が集まり,先生たちも協力してくださり,目標を達成することができました。10 万円という気持ちのこもったお金で,少しでも震災の役に立てればいいと思います。

 この募金活動は「被災をされて困難な状況にある方々の少しでもお役にたてればという純粋な気持ち」で始まったものであるが,この感想文を読んでいると,それぞれに「気づき」があったことが感じられる。
「人を助けることはとても格好良いことです」
「小さな努力が,いずれは大きな力に変わっていく」
「呼びかけることが大切だ」
「さすが花山,素敵な学校だな」
「協力をしようという気持ちが大切だ」
「お金に責任を感じました」
「みなさんで協力できたことが,何より素晴らしいこと」
「気持ちのこもったお金で,少しでも震災の役に立てれば」

募金活動の本来の趣旨以外に貴重な「気づき」を生徒会の皆さんは経験したことになる。5日間のうち3日間は雨の中の活動で大変だったが,誰一人文句も言わず笑顔で募金活動を行ってくれた。ただ単に募金活動に従事するのではなく,それぞれの「気づき」を得てくれたことに「花山中学校生徒会本部の底力」を見たように思う。
「さすが花山」である。

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