最新更新日:2024/05/02 | |
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家庭・地域教育学級
本日は地域生徒指導連絡協議会主催の講演会が勧修中学校で行われました。
講師に谷藤久良良氏、ちさと氏をお招きし、『長女として生まれた僕』というテーマで お話いただきました。 久良良氏は女の子として生まれ、物心ついた時から性別に違和感を覚え、その違和感を持ったまま成長されました。そして、あるドラマをきっかけに、性同一性障害という言葉を知り、自分がそうであることに気づかれました。そして、妻であるちさと氏と娘さんに会うことで、性別を変更し、結婚されました。そして今、全国を巡り、各地で講演会を開催されています。 違和感を覚えて育った学生時代、女性として結婚するかどうかの葛藤、性同一性障害という言葉との出会い、そして、現在の妻であるちさと氏と娘さんとの出会い、そして今。 久良良氏が歩んでこられた人生をお話いただき、改めて、多様性を認める大切さを感じることができました。また、性同一性障害という言葉を知ることで開かれていった人生であること。これは「知る」ことの大切さそして、「知る」ことで人生を充実させる、また幸せにすることができるということを感じました。 「前向きに生きた」ことでいいことがあるということも話しておられました。人は人生において、たくさんのしんどいことや辛いことがあるけれども、この考え方をもって進んでいけば、幸せに生きることができる環境が自然と出来上がるのではないかということを感じさせてくれました。 本日はたくさんの保護者や地域の方々に来ていただき、本当にありがとうございました。 また、また、素晴らしい講演をしていてだいた谷藤夫妻にこの場をお借りして感謝申し上げます。 |
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