最新更新日:2014/10/08 | |
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ステキだね 人の痛みが わかる人
第二次世界大戦では残忍な行為で多くの命が奪われ,人権が侵されました。人類が同じあやまち繰り返さないようにと,1948年12月10日,国連総会で「世界人権宣言」を採択しました。「すべての人間は生まれながらにして自由であり,かつ尊厳と権利とについて平等である」これが宣言の第1条です。
それから60年以上が経ちました。私たちの社会は,宣言の思いを実現することができているでしょうか。 衣服や食べ物が足りていること,暮らす所があること,命に危険がないこと,自分の考えが自由に言えること,正しい情報が得られること,能力が十分に発揮できること,労働ができること,自分の仕事が正当に評価されること・・・・。人が幸せに生活していくためには,多くのことが満たされていなくてはなりません。このように人が人間らしく生きていくための権利を「人権」と言います。 無人島で一人暮らしていれば人間関係のまさつがなく,ストレスも少ないでしょう。そのかわり,コミュニケーションも関わりも愛もなくなります。人間は常にほかのだれかから元気をもらい,そしてだれかにプレゼントして生きています。それが本能で生きる「ヒト」ではなく,「人間」のあかしと言えるのではないでしょうか。 自分の人権は大丈夫,でも他の人は?周囲の人のことに心が配れる,その優しさが人権の源です。自分がつかまえた幸せを,全部自分のためだけに使い切るんではなく,困っている人のために少しずつ出し合おうではないですか。その方が自分のことだけを考えて生きる人生よりずっと光り輝くものになるから。そういう人が世の中に増えてくれば,だれもが安心して生きられる社会,世界人権宣言の思想に満ちた社会ができるはずです。 今日の人権講話を聞いて,みなさんはどう感じたでしょうか?「今 何をしなければならないか,考えてみてください。自分に今できること,今の自分にしかできないこと。自分が今目指すものは何か?」あなたは,何を考えましたか。おうちの人ともぜひ話し合ってみてください。 校長先生のお話にもあった世界人権宣言の前文と30条が,わかりやすく説明されています。こちらをクリック してごらんください。 力作!PTA壁新聞
PTA広報委員会で取り組んでいただいていた壁新聞が完成しました。今年度実施されたPTA行事を中心に生徒とのふれあいの様子やPTAで調査されたケータイアンケートなど,充実した内容です。
この作品は,来る11日(土)に京都国際会館で開かれる「PTAフェスティバル」で展示されます。画像が不鮮明で申し訳ありません。ぜひ国際会館で実物をごらんください。 PTAフェスティバルの案内は,こちらをクリック してごらんください。 気持ちも新たに
今年のカレンダーも残り1枚となりました。今日は後期中間テストの最終日。できはいかがでしたでしょうか? 「ホンダ」の創業者 本田宗一郎氏は,「進歩とは反省のきびしさに正比例する」という言葉を残しています。いつもいつも「次はがんばる!」ばかりでは,進歩がないということですよ。
テスト終了後には生徒会役員・学級役員の認証式が行われました。 「前生徒会長に続き,弥栄最後の会長として常に意識を持って,皆さんに安心して任せてもらえるような会長になり,そして,そんな生徒会本部にしたいと思います。残り少ない行事などを盛り上げていきたいと思いますので,どうぞよろしくお願いします。」 生徒会長 S.Shihoさんのあいさつで,新本部の活動がスタートしました。認証式を取り仕切ってくれた旧役員の皆さん,本当にお疲れさまでした。 残り4ヶ月を切った弥栄の生活を充実したものにするために,そして新校での第一歩をしっかり踏み出すために,新役員の働きに期待したいと思います。自分たちの果たすべき役割をしっかり自覚していることが,会長を始め,新役員の言葉にも表れていて,頼もしく感じました。どうかがんばってください! 全力を傾けて!
来週月曜日から後期中間テストが始まります。とりわけ3年生にとっては,中学卒業後の進路に大きく影響するだけあって,このテストにかける思いも違うことでしょう。
勉強する心構えとして,よく「学問に王道なし」ということわざが使われます。エジプトの王様が,家庭教師である数学者 ユークリッドに「簡単に学ぶ方法はないのか」と尋ねたとき,ユークリッドが「幾何学に王道なし」と答えた故事に由来しているそうです。たとえ王様であっても,簡単に知識を得る方法などはない,だれでもみんな,同じように努力をしなければならないという意味です。 先日返却された学習確認プログラムの結果を見て,がく然としていた人もいるそうです。何も結果だけをとらえて言うのではありません。思ったような結果が出せなかったことから目を背けず,これまでの自分の勉強量や方法,これから先の進むべき道をしっかり見つめてほしいと思います。ある意味で,結果が悪かったことを真剣に受け止めている人に期待しています。 明日は,土曜学習会。学校に来て勉強する人も,家でじっくり取り組む人も,最後の総仕上げに全力を傾けてください。 感謝を込めて…
覚えていますか?今年3月20日のことを! 春の陽気に包まれた校門前で,バザーを開いたことを。
商店街の方や地域の方ら,たくさんの人の支えによって,バザーはたくさんの人でにぎわい,収益金は11万6千円にのぼりました。 その中心となってくれた旧生徒会役員が任期満了を迎えようとしている今日,バザーの収益金を贈ったユニセフから,感謝状が届きました。 しおりにはこう書かれています。 ○100円の支援で― 汚れた水をきれいにする浄水剤 50錠 失明をふせぐビタミンAカプセル 50人分(1年分) 予防接種のためのはしかワクチン 4回分 栄養不良を改善する高タンパクビスケット 31枚 ○200円の支援で― 下痢による脱水症を和らげ,命を守る経口補水塩25袋。 ○3,000円の支援で― 肺炎を治療する抗生物質(5日分)を,118人の子どもに。 ○5,000円の支援で― 栄養不良を改善する栄養補助食「プランピーナッツ」111袋。 ○10,000円の支援で― マラリア蚊から守る殺虫処理が施された蚊帳21張り。 ○30,000円の支援で― 手洗いなどの衛生指導を3つの村で3カ月間。 蚊に刺されてマラリアになったり,軽い風邪から肺炎になったりして命を失うという事実,約4秒に1人,未来を奪われていく幼い子どもたちがいるという事実,私たちはそんな事実を見ないで,知らないで毎日の生活を送っています。 バザーを通して,私たちは,かけがえのない命を守るための取組に参加できました。そして,ユニセフから感謝の気持ちを込めたメッセージが届きました。私たちも毎日の暮らしに感謝し,地球の仲間に何ができるのかを考えていきたいと思います。弥栄中に通うみなさんなら,きっと真剣に受け止めてくれるはずだと思っています。 もうすぐ12月。今年も「人権月間」が近づいてきました... バトンをつなぐ...
昨日は生徒会本部役員選挙,そして今日6つのポストで新しい役員が決定しました。
今期の生徒会役員は,4月から洛東中学校の本部役員の人たちと一緒になって,生徒会を引っ張るという,重要な任務が待っています。2つのポストが残されていますが,”弥栄の伝統を受け継ぐリーダー”はすぐに現れることでしょう! 写真ではその表情はわかりませんが,立候補者の緊張した面持ち,それを見守る3年生の現本部役員の穏やかな表情,1年間の活動を通して,立派に成長した姿がありました。お疲れさま!君たちが先頭に立って示してくれた道は,きっと後輩のみんなにもはっきり見えているはずです。 ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ 1年間生徒会長を務めてきました。たくさんの取組の中でうまくできたかは正直なところわかりませんが,生徒会長になったことを後悔はしていません。今まで応援してくれた仲間や先生や家族にとても感謝しています。ありがとう。 生徒会の活動を終えて,少し寂しいですが,弥栄と開睛をつないでくれる次の生徒会に期待して,応援したいと思います。 平成22年度生徒会長 F.Nana 人権劇の特集放送2
過日 ご案内しておりました通り,本日19:30より25分間,NHK総合・関西エリアで人権劇の特集放送があります。
「かんさい熱視線」逃げずに向きあえ〜京都・中学生が挑む人権劇〜 のタイトルで,これまで密着して取材いただいた生徒たちの様子を紹介していただけます。 ぜひごらんください。 また,11/22(月)朝11:05〜11:30に,同じく総合・関西エリアで再放送が予定されています。こちらは、当日のニュース内容などによっては変更になる可能性があります。ご了承ください。 Restart
13日,総合学習「かがやく学習」の発表会が行われました。保護者のみなさん以外に全国各地から130名を超えるお客様をお迎えする中,自分の思いや仲間・家族へのメッセージを語ってくれました。
各学年の発表が終わって,さらに全体での意見交流が行われました。新しい学校になることの不安,ふだんは言えない兄弟や家族への思い,支えてくれた友達への感謝,友達とのこじれた関係に対する後悔……心の淵からこみ上げる言葉が次々と出されました。 たくさんの意見に対して,司会である生徒会長のF.Nanaさんは,一人一人に適切なコメントを返し,スムーズに進行していきます。 そして,圧巻だったのは,彼女の最後の言葉!「高校に行かなかった兄が,その理由を『弥栄が楽しすぎて』と言うのは,弥栄に対する侮辱だ思う。」「今の仲間や弥栄が大事だと思うのは本当だけど,それを支えにしてがんばっていってほしいし,自分もがんばりたいと思います。」 彼女自身も,いっぱい心のもやもやを抱えています。それなのに,なんとまっすぐな気持ちなんでしょう。つくりものでない,強い心から出た言葉にふれて,心が震える思いがしました。人は辛いことや悲しいことがあった時,そこから逃れようと,甘いいいわけで自分を納得させ,楽な道を選ぼうとしてしまいます。今日の発表会で,自分自身を見つめ,この先どう進めばいいか,Nanaさんの言葉にヒントがあると思うのですが。 人間らしく生きるためには,自ら背負う大きな荷物をかつぎ上げる力と,少しでも軽くしてあげる周りの力添えが大切です。 もし行けなくても 戻ってもう一度 挑戦すればいればいい でも 最後には 大人という大通りで また笑顔で会いましょう 「すぐにはできないかも…」と不安な気持ちもうかがわれますが,一人一人が輝けるように,大きな一歩を踏み出して下さい! かがやく!
あす土曜日は,「かがやく学習」の発表会。全国各地からたくさんの方が,みんなの学習ぶりを見に来られます。
ふだんの学校生活の中で,人権劇を創り上げる中で,お互いの悩みや思いを語り合ってきました。そして,明日の発表会では さらに互いの交流を深め,課題を共有し,解決に向けての決意を固めるときになります。この先長く続く人生を,前向きに生きるきっかけにできるでしょうか。 ”かがやく”といえば,3年の吉川先生は,先ごろ行われた第2回京都市民駅伝で優勝,自身も区間賞の快走を見せました。新聞記事に掲載されたコメントが,先生の人となりを示すもので,すがすがしい気持ちになりました。(吉川先生のコメントはこちら から) 明日は,君たちが”かがやく”時です。心温まる時間になることと,心待ちにしています。 ※弥栄中での発表会は,12:30受付 13:00開会となります。 くわしくは,こちらをクリック してごらんください。 おめでとう 優秀賞!
本日6日,今年で52回目を数える「京都市中学校弁論大会」が,総合教育センターで開かれました。
作文の苦手な生徒が増えていると言われる中,5分強 論旨の通った文章を書く上に,聴衆にしっかりメッセージを伝えるのは,並大抵のことではありません。 さすがに,そのハードルを越えた16名の発表者は,いずれもしっかりとした弁論でした。それぞれの体験や見聞をもとに語られる話は,「美しい心」「強い心」「正しい心」「勇ましい心」に満ちたものばかりです。 その一人として,「人間らしく生きるとは」の演題で,弥栄中から平井実咲さんが出場しました。中3進学教室や学年劇の体験から,家族や仲間について見つめ直し,自分の生き方について考えたもので,みごと優秀賞に輝きました。 それでも,毎日練習を重ねてきた彼女にとっては,物足りない結果であったようです。でも,前日の緊張感は全くなく,しっとりとした語りで発せられる弁論は,聴いている者の耳に浸みるように入ってきました。自分の思いをしっかりと伝えられた,胸を張れる立派な発表だったと思います。 今日 自分に向けたメッセージが強い決意となって,これからの学校生活や将来の生活で生かされていくと信じたいです。その期待も込めて,周りのみんなで「最優秀賞」をさし上げたいと思います。あらためて,おめでとう! |
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