京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2014/10/08
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弥栄中学校は,平成22年度末をもって閉校し,平成23年度から開睛中学校に統合されました。本当に長い間ありがとうございました。

実習生より(^_-) PART2

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 今年度,弥栄中学校で2週間実習をさせていただくことになりました京都女子大学発達教育学部4回生の平田恭子と申します。
 教職員の方々の教育に対する熱い想いと子どもたちの明るさと元気さを日々感じながら過ごしています。一日一日を大切に,一生懸命に取り組み,実りある実習にしたいと思います。

弥栄中学の教育について

  ― 平成21年6月6日 土曜参観の講演より ―

 保護者の皆様には本日の土曜参観にご参加いただき,ありがとうございます。
本日は京都教育大学連合教職大学院の学生さんたちもお迎えしております。また,京都市教育委員会からも大勢の皆様にお越しいただいております。皆様にはご参観いただき,本当にありがとうございます。
 さて,皆様には生徒たちの学習の様子,学校の様子などどのようにご覧になったでしょうか。保護者の皆に様はお子様から弥栄中学校のことをどんなふうに聞いておられるでしょうか。
 弥栄の教職員がまず第一に願うことは,生徒たちには毎日楽しく学校へ来てほしいということです。教職員としては,生徒たちとともに生徒が楽しく来れる学校をつくっていくということです。生徒たちにはその学校のなかでしっかりと学習してもらいたい。
 生徒たちが「楽しい学校」で「しっかり学習」するために,弥栄中学校はどのように考え,取り組んでいるかについてにお話しさせていただきます。

1.「楽しい学校」に関して
(1)「楽しい学校」にするために弥栄中学校では「仲間づくり」を教育の根本に据えています。
 「楽しい学校」は,生徒同士のよい人間関係の上に築かれます。誰かをいじめたり,仲間はずれにしたりする生徒集団であっては,一人ひとりが安心して学校へ来ることはできません。私たちはふだんの学校生活はもとより,いろいろな学校行事をとおして,「仲間づくり」を進めようとしています。一昨日の木曜日5時間目,学級活動の時間に全校生徒がこの体育館に集まって学級旗コンテストを行いました。各学級でそのシンボルとなる旗を作ってそれをお互いに見せ合って投票し,学年ベストと総合グランプリを選びます。各学級での制作過程に仲間づくりがあります。一昨日の発表には学級ごとの工夫がありました。どのクラスも寸劇をしたり,ビデオを見せたりして自分たちの学級目標やクラスの様子をアピールしていました。うれしく思うのは見ている生徒たちが他学年の他クラスの発表を楽しんでいることです。投票するときには生徒たちはお互いの学級旗を間近に見て選んでいました。
「楽しい学校」は学校として当然にあるべき姿です。生徒から,あるいは保護者の皆様から「学校は楽しい」とか「毎日学校へ行くのが楽しそうです」というお言葉を聞くと私たちは嬉しくなります。
 しかしながら,学校はときとして楽しくなくなることがある。生徒同士の人間関係,生徒と先生の信頼関係,私たちは常にこれを築こうとしていますが,うまくかみ合わない場合もあります。そういったときに学校は楽しくなくなる。その背景はいろいろです。私たちはその一つ一つにキチンと対応してきているつもりです。一つ一つにキチンと対応することが生徒を大切にすることだと思っています。本校教職員は生徒と心が通う会話をしたいと願っています。教職員一人ひとりがそれぞれの個性を通して,生徒との心の会話を実践しているつもりです。しかしながら,行き届かないことや見落としもあります。指導に時間がかかることも少なくありません。しかしながら,私たちは指導をあきらめないことがしっかりした指導であると考えています。保護者の皆様には時に目だるく見えることもあろうかと思いますが,私たちは指導を止めることはありません。
 皆様には気にかかることがおありになれば,学級担任や学年の教員などにご相談ください。弥栄中学校は「楽しい学校」となるように最大限の努力をいたします。

(2)「楽しい学校づくり」に関してもうひとつ「人権学習」をあげたいと思います。
 弥栄中学校は人権学習を大切にしています。先ほどの全校人権学習もその一環です。生徒たちには学習を通して,差別はそれを受ける側はもちろんですが,実は差別をする人も不幸にしているのだということを分かって欲しいと願っています。私たちは人権学習を通して生徒一人ひとりが,本当の意味で自分を大切にし,他人(ひと)を大切にする人になってほしいと願っています。一人ひとりの大切さはその生徒がどこで生まれたとか,どんな家庭環境で暮らしているか,障害があるかないか,などとは全く関係がありません。生徒たちも心からそのように考えて欲しい。お互いの違いや個性を認め合って,人間一人ひとりの大切さをしっかりと捉え,自分の言葉や行動に生かす,そんな中学生になってほしい,と願っています。人間は他の人との関わりを持たずに生きることはできません。大人もそうですし中学生もそうです。人権学習は他の人との関わりの中で自分のあり方,生き方を考える時間であると考えています。
 人権学習を通して,生徒一人ひとりがお互いを理解し合い,支え合い励まし合う仲間をつくる。その仲間が,仲間との連帯が,差別に出会ったときにも自分は独りぼっちではないという支えになります。差別偏見に対して,「それは間違っている」と自信を持って言える勇気を作ります。「人権学習」は「仲間づくり」の取組でもあります。

2.次に,「しっかり学習」の面からお話し申し上げます。
 弥栄中学校の教育について保護者の皆様からどのような感想や評価をいただいているか?様々なご意見を聞かせてもらいますが,大胆にまとめれば次のようになります。すなわち,弥栄中学校は「心の教育」「学力充実」のうち「心の教育」の面ではよい評価をいただいている。しかしながら「学力の充実」という観点からはまだよい評価をいただくに至っていない,ということです。
 平成20年度の保護者アンケートからこのことに関連すると思われる項目をご紹介いたします。

(1)「(学校は)道徳の授業をしっかりやっているとおもわれますか?」という質問に対して4段階で回答してもらいました。回答数52の内,「よくやっている」71.2%,「まあまあやっている」25%,「あまりやっていない」2%,「まったくやっていない」2%です。

(2)「お子様の道徳性に向上が見られると思いますか?」という質問に対して,「そう思う」24%,「ほぼそう思う」54%,「あまりそう思わない」18%,「全くそう思わない」4%となりました。
 学校は心の教育の柱である道徳の授業に割とよく取り組んでいるとプラスの評価であり,子どもたちは道徳的に成長している,ということであると思います。とは言え,私たちが子どもたちの道徳的成長は道徳の授業の成果である,と考えているのではありません。なによりも子どもの道徳性を育むのは,家庭での親の姿であり,仲間との育ちあいです。
 次に学習指導面はどうか,

(3)教科指導に関して「わかりやすい指導を工夫していると思われますか?」という質問に対する4段階回答は「よく工夫している」36%,「やや工夫している」56%,「あまり工夫していない」6%,「全く工夫していない」2%です。

(4)この問いに続けて「それは生徒の実態に即して,実績を上げていると思われますか?」という質問に対しては「そう思う」18%,「ほぼそう思う」44%,「あまりそう思わない」30%,「全くそう思わない」4%となります。
 このアンケート結果を解釈すれば,「学習指導について先生たちが工夫や取組をしていることは分かるが,成果は十分とはいえない」ということであると思います。学力は生徒一人ひとりが未来を切り拓くための力となるものです。弥栄中学校としては「学力の充実」に関する皆様からの評価を厳しく受け止めています。
 本校では家庭学習の指導に力を入れています。学力充実・向上のためには教師・学校が努力するとともに,生徒たちの主体的な努力が欠かせません。生徒自身が「自ら学ぶ意欲」を持ち,自分で勉強するということが学習の基本です。学校はこれまで生徒たちの「自ら学ぶ意欲」を引きだそうと様々に取り組んできたつもりです。しかしながら,このことについて十分な成果があがっていないのはご指摘の通りです。このことから,教える側の教師が授業の進め方を工夫するのは当然のこととして,生徒たちには家庭学習の大切さを強く訴えています。家庭学習の要点は「自分の家で一人で勉強する」習慣を身につける,ということです。この習慣が学力充実・向上の鍵であり,行ける学校ではなく行きたい学校へ進学する方法であり,高校進学後に不調を来させない道です。高校進学後の不調,それが進むと高校中退になりますが,理由は大きく2つ有ります。一つは高校で友人関係が築けない,もう一つは自学自習の習慣が身についていないために,学習について行けなくなるということです。
 家庭学習に話を戻します。塾へ行っている生徒の場合は塾の勉強・塾の宿題もありますが,今,それを除くと, 生徒の家での勉強というのは,学校から出す宿題をやるというのが基本になります。今年度はその宿題,これは基本的に誰もが同じ内容分量を与えられると言うことですが,をやるということで,学校では,毎週1・2年生は3教科,3年生は5教科の課題を出しています。そして曜日を決めて提出を求めています。提出は成績にも反映させます。無理な分量を出しているわけではありません。家で勉強して,分からないところは学校で先生に質問できます。とにかく家で自分で勉強する習慣を身につける,というのが目的です。これを本当に生徒たちに理解させたい。
 また,週2回程度,部活動終了後の1時間,希望者は学校に残って家庭学習課題を中心に自習をするという取組を行っています。各学年の教室で生徒は自学自習できます。学年の教員も見守ります。もちろん,これで十分なわけではありません。生徒一人ひとりが家で自分一人で学習する習慣をしっかり身につける,そのためのきっかけ作りになればと願っています。ご家庭でもその意味をご理解いただき,家で一人で勉強するように,見守り励ましていただきますようお願いいたします。

3.平成23年4月,開睛小中学校開校
 最後に学校統合について一言申し上げておきます。平成23年4月弥栄中学校は他の小学校・中学校合計7校とともに新しい小中一貫校開睛小中学校を創ります。洛東中学校の敷地では6月から新校舎建設工事が始まっています。現在の1年生が3年生になるとき,3年生・2年生は新しい開睛中学校校舎へ移動して他の児童生徒と共に新しい学校を創っていきます。弥栄中としては残りの日々を心の教育,教科指導にしっかり取り組んで,統合の日を迎えたいと思っています。この弥栄でできることをしっかりやっていくことが,開睛中学校への統合準備であると考えています。保護者の皆様のご理解・ご協力をよろしくお願い申し上げます。
 以上です。ありがとうございました。
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理科備品の寄贈

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 このたび理科室で教材としての使命を終えて眠っていた器械類など,24種類・53点が製品として世に送り出した島津製作所の元に帰ることになりました。これらの品は補修の後,島津創業記念資料館に展示されるそうです。資料館の方の話では,歴史を物語る大変貴重な品のようで,古い歴史を持つ弥栄中学ならではのことと思いました。展示の際には「京都市立弥栄中学校寄贈」と記されるとのこと。ここにも「弥栄中」の名前を末永く残していただけるようです。
 

実習生より(^_-)

平成21年,弥栄中学校に教育実習生として来させていただいている龍谷大学国際文化学部4回生の高橋勇輝と申します。実習1週目を終えて,改めて先生方の意識の高さを実感すると同時に教育に携わることの楽しさを感じています。残りの2週間,できる限り多くのことを学び,将来に活かせる大きな経験となるよう取り組みたいと考えています。
               高橋 勇輝

今年度,この弥栄中学校で教育実習をさせていただくことになりました。京都光華女子大学文学部英語英米文学科4回生の馬渕真衣と申します。教科は英語科です。1週間たって思うことは,弥栄中学校は非常に明るく先生方もとても元気な方ばかりです。私も弥栄中学校の皆さんに負けないようにがんばりたいと思います。
               馬渕 真衣

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夏到来!プール清掃☆

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 真夏を思わせるような日差しの中,清掃ボランティアに続いての作業でしたが,みんな一生懸命に取り組んでくれました。保体委員さん,野球・バレー・サッカー・ソフトテニスの部員のみなさん,お疲れさまでした。プールの掃除はもとより,ツタの葉の除去からどぶ掃除までやってもらい,本当に見違えるようになりました。
 いよいよ夏本番!みんながきれいにしてくれたプールで,思いっきり泳いで下さい。

清掃ボランティア活動

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 私たちは京都市立弥栄中学校生活美化委員会です。生活美化委員会では『美しい時・美しい心・美しい弥栄』を今年度のスローガンとして,生徒・先生・保護者の方と共に街の清掃ボランティア活動をしています。
 これまでの清掃活動で集まったゴミを見てみると,「タバコの吸い殻」や「空き缶・ペットボトル」が多く見られました。最近では,パンの袋やコンビニの袋が増えています。世界各国から観光の方が訪れるこの街を,身近なところから,ちょっとした心配りで,作っていきたいと思います。みんなできれいな街を目指しましょう!

 さあ はじめよう

  できるときに

   できることから
 
   

テスト初日。。。

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鉛筆の走る音

 せきばらいの声

  監督の先生の靴音...

最後まであきらめずに思い出せよな

あれだけがんばったんだから


    18日(木) 数学・理科・避難訓練

    19日(金) 英語・保体・清掃ボランティア

リスの赤ちゃん,生まれたよ!

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 学校で飼っているリスに6匹の赤ちゃんが生まれました。ポケットの中のリスも,手のひらのリスも目がクリクリ,すべてをまかせてこの世にいる感じです。親リスとは離しているので,手乗りもできそうです。
 こんなかわいいリスを飼ってみませんか?大切に育ててくれるという人がいれば,弥栄中の教頭までご連絡ください。

教育実習が始まりました

 本日より教育実習生が2名来校しています。また,来週からはもう1名が参加します。7月3日までの短い期間ですが,みんなにとっても実習の先生にとってもよい機会になるよう,協力して下さい。

 実習の先生は,以下の通りです。

  本日より 英語科 高橋 勇輝 先生

  本日より 英語科 馬渕 真衣 先生

  来週より 国語科 平田 恭子 先生


ご来校ありがとうございました

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 前日の雨模様から一転,初夏のすがすがしいお天気の中で,土曜参観が行われました。
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学校行事
3/16 三者面談1
3/17 三者面談2
3/18 三者面談3
3/19 修了式
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