京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/05/02
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≪学校教育目標≫ 多様な人々と協働し 次代を自律して生き 未来を創造する生徒の育成

避難訓練

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 来週の17日で,阪神・淡路大震災から22年を数えます。そして3月11日で,東日本大震災から6年になります。この震災で,たくさんの尊い命を失いました。大切な人を失った悲しみは深く,計り知れません。しかし一方で,復興のためにたくさんの人たちが力を尽くしています。「今,私にできること」をこの機会に,考えてみてください。
 さて,日本は地震大国と言われています。世界の地震の2割は,日本周辺で発生しています。最近で言いますと,昨年の4月には震度7を2回も記録した熊本地震がありました。また,10月には,震度6の鳥取地震が起こっています。昨年1年間で,震度5以上の地震が30回以上も起こっているのです。何か大きな地震が起こる前兆のようにも感じます。今もっとも心配されているのが,「南海トラフ巨大地震」です。南海トラフは,東海から九州南部まで続くプレート境界で,次の発生は2030年頃とも言われています。また,30年以内に起こるとも言われています。マグニチュード9以上(阪神・淡路大震災:M7,東日本大震災:M9),震度は京都市で6強と言われています(阪神・淡路大震災では京都市は震度5)。太平洋側の広域にわたって起き,津波の高さは20mを超えるとも危惧されています。今後,いつ・どこで起こってもおかしくはないということを,忘れないでほしいと思います。
 災害時の心がけとして,「お・は・し・も」が言われています。「押さない・走らない・しゃべらない・戻らない」の頭文字で,阪神・淡路大震災の教訓として全国に普及しました。今回は授業中を想定しての避難訓練でありましたが,いつ・どこで起きるのかわかりません。休憩時間,部活動の時,また登下校中,学校にいる時・・・。家に一人でいるときかもしれませんし,また外出しているときかもしれません。いろいろな場面・場所を想定してもしもの時のことを考えておくことが大切です。
 今日の訓練のように,先生や大人の指示があるとは限りません。自分で「考え」「判断」し,冷静に「行動」することが大切です。ここでも「思考・判断・行動」が大切となります。普段の生活から,指示待ちにならないよう意識してほしいと思います。
 また,「天災は忘れた頃にやってくる。」,「備えあれば憂いなし」ということわざがあります。このことわざも教訓にしてほしいと思います。今日の訓練をきっかけとして,帰ったらお家の方と「災害時の備え・避難場所の確認」等を話し合ってください。皆さんの一言から,「備え」を始めてください。
 最後に,避難で一番大切なことは,「自分の命は自分で守る」ということです。この意識をしっかりと持って,万一の時に備えてください。

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1/18 2年生生き方探究チャレンジ体験
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