京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/27
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令和6年度京都市立高野中学校 学校教育目標 「主体的に、人を大切にし、学びと向き合う生徒の育成」〜一人一人を徹底的に大切にする『高野教育』の推進〜

Next Stage・・・

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 校庭にある桜の木の芽が,少しふっくらと膨らんで,少しずつ春が近づいている感じがする今日この頃です。
 さて,今週の金曜日,15日には,卒業式が行われます。体育館で行われている卒業式練習では,緊張感の中にも,ほんわかとした温かい空気感があり,今まで共に過ごしてきた友達とのふれあいを楽しんでいるようにも感じられます。
 12日(火)には,生徒会が中心となって,『3年生を送る会』が行われます。今年のテーマは,『Nest Stage 夢へと進む道〜』 お世話になった3年生の巣立ちをお祝いし,感謝の気持ちを表すために,いろいろと工夫をしてくれているようです。子ども達の一生懸命に取り組む姿が,今の学校の雰囲気を創っているのだと感じています。先輩や後輩との関わりの中にいる自分を見つめながら,3学年で過ごす5日間をかみしめてほしいと思っています。

中学時代に身についたものが・・・

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 朝,うすピンクに染まっている東の空を眺めると,随分,日の出の時間が早くなったなぁと感じる今日この頃です。
 先日,学校運営協議会が開かれ,今年度の総括と来年度に向けていろいろなご意見をいただきました。その中で,地域の方から,「考えてみると,中学時代に体や心に刻まれたことが,社会に出てから,とても役に立っているなぁと実感している」というお話をしてくださいました。鴨川を走るクロスカントリーを取りやめることになったり,行事が縮小されていく中で,合唱コンクールや文化祭,体育祭など,行事に取り組む体験を通して得るものも大きいのではないかというご意見もいただきました。感受性豊かな中学時代だからこそ,「人ごと」ではなく,一人一人の心に響くような,質の高い取組にしていく必要性を強く感じました。
 また,「どうせ言ったって変わらない」ではなく,「子ども達が発言できる場が保障されていることが大切」といご意見もいただきました。『対話的で深い学び』を進めていく中で,一人一人が自分の「思い」を表現できる環境,一人一人の違いが認め合えて,お互いが高め合える人間関係づくりが大切であること,「一人一人を徹底的に大切にする高野教育の推進」という本校の教育目標を改めて,再確認することができました。
 来週の15日には,3年生がこの高野中学校を巣立っていきます。一日一日が子ども達にとって有意義な日々となるよう,取り組んでいきたいと思っております。ご支援をよろしくお願いいたします。

『愛着』を育む・・・

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 昨日は,台風を思わせるほどの風が吹き,大量の花粉とともに,春の到来を告げているようでした。あと数日で3月を迎えます。
 2月18日(月)から行っている美術作品展には,保護者だけでなく,地域の方々も来校していただき,「今の中学生は,こんなに立派な作品を作るのですね」「デザインがいいねえ」「自分が中学生の頃は,絵を描くだけだったけど…」等々,温かい励ましの言葉や感想をいただいています。
 一つ一つの作品を熱心に,丁寧に見ていただく姿からは,作品を見るだけでなく,子ども達が込めた『思い』も受け止めてくださっているように感じられて,本当にありがたく感謝しております。
 最近の,人やモノを大切にする心が育っていないのではないかと思わせるような報道に触れる度に,人やモノに対して『愛着』が湧くような経験があまりないのではないかと考えることがあります。
 『星の王子様』の一節にキツネのお話がでてきます。
王子様はこう言います。「あのキツネは,はじめ,十万ものキツネとおんなじだった。だけど,いまじゃ,もう,ぼくの友達になっているんだから,この世に一ぴきしかいないキツネなんだよ」
 お互いに深くかかわることで,お互いが「特別な存在」となる,そのようなかけがえのない「出会い」が,人生を豊かで充実したものにしてくれるのではないかと思います。子ども達は,作品を仕上げていく過程の中で,その作品に対する『愛着』を育んできたと想像できますが,その作品を『愛着』を込めて鑑賞して下さる他者の存在が,より一層子ども達の『愛着』を深めてくれるのではないかと思います。
 作品展は3月5日(火)まで開催しております。ぜひ,ご覧いただければと思っております。よろしくお願いいたします。

『思い』が感じ取れる作品展・・・

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 気温は低く,まだまだ寒い日が続いていますが,雲の切れ間から差し込む太陽の光は少し輝きを増し,春の訪れを感じさせてくれています。
 さて,美術科では,美術の授業を通して,子ども達の豊かな情操を培うことを目標に取り組んでいます。この度,一人一人が作品に込めた「思い」をみんなで共有したいと考え,校内作品展を2月18日(月)〜3月5日(火)まで開催いたします。3年生は,「アール・ヌーヴォーから学んだことを,美しい絵皿として表現しよう」,2年生は,「居心地のよい学校生活や社会生活を築くために,個々のメッセージをポスターで表現しよう」,1年生は「子どもの成長や幸せを込めた張り子をつくろう」という目標で,一人一人が思いを込めてステキな作品が出来上がりました。作品一つ一つとじっくり向き合ってみると,これまでの子ども達一人一人のエピソードと共に,成長が伝わってくる気がします。ぜひとも,ご覧いただき,子ども達が込めた「思い」を感じていただければと思います。作品は,南校舎2階の分割教室と廊下に展示しています。午前9時から午後5時の時間帯に来ていただければと思いますが,その際には,職員室で,受付を済ませていただきますようお願いいたします。
 

ちょっとしたワクワク感が・・・

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 朝,校門に立っていると,西の空に虹が出ていることに気づきました。東を向いて門をくぐってくる子ども達に,「きれいな虹が出ているよ」と声をかけると,「知ってる,知ってる!」「見た,見た!」と嬉しそうな笑顔で返してくれます。登校途中に『虹』の存在に気づいていたのですね。七色に輝く虹を見ると,何か素敵なことが起こる気がするから不思議ですね。
 さて,4日(月)から,お昼の放送で,図書委員会主催の「Teacher's 本紹介」が始まっています。子ども達は,授業の中で「ビブリオバトル」に取り組んだり,優秀者は,文化祭で発表してくれたりと,本当に素敵な語りを披露してくれたのですが,今回は,先生達の番です。毎日,2人ずつ,中学生の皆さんにお薦めしたい本を熱く語ってくれています。なぜ,この本がお薦めなのか,中学生の頃の思い出と共に,語っている先生もおられました。この取組は今週も続く予定です。3年生にとっては入試,1,2年生は13日(水)からテスト1週間前となります。「家では勉強ばっかりだから」と朝読書の時間や休み時間に読書を楽しんでいる人もいます。「勉強の合間のちょっと一息」「テストが終わったら思いっきり本を読もう!」等々…思いを巡らせながら,お昼の放送を楽しんでください。

相手を思う気持ち・・・

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 2月1日の学校給食のおかずは「イワシ」と「大豆」。昔は『節分』の定番料理だったけれど,いつから「恵方巻き」が主流になってきたのでしょうか。今の中学生は「イワシ」を見ても『節分』にはつながらないのでは?なんて考えながら,時代が変化していくスピードの速さに少し驚きを感じてしまいました。
 さて,31日(木)に,2年生は37名の留学生をお迎えして,国際交流の取組を行いました。この日を迎えるまでに,国際交流委員を中心に,ウエルカムポスターや名札,質問カードの作成,また,お土産として,牛乳パックを細く切ったものに着物の生地を巻いて作る『箸置き』やサンクスカードの作成等,どうすれば相手に喜ばれるかをあれこれ考えながら取り組んでいました。「京都の魅力は何ですか」という質問カードを一つ作るのにも,「全部ひらがなのほうがいいかな?」「ひらがなばかりだとわかりにくいのでは?」「魅力という言葉がわかるかな?」「魅力という言葉も出しながら,やさしい日本語で解説するのはどう?」など『相手』にとってよりよいのは何かを真剣に話し合っていました。当日は,どのクラスからも和気藹々とした楽しい雰囲気が伝わってきました。楽しみにされていた放課後の部活動交流では,あいにくの雨でグラウンド系は中止となりましたが,剣道等,室内の部活動や,急きょ思いついた「校舎案内ツアー」等で,充実した時間を持つことができました。
 このような交流を通して行う学習の中で,「相手を思う気持ち」や,「想像する力」が育まれるのではないかと思っています。今回作った『箸置き』は,修学旅行の民泊でお世話になる皆様にもお土産として作る予定をしています。実在する『相手』のことを思い描きながら,これからも取組を進めてほしいと思っています。
 
 

少し意識すると気づくことが・・・

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 山々が一面『雪化粧』をして,大文字の『大』の字も真っ白になっています。一晩でこんなにも風景が変わるのかと驚いてしまいました。
 さて,25日(金)に行われた2年生の校外学習では,いくつかのミッションが出されていましたが,その中に「観光客にインタビューをして,京都の魅力を聞きだすこと」というものがありました。これは,修学旅行先で京都を紹介するための学び活動だけでなく,31日(木)に行われる「留学生と交流する」中で学ぶ「人権学習」と関連した活動でもあります。日頃の英語学習を実践にうつす場でもあり,生徒達は,ジェスチャーを交えながら一生懸命にコミュニケーションをとっていたようです。しかし,ここであることに気づきました。それは「日本人観光客がいない」ということです。このミッションでは,外国人だけでなく日本人の観光客にもインタビューをすることになっていたのですが,なかなか日本人の観光客を見つけることができないのです。「平日」だったからかもしれませんが,観光客でごった返す有名観光地で,生徒達は,人々が何語で会話しているかを必死になって聞きながら日本人観光客を探していました。「外国人観光客が増えた」という話題はよく聞きますが,ここまで外国人だらけだとは! 友達同士でおしゃべりをしたり,イヤホンをつけたり,考え事をしたり・・・しながら道を歩く日常生活の中ではまったく気づかないことでした。
 私たちは,毎日,多くの情報が渦巻く中で生活しています。でも,情報が多すぎて,目に留まらない,耳から聞こえてこないことが案外多いものです。自分にとって必要な情報,意識した情報しか認識しないようになっているように感じます。しかし,少し意識して周りを見てみると,いろいろな発見,気づきがあるかもしれません。「与えられる」だけでなく「自ら気づく」ほうが学びが深くなると言われています。多感なこの時期だからこそ,自ら気づく感性を磨いてほしいと思っています。

『自分』の世界を広げて・・・

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 学校では,水仙の花が咲き始めました。まだまだ寒い日が続くと予報されていますが,草花は,季節のうつろいを感じ取り,私たちに春の訪れを告げてくれている気がします。
 さて,16日(水)に行われた避難訓練では,静かに整然とグラウンドに集合してきた生徒達の姿に感動しながら,阪神淡路大震災が起こった時,電気やガスが止まった寒い日々の中で,「夜がこんなにも真っ暗であることを改めて知った」という方のお話しをしました。夜は暗いとはいえ,街灯や車のライト,街の灯りで,本当に真っ暗という状態を体験することがあまりなく,「これが当たり前」という感じで気にも留めないで生活をしていますが,「今,当たり前と思っていることは決して当たり前じゃない」ということを考える機会になればと思っています。ご家庭でも話題にしていただければと思います。
 また,17日(木)に,3年生は面接練習を行いました。緊張しながらも,一生懸命に自分の思いや考えを伝えようとする気持ちが伝わってきて,入試当日にしっかりと自分の力が発揮できればと願っています。23日(水)からは,義務教育最後の定期テストです。悔いのないように取り組んでほしいと思っています。2年生は25日(金)に京都市内の校外学習に出かけます。この取組は,修学旅行の班別研修の事前学習だけでなく,旅行先で「京都について語る」ために,地元京都のことをしっかりと学ぼうという目的で行われます。少しずつ行動範囲を広げ,いろいろなことを体感することは,自分の感性や考えを広げることにつながります。これらの取組を通して,いろいろなことを吸収し,成長してくれることを願っています。

『素直さ』と『ひたむきさ』を感じながら・・・

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 比較的暖かなお正月だったとはいえ,3学期のスタートは,北風に身を震わせる1週間でした。しかし,校庭には可愛らしい「梅」の花が,また,校門の桜の枝には春の訪れを感じさせてくれる『芽』が芽吹き始めています。まさに『冬来たりなば,春遠からじ』  If winter comes, can spring be far behind? でしょうか。
 少しインフルエンザが出始めて心配していますが,校内では,明るい笑い声や話し声が響き,新しい年を迎えて,一人一人が何かに一生懸命取り組もうとしている『活気』が感じられます。3年生は,自分の希望する進路実現に向けて,2年生は,修学旅行の事前取組に,1年生は,チャレンジ体験に向けて,学年全体で大きな目標に向かって良いスタートが切れたようです。また,「3学期は〇〇しよう」とか「3学期から◇◇する」といった決意を実行にうつしている生徒の姿に,一人一人が『お正月』という『節目』に自分としっかり向き合えた頼もしさも感じました。
 先日,大学の先生と話す機会があり,「今の時代,フラれて傷つく自分にはなりたくないからという理由で,告白をしない若者がいる」という話が出ました。「人は何のために生きるのか?」という問いかけに「幸せに生きるため」とよく言いますが,このような考え方で,果たして幸せに生きることはできるのだろうか。悩んだり落ち込んだりするからこそ,喜びや感謝の気持ちがあふれてくるのではないだろうかと思うと,とても考えさせられる話でした。
 中学時代は人格形成にとってはとても重要な時期。喜怒哀楽,様々な感情が渦巻く『自分』と向き合い,そんな自分と関わる『他者』との関係性の中で,自分の存在を確認していく時期です。「願書」を大事そうに抱えて登校してきたり,放課後の学習会を終えて「今,めっちゃ頑張ってるし,見に来てや」と笑顔で話す3年生。『素直に』自分の感情を表現し,『ひたむきに』取り組もうとする姿に,心からエールを送りたい気持ちで一杯になります。17日(木)には全教職員で「3年面接練習」を行う予定です。一人一人の成長にどれだけ寄り添うことができるかを考えながら,これからも教育活動を行っていきたいと考えています。保護者や地域の皆様も,温かい声かけやご支援をよろしくお願いいたします。

2019年を迎えて・・・

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 新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
 さて,年末に,チリから京都教育大に留学されている小学校の先生とお話しをする機会がありました。チリの母国語はスペイン語,「日本語は,聞くのはある程度わかるが話せない」ということで,日本語混じりの英語を使い,時々,ジェスチャーを交えたり,相手の表情を見て,通じ合っているかを確かめ合いながら,1時間余り話をしました。チリという国について詳しく知っている訳ではありませんが,教育に対する熱い思いが伝わってきて,国は違っても,人と人が,関わり合い育ち合う『教師』という仕事について改めて考えることができました。と同時に,もしかしたら出会うこともなかったかもしれない人とのこのような『出会い』に不思議さを感じ,これを『ご縁』というのかなとも思いました。
 生徒や教職員だけでなく,この高野中学校に集う全ての人が関わり合う中で,「すべての生徒を支える学校」づくりをめざして,教職員一同,取り組んでいきたいと考えております。今年も,温かいお声かけや見守り,ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
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