京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/05/14
本日:count up43
昨日:131
総数:458561
文字: 大きく | 小さく | 標準 配色: 通常 | 白地 | 黒地
ハートフルマーク
令和6年度京都市立高野中学校 学校教育目標 「主体的に、人を大切にし、学びと向き合う生徒の育成」〜一人一人を徹底的に大切にする『高野教育』の推進〜

「思い」を形に・・・

画像1 画像1
 朝晩は少し肌寒さを感じるようになってきましたが,日中は,真っ青な青空の日が多く,朝晩の気温差に体調を崩している生徒がいるのが心配です。そんな中,まぶしいほどの日差しを浴びて,マリーゴールドの花が鮮やかさを増しているように見えます。
 23日(火)には,生徒会本部役員選挙が行われ,新旧役員が引き継ぎをしながら,1,2年生中心の新体制を作り始めました。先日,中庭のベンチで,新本部役員が,これからの活動方針の原案を考えながら,「こんなことをしたい。あんなこともしたい・・・」とあれこれ話し合いながら,「どうやって形にしていけばいいのだろう」と悩んでいました。ちょっとしたヒントに,どんどん思いが膨らんで笑顔になっていく様子に,「意欲って大事だなぁ」と改めて感じることができました。「思い」を持つことはとても大切なことですが,その「思い」を形にしていくために,『生徒会』の組織があるのです。一方通行ではなく,双方向で「思い」を発信し合いながら本部や議会・委員会,学級等で形にしていってほしいと思います。それが,生徒会活動の活性化につながり,学校をよりよくしていくことにつながるのです。生徒会の会員は全校生徒です。「学校をよりよくしていくために自分は何ができるのか」「社会の一員として自分は何ができるのか」は生徒会活動の二本柱です。お互いの「思い」が伝わり合う集団づくりをめざして大いにリーダーシップを発揮してくれることを期待しています。
 

話しやすい双方向の関係性・・・

画像1 画像1
 16日(火)から行われていた進路相談,教育相談の時間内では話し足りないのか,休み時間や放課後に,校庭や,廊下の窓から同じ風景を眺めながら,生徒と教員が立ち話をしている光景があちこちでみられました。「ちょっと青春しているなぁ」という雰囲気も感じられ,なんとなくほほえましく思える一週間でした。
 19日(金)には,2年生が「生き方探究チャレンジ体験」で感じたこと,調べたこと,考えたこと等をポスターにまとめ,1年生だけでなく,養正小学校,養徳小学校の6年生をお迎えして『ポスターセッション』を行いました。ポスターセッションとは,発表者が一方的に話すのではなく,聞き手との質疑応答や意見交換をしながら考えを深めていくもの。最初は戸惑いを見せていた6年生や1年生も,2年生の笑顔いっぱい,堂々とした発表に,積極的にかかわりはじめ,回を重ねる毎にいい雰囲気になっていきました。2年生は自分の意見を伝えるためには,「笑顔」と「はきはきとした大きな声」が大切であるということだけでなく,聞き手が,うなづいたり,質問や意見を言って反応を示してくれることで,随分しゃべりやすくなることを実感したのではないでしょうか。
 テレビやコンピュータで情報を得るのは便利ですが,それは一方通行の情報です。また,コミュニケーションのツールとして『スマホ』が重宝される現代ですが,「文字のやりとり」も,伝達する手段としては確かに便利ですが,お互いが高め合えるような双方向の関係性にはなかなかなり得ないと感じています。人と人が関わる中で「なるほど!!」と実感できる経験を積み重ねていくことがとても大切だと思います。思春期で,親子の会話が難しいという保護者の声もよく聞きますが,「〇〇しなさい」とか「早く○○しなさい」等,指示的な会話ではなくて,秋の味覚やスポーツ,将来のことや世の中の出来事等,双方向で会話が楽しめるような話題でおしゃべりをする時間を意識してみてはいかがでしょうか。

『笑顔』のリレー・・・

画像1 画像1
 激しい雨風にも耐え続けていた「ザクロ」が今,赤く色づいています。雨の日が多い印象の秋ですが,その合間をぬって,地元の保育園でもあちこちで「運動会」が開かれています。
 先日訪れた運動会では,3〜5歳児と保護者のペアを「鳥の巣」に見立てて,乳児を抱いた保護者が「小鳥」として,その巣の中に入るという競技を行っていました。純粋な赤ちゃんの笑顔に,3〜5歳児はもちろん,大人達も,素敵な笑顔があふれていて,見ている側も,思わず笑顔になりました。
 ヒトは,生まれてすぐは,自立して生きていくことができません。誰かに依存しなければ,お乳を飲むことも,動くこともできません。お世話をしてくださる感謝の「しるし」として,赤ちゃんはとびきりの笑顔をもって産まれてくるというお話しを聞いたことがあります。そしてその笑顔は,リレーのように関わる人を次々と笑顔にするパワーを持っているということを,運動会の光景を眺めながら改めて実感することができました。
 保護者は,子どもの成長を願い,あらゆる場面で関わり続けてこられたわけですが,子どもは,少しずつ「自立」し始めるのが思春期です。親は『目』は決して離さずに,でも,少しだけ距離を置く時期にさしかかっているのではないかと感じます。先日も,進路保護者会を行いましたが,保護者の考えや思いを子ども達に話すだけでなく,子どもの考えを聞いてみる,子どもの困り感を共有する,人生の先輩としてアドバイスをしてみる等,人それぞれに様々な距離の取り方があると思います。16日(火)から1・2年生は教育相談,3年生は進路相談が始まるこの時期,学校と保護者が連携を取りながら,子ども達の「自立」に向けての関わりができたらと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。
 
 

まちづくりは人づくりから・・・

画像1 画像1
 7日(日)は養正学区,8日(月)は養徳学区の区民運動会が開かれました。4日,5日に中間テストを終えた子ども達が多く参加し,素敵な笑顔をたくさん見せてくれました。同じ年代の中で行う中学校の「体育祭」とは違って,幼児からお年寄りまで,地域の方々と世代を超えて声を掛け合い,和気あいあいと行われる区民運動会では,『地域の子ども』として,これからの地域を担っていくであろう子ども達の頼もしさも感じることができました。
 地域や家庭の教育力が低下しているのではないかといわれる現代社会ですが,「まちづくりは人づくりから,地域の子どもは地域で育む」という昔から京都に息づく町衆の伝統は,確実に受け継がれているように感じました。これからも,地域の方々との温かいふれあいの中で,子ども達の成長をご支援していただきますよう,よろしくお願いいたします。
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

高野中学校

小中一貫教育構想図等

京都市立高野中学校
〒606-8231
京都市左京区田中上古川町25
TEL:075-781-8134
FAX:075-781-8135
E-mail: takano-c@edu.city.kyoto.jp