京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/05/17
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令和6年度京都市立高野中学校 学校教育目標 「主体的に、人を大切にし、学びと向き合う生徒の育成」〜一人一人を徹底的に大切にする『高野教育』の推進〜

豊かな関係性を築く・・・

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 校庭にある紅葉が,少し,赤みを増してきました。私たちは,色づく葉に『秋』を感じ,四季の移り変わりに思いを馳せますが,木々は,どんな風に季節の移り変わりを感じて,自らの葉っぱを赤く染めていくのでしょうか?
 さて,22日(木)には,左京区長をはじめ,左京区はぐくみネットワーク実行委員会の方々を中心に,約70名の地域の方々にご参加いただき,2年生を対象に「しゃべり場&ふれあいトーク in Takano」が行われました。ほとんどが初対面同志,最初は緊張気味だった中学生も,熱心に耳を傾けて下さる大人の方を前に,相手に伝わるように丁寧に話をする中で,打ち解けていったように感じます。また,大人の方も,「生徒さんが,目を見て,しっかりと聞いて下さるので,楽しくてついついしゃべりすぎました」とおっしゃるほど,笑顔がいっぱい,和やかな会となりました。
 前半は,1対1で向き合った形でしゃべる『しゃべり場』,後半は,4人グループでの話し合い形式でしたが,4人の膝が,自然と内側を向き合い,話をする様子から,世代を超えて,人と人とが関わり合いながら,豊かな関係を築いている感じが伝わってきました。一昔前なら,地域のあちこちで見受けられた光景かもしれませんが,バスや電車の中で,一人一人がスマホの画面に見入っている今の時代,人と人をつなぐために,このような『仕掛け』が必要なのかも…と思うと少し寂しい気もします。
 しかし,大人も子どもも,「人と人が話しをするのが楽しい」と感じる経験が大切。「コミュニケーション能力が大事だと思った」「今日だけでもコミュニケーション能力がupした」という生徒の声もありました。「親切な心や,思いやり,人の心に根ざしたもの」等,人と人との関わりで育まれるものは,いくら機械化が進んで便利な世の中になっても,失ってはいけないものだということが,今回の取組を通して,参加者の心に改めて刻まれたのではないでしょうか。ご参加いただいた皆様,本当にありがとうございました。

『つながり』を深めるために・・・

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 街路樹や校内の木々が色づき始め,寒い冬の到来を前に,少し華やいで見えます。ビオトープ前の道は,黄色や赤い落ち葉が,まるで絨毯のよう,歩くたびに聞こえる「カサコソ」という音がなぜか心地よい今日この頃です。
 先日起きた事件の際には,保護者や地域の皆様から,素早い情報が寄せられたおかげで,子ども達の安全を第一に考えた行動をとることができました。本当にありがとうございました。学校のすぐ前での出来事だっただけに,地域のつながりの大切さを改めて感じ,感謝申し上げます。
 さて,今週は2学期の期末テストがありますが,最終日の22日(木)午後には,2年生を対象に「ふれあいトーク in Takano」が行われます。今回は,大人と生徒が1対1で向き合って話をする『しゃべり場』形式です。左京区長をはじめ,左京区はぐくみネットワーク実行委員会の方々を中心に,70名近い方々が,この取組に参加してくださる予定です。司会進行は,先日,生徒会本部役員選挙で決まった生徒会本部役員が,進めてくれます。「ふれあいトーク」は,毎年,左京区内の中学校で行われているのですが,高野中学校で,しかも,1対1のしゃべり場は初めての試みといくことで,地域の方々も「新しいやり方にこちらもチャレンジですね」と,期待していただいています。
 社会の変化と共に,地域の方と子ども達の関わりの在り方が,少し変わってきたように感じられる今の時代,大人の方々と話す機会も少なくなってきているように思います。話したり聴いてもらったりする経験を通して,自分自身や自分の生き方を見つめるきっかけになればと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。

研究報告会 お礼

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 11月12日(月),「支援の必要な生徒の『困り感』に視点をあて,全ての生徒が共に高め合い,達成感を抱ける学校づくり」をテーマとして進めて参りました研究についての「報告会」に多くの皆様にご参加いただき,誠にありがとうございました。本校では,『特別支援教育の視点で,発達障害等で「困っている生徒」が学びやすいように授業を改善・工夫するだけでなく,教室環境を整え,学級(学校)経営においてもユニバーサルデザイン化を進める教育は,すべての生徒にとって学びやすく,過ごしやすい学校をつくることである』という教育のユニバーサルデザイン化の理念のもとに,「チームTAKANO」として取り組んでおります。
 今回,本校のスーパーバイザーとしてご指導いただいている後野文雄様のご講演の中で示していただいた,具体的な支援の在り方だけでなく,ご参加いただいた皆様の温かい励ましのお言葉やご意見をこれからの研究に生かし,すべての生徒を支える学校をめざして『一人一人を徹底的に大切にする高野教育」を推進して参りたいと考えております。
今後もご支援,ご指導をよろしくお願いいたします。

今しかできないこと・・・

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 11月に入り,街路樹や校庭の葉っぱが赤や黄色に色づき始め,『秋』を感じさせてくれています。
 1日(木)に,1年生を対象に行われた「いのちのがん教育」の授業では,「がんと闘うというのではなく,がんも自分の身体の一部なのだから,がんと折り合いをつけながら,共に生きている。だから,くよくよ考えて時間を使うより,生きていることの奇跡に感謝して,1日1日をていねいに生きています」という京都府がん教育推進メッセンジャーの方の力強い言葉を,生徒たちは真剣に受け止めているように感じました。
 3日(土)には,日本PTA近畿ブロック研究大会が和歌山市で開かれ,その記念講演で,俳優の小西博之氏が,ご自身の腎臓がんの闘病生活を通して「前向きに生きることの大切さ」「すべての人々に対する感謝」そして「いのちの大切さ」を熱く語ってくださいました。「本当に辛い時,思い悩んだ時,相談にのってくれたのは学校の先生だった。だから,先生になろうと思った」と話される小西氏は,今,生きていることの素晴らしさ,いのちの大切さを日本中の子どもに伝えたいと活動されています。
 お二人のお話に共通しているのは,「がんは闘うものではなく,受け入れること,ありのままの自分を受け入れることから,自分の生き方が始まる」というものでした。
この講演で手話を交えて披露された「いのちのうた」の歌詞の中に
  今しかできないこと
  あなたが今できることから
  何かをはじめてみようよ
  いのち みつめてみよう・・・
とあります。
 学習面や友達関係,親子関係等,思い悩む思春期真っただ中の子ども達にとっては,ありのままの自分(いのち)をみつめることは難しいことかもしれません。けれども,かけがえのない一人一人のいのちが輝くことを願って,「今しかできないこと,今できることから 何かをはじめてみよう」と子ども達が一歩を踏み出すことができるように,保護者や地域の皆様と学校とが連携を取りながら,支えていきたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。

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