最新更新日:2014/10/08 | |
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平成21年度全国学力・学習状況調査本校の結果について
本年度,行われた全国学力・学習状況調査の結果を分析し,検討した結果をお知らせします。
国語の傾向 ・記述問題で無解答率が高い。要因は,普段から書くときや話すときに,主語になる言 葉や文章中の重要とされる言葉を,省略して話したり書いたりできていないことが考えられる。 ・短歌の正答率が低い。日常的に文学作品に触れることが少なく,著者の心情や歌われている情景がつかめないことがあげられる。 ◆対策 ・日常生活において,正しい言葉遣いを意識させる指導が必要である。 ・すべての教科授業のなかで,「書くこと」に重点をおいた指導をおこなう。 ・朝読書の時間をより一層活用して,文学作品に多く触れるように指導する。 数学の傾向 ・ 数と式の領域で無答率が高いのは,分数の等式の変形問題と分数の方程式の問題であり,分数が苦手である。小学校からつまずいて,克服できていない。 ◆対策 ・基礎・基本を徹底させるために,繰り返し学習が必要である。 ・わかる授業を常に心がけ,数学に対する学習意欲を喚起する。 質問紙調査から見える課題 ・平日でも学習時間は長くないが,土日には半数の生徒が全く学習しないと答えた。学校での学習と家庭での学習結び付けることができていない。 ◆対策 ・学習意欲の向上を図るための各授業や学級・学年での指導方法の工夫が必要である。 ・週末家庭学習課題の提出を徹底させ,より一層家庭との連携を密にする。 緑あふれる未来の京都
校門前 京都テルサの壁沿いに建っています。
本校の1年生の文化祭での作品です。 歴史に刻む文化祭
『Generation』〜歴史に刻む文化祭〜
今年度は,標記をテーマに文化祭を開催しました。 体育館では,「3年学年劇」「1・2年合同劇」「吹奏楽」等,校舎内では教科・委員会の展示を行いました。多くの皆様のご来校,有り難うございました。 このグランドで最後の体育大会でした
天候等の影響で,延びに延びた体育大会。生徒達は,入場行進や各競技に熱心に参加しました。小中一貫校建設のため,このグランドで行う最後の体育大会でした。
秋季大会はじまる
秋季新人大会が各部活動で始まりました。どの部活動もチームづくりが大変です。新チームになって初めての試合,保護者の皆さんのご声援お願いします。
ごあいさつ
ご あ い さ つ
京都市立陶化中学校 校 長 安 居 昌 行 ようこそ陶化中学校のホームページに! 私は,本校校長の 安居 昌行 です。学校は,京都駅の南に隣接する京都市南区東九条地域を校区の中心とする京都市立の中学校です。学校や地域のようすは「学校の概要」をご覧ください。ここでは,本校教育活動の一端を紹介します。 ■ 学校教育目標 人を大切にし,心豊かに生きる生徒の育成 〜確かな学力,豊かな心,共に生きる姿勢を身につけた生徒の育成〜 ■ 21年度の陶化中学校教育活動のキーワード 教育方針を分かりやすく説明するため,次の四つのキーワードを生徒・保護者の皆さんとも共有しています。 「学習の集団」づくり・・基礎・基本の徹底,共に高め合う集団づくり 「学習の習慣」を身につける・・学校での学習と家庭学習との連結 「生活の集団」づくり・・すべての生徒が大切にされる集団づくり 「生活の習慣」を身につける・・家庭との連携と継続的な指導 ■ 「東九条の小中一貫教育」推進 本校は平成16年「教育特区(現在は教育課程特例校)」の指定を受け,校区三小学校と小中一貫教育に取り組んできました。今年度からは,この5年間の取組を踏まえるとともに,平成24年度「三小学校の統合と中学校を一体とする小中一貫教育校」の開校に向けて,新たな取組を展開しています。 (参考;昨年度までの「京都市東九条地域小中一貫教育」の主な取組) ○「算数/数学一貫事業(数チャレ)」 ・・「数と計算」領域の時間を中心に小学校5年生で中学校数学科教員と小学校担任のTT授業として展開しました。 ○「英語フロンティア事業(シャベランセ)」 ・・校区三小学校6年生に「英語科」を設置し,年間35時間を中学校英語科教員と小学校担任のTT授業として展開しました。 ○「小学校選択教科開設事業(自由キッズ)」 ・・年間6時間程度,小学校6年生を対象とした中学校選択教科を開設し,中学校教員の指導のもと,三小学校合同授業を中学校において展開しました。 ○「(小中連携した)キャリア教育」 ・・中学校3年生が小学校5年生との合同学習や,生き方探究チャレンジ体験(中学2年の職場体験)報告会への小学校6年生の参加などの取組を展開しました。 今年度も,四校で合同会議や合同研修会をもつなど,教職員・児童生徒の連携を深め,11月27日には「京都市東九条地域小中一貫教育研究報告会」を開催する予定です。 学校の概要
学校の概要
本校は,昭和22年陶化小学校内に「陶化中学校」として併設され,翌23年深草飯食町に移転,「藤森第二中学校」と称しました。昭和24年現在地に移転独立し,「陶化中学校」と再称し,現在に至っています。在校生徒数は1900名を超える(昭和37年度)規模の大きな学校でしたが,現在は230名余りの在校生徒数となっています。 また,校区には「陶化小学校」「東和小学校」「山王小学校」の3校があり,平成16年度には「京都市小中一貫教育特区」の認定を受け,三小学校一中学校による小中一貫教育の取組を続けていました。 校名の由来 古く平安京の都制を調べると,本校の所在地一帯は当時の左京八条と九条にあたり陶化坊と称せられていました。藤原摂家の一つ九条家の邸宅がこの地にあり,応仁の乱後この付近一帯は荒野と化し,居を構える人もありませんでしたが,江戸時代に再び九条家の邸宅が建てられ,『陶化御殿』と名付けられました。この邸宅には,庭園に若杉,梅樹が数多く植えられていましたので,当時の人々は「御杉御殿」とも称したと伝えられています。明治維新の際,九条家は東京に移され,その邸宅は庶民の教育のため,寺子屋として整備され,これが陶化小学校の前進となりました。本校の校名もその由緒ある地名にちなんで「陶化」と名付けられました。 校章・校歌について 校章は,「御杉御殿」と呼ばれたこの地の由来にちなんで,昭和22年美術科大野秀隆先生により,杉の木を図案化して作成されたものであり,若々しい杉の木がすくすくと伸びゆくことも意図されています。また校歌については,昭和31年校歌の募集を生徒評議会が発案し,応募生徒作品の中から三年生の村中充子さんの歌詞が採用され,音楽科加藤きく先生によって曲がつけられ,現在の校歌が制定されました。 校区のようす 本校は,京都駅の南に隣接する京都市南区東九条地域を中心とした,東西約1.2km 南北約1.7kmの範囲を校区としており,校区内にはJR京都駅八条口,地下鉄烏丸線九条駅・十条駅,市バス九条車庫などがある交通の要所でもあります。この地域は伝統野菜「九条ねぎ」の栽培で有名でした。九条付近の土壌がねぎの栽培に適していたうえに,熱心な農家の人々による改良もされたことから「九条ねぎ」の名が生まれたそうです。明治時代,牛肉が普及するにつれて栽培がさかんになったそうです。しかし,今では住宅,マンション,商業施設や工場が建ち並び,校区ではねぎ畑はほとんど見られなくなりました。 |
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