最新更新日:2024/04/26 | |
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地元,下京中学校の生徒が夜間部と交流
昨年12月,洛友中学校の地元である郁文校区を含む下京中学校の2年生(人権学習を行った有志)が夜間部を訪ねてくれました。その後,感想を送ってきてもらったので一部紹介します。
○ 教室から学ぼうとする力があふれていました。みなさん,キラキラ輝いていました。何も特別なことはなく,本当に私たちと同じように勉強されているのです。でも,一つ私たちと違うことは,心から勉強を楽しんでいることです。 自分たちのせいではないのに,教育の機会均等の権利を奪われ,そして自分たちで取り戻す。そのために洛友中学校だけど,あってはならなく,なくてはいけない存在だと思いました。今,私たちがみんな平等に学校に来れるのは,過ちを犯した歴史と,それで辛い思いをされた方々がいたからだと思いました。 人と違うことで,その人を仲間はずれにして,自分たちが楽しみたいという心は誰にでも少しはあると思います。だから,その一人一人の差別の心をなくすことが大切だと思います。軽い気持ちで洛友中学校に行ったけど,とても心に残るいい経験になりました。 ○ みんなとても真剣に学んでおられました。そこから「もっと日本語を知りたい。知らなかったことを知りたい」などの思いが感じられました。でも,みんな笑顔で楽しそうに授業を受けておられました。 今,私たちは当たり前のように授業を受けているけれど,それが当り前じゃなかった人たちがいることは,同じ日本にいる者としておかしいと思います。まず,差別というものをもっと早くなくさなければならないと思います。差別があることで,人が人らしく生きられないということがありうるのではないかと思います。 私は普段「勉強なんていやや」とか「勉強めんどくさい」とか思うことがあるけど,それは私たちくらいのときに,授業を受けられなかった人たちに失礼だと思いました。なので,これからは勉強できることを幸せに思って授業を受けたいです。 ○ 今回,洛友中学校の生徒さんや教頭先生,校長先生の話を聞いたりして,学べることの幸せ,今日本で不自由なしに生きていることが,どれだけ幸せなことかがわかりました。生徒さんたちは,楽しんで好奇心を持って授業を受けていらっしゃったので,私も今はいやいや受けている授業をもっとまじめにありがたく受けたいと思いました。また,最後の校長先生の話で,いじめも差別であり,それらの差別を見抜く力をつけるのが人権だとおっしゃられていたので,今も将来もしっかりと見抜いて,それをなくせるようにしていきたいです。 ○ 私は洛友中学校のみなさんがまじめに,生き生きと勉強する姿を見て,これが本当の授業なんだろうなぁ…と思いました。テストのためでもなく,受験のためでもない。勉強したいという思いがひしひしと伝わってきて,こんな学校は楽しいだろうなぁ…と思いました。それに比べて,今の私は,授業中に寝たり,喋ったりしていて,洛友の方々を見ていると,申し訳ない気持ちになりました。それから,校長先生が言っていた「この学校はあってはならない学校です。でも,なくてはならない学校です」という言葉を聞いて,差別がどれほど多くのものに影響を与えてしまったのかを感じました。 ○ 私たちは親に「勉強しろ」と言われたり,高校のため,成績のために勉強していたと思います。ですが,洛友中のみなさんは自ら学ぼうとしていらっしゃいました。その気持ち,やる気を見習おうと思いました。 それと,今起こっている「いじめ問題」をなくすべく私たちができることは,いじめに対しての考えを変えたり,いじめをしないような広い心を持つことだと思います。いじめがなくなるように,一人一人の意識が必要だと思う。 |
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