多文化共生学習を行いました

　洛友中学校には、これまでも、そして今も、多くの外国籍の生徒が学んでいます。
　それぞれの文化を知り、互いの文化を尊重することは、学校の中だけではなく、国際化が進んでいる現代にあっては、大切であり、当たり前のことです。
　洛友中学校では毎年、「多文化共生学習」として、外国の文化にふれるという学習を行っています。今年度は、玉村さんご夫妻にお越しいただいて、二胡の演奏を聴かせていただきました。
　玉村さんご夫妻は中国内モンゴル自治区のご出身で、ご主人の昌雄さんは残留邦人として、中国で育ち、約20年前に奥様の敏恵さんと日本に戻ってこられました。ご夫妻とも、かつて洛友中学校で学んでおられ、生徒の中にはともに学んだ仲間として、なつかしく迎える人もいました。
　二胡のゆったりとした音色は、モンゴルの雄大な草原や、その中を駆け抜ける馬、果てしなく広がる星空を連想させ、心が洗われるような時間となりました。