京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/26
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昼間部と夜間部の良さを生かし、世代や国籍を超えてふれあい学び合う学校

昼間部 登校日

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 今日は、昼間部は宿泊学習の健康観察を兼ねた登校日でした。まだ、疲れがとれていない人もいましたが、元気に登校してくる人もいて少し安心しました。

 学活では、宿泊旅行でみんなが撮った写真を見て旅を振り返りました。事前学習で報道記者の中山さんに教えていただいた成果か、良い写真がたくさん撮れていました。また、文化祭でフォトコンテストを行うので楽しみにしておいて下さいね!

 その後、かき氷をして旅の疲れを癒しました。この間の風鈴製作で絵付けした風鈴が、気持ち良さそうに風で揺れていました。友達と話しながらかき氷を作り、後片付けまでしっかりやってくれた昼間部の生徒の、旅行前より少し成長した姿が見れた1日でした。

昼間部 宿泊旅行 2日目

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 宿泊旅行2日目。心配していた天気は晴れ。朝のラジオ体操で気分スッキリした後、「新町川を守る会」の中村さんにお世話になり、30分程ひょうたん島クルーズを楽しみました。川の上で気持ち良い風を感じながら、徳島の街並みを見るだけでなく「自分たちの川は自分たちで綺麗にする」ということも学びました。川の中にエイも住んでいてビックリしましたね。

 その後、イングランドの丘へ。班のメンバーが協力しないとできない指令をこなすレクレーションを行いました。とても暑かったけれど、指令を終えて全員無事に時間通りに帰ってきました!普段はなかなか話さなかった人とも話せたせいか、みんなに笑顔が見られました。

 行きも帰りも、バスの中ではバスレク係りさんがクイズを出して盛り上げてくれました。帰りはみんなくたくたでしたが、身も心もリフレッシュし、少しでも友情が育った旅になったのではないでしょうか。

昼間部 宿泊旅行 1日目

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 夏休みに入ってすぐ、昼間部は淡路島・徳島方面へ1泊2日の宿泊旅行へ行ってきました。今年みんなで話し合って決めた目標は、「さぁ夏だ!身も心もリフレッシュ 仲間との友情を育てる旅に出よう 淡路島だよ全員集合!」どのような旅になったのでしょうか。

 1日目は、大塚国際美術館へ。アート君という自分の顔に似た絵画を見つけてくれるロボットに顔写真を撮ってもらい、それぞれ絵画を探しに行きました。また、古代ローマ展の最中で、みんなで絵画にも描かれているローマ人の衣装も試着してみました。気分はローマ人!?花嫁や王様の気分を味わいました。

 その後、あすたむらんど徳島で吉野川めぐりと科学館へ行きました。科学館では班ごとに「宇宙と地球」「生命と環境」「科学技術と人間」の3つの展示場をまわりました。普段は見られない科学の展示物に興味津々。見たり、聞いたり、手に取って触ってみて・・・あっという間に時間が過ぎました。

夏休みがスタート!

 昼間部は22日に,夜間部は今日で通年制の第1期が終わります。それぞれ5月と4月に新しい仲間を迎え,ふだんの授業はもちろん,遠足や球技大会などの行事を通してもつながりを深めていきました。第2期には,また様々な取組や行事が待っています。みんなで大いに盛り上げ,より魅力的な学校にしていきたいですね。
 さて,いよいよ夏休みがスタートします。今年の夏は梅雨があけるのも早く,暑さも例年以上に厳しいと言われています。規則正しい生活や熱中症などの予防に心掛け,交通事故や水難事故などにも遭わないようくれぐれも注意してください。

 昼間部は,夏休みに入ってすぐ,22日〜23日に淡路島・徳島方面に「絆を深めるための旅」に出かけます。友だちや先生のいいところをたくさん見つけ,今以上に仲間としての『つながり』を深めてきます。文化祭にはその報告会をみなさんに行いますので,楽しみにしていてください。
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「油絵教室」Part2 at 洛友中学校

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 先日は,遠藤剛熈(ごうき)美術館に寄せていただき,遠藤先生の作品鑑賞や油絵についてのお話をただきました。今回はいよいよ油絵を描くことに挑戦です。カボチャやレモン,玉ねぎ,ポットなどの静物をスケッチして油絵具で着色していきます。水彩絵具は美術の授業でも経験していますが,油絵具はみんな初めての経験です。うすめる液(油)や筆を洗う液(油)を使い分け,力作が出来上がりそうです。
 仕上げは,夏休みが明けて 9/12の予定です。

祇園祭 山鉾見学

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 昨日,昼間部は浴衣を着て,祇園祭の山鉾見学に出かけました。浴衣の着付けは,いつものように郁文女性会のみなさんにお願いしました。様々な山や鉾が立ち並び,たくさんの出店に,多くの観光客,そして慣れない着物に,歩きにくい下駄…(+o+)。少し疲れましたが,祇園祭を満喫しました。帰りに木賊山に立ち寄り,御神体人形や水引などを見せていただき,川添さん(郁文中学校の卒業生だそうです)から祇園祭や木賊山について教えていただきました。

【木賊山】
 謡曲「木賊(とくさ)」に由来する山。わが子を人にさらわれて,一人信濃国伏屋(しなののくにふせや)の里で木賊を刈る翁をあらわしている。能の舞台では,木賊を刈る翁に声をかけた僧が,翁の家に招かれ,酒杯を重ねているうちに翁はわが子を思い出してして泣き始め,そして踊り狂うという展開で,最後は僧が伴っていた少年が実は翁の子であり,親子が対面するというお話である。

千種小学校の皆さんとの交流(夜間部)

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 本校の夜間部と宍粟市立千種小学校6年生のみなさんとが交流を始めて5年目になります。毎年,京都に修学旅行に来られた際に本校に来られます。今年も,6月6日に交流を行い,先日その時の感想文が送られてきましたので,一部ですが紹介します。

○ 私は,洛友中学校夜間部の生徒さんを見て,改めて勉強は大切で楽しいということがわかりました。なぜかというと,夜間部に通っている人たちは,わからないところをすぐに先生に質問したりしてすごく楽しそうに授業を受けてらっしゃったからです。私たちは,今,当たり前のように学校に通っています。でも,そこに通ってらっしゃる生徒さんたちは,戦争や差別などの理由で学校に通うことが当たり前じゃありませんでした。(中略)だから,これからは一生懸命に勉強されているみなさんを見習って,私ももっと勉強をがんばろうと思いました。
○ 昔,学校に行けなかった理由は,韓国・朝鮮の人たちを差別したり,理由のない差別をされて働くことができなくてお金がなかったり,戦争で勉強ができなかった人たちがほとんどでした。私の母も,中国の人で,日本に来たばかりの時は,ぜんぜん言葉がわからなくて,優しくしてくれる人もいれば,中国の人だからいやなど,差別をする人もいましたが,今までがんばってきました。洛友中学校には,母みたいにすごく努力をして日本語や文字などを覚えている生徒さんがいるんだなと思いました。(中略)別れるときは,いっぱい手をふってくれたので,いっぱいふりかえしました。これからは,勉強を楽しんでやりたいです。
○ まず,はじめに,校長先生の話を聞きました。ここに通っている人はみんないやいや学校にきているわけではなくて,自分からすすんで来ているんだよと言われていて,ぼくは学校に行くのがたまにいやになるときがあるけど,ここに通っている生徒さんは好きで行っているということを知って,すごいなぁと思いました。ぼくも学校にくることを当たり前だとは思わずに,感謝して学校にきたいと思いました。(中略)それともう一つ,字がむちゃくちゃキレイでびっくりしました。ぼくの字よりはるかにキレイで,きっと勉強に集中してきたからだと思います。
○ 最初はきんちょうしていたけど,生徒さんから話しかけてくださって,ぼくたちの方からも話しかけれるようになりました。ぼくたちが見学していると,勉強の内容を親切に教えてくださいました。(中略)洛友中学校の生徒さんは弱音もはかずに一生懸命がんばっていらっしゃいました。ぼくは洛友中学校に行って,学校に行けることや勉強を学ぶことができるということはとても幸せなことだと思いました。「今まで知らなかったことを知ったときうれしいから勉強する」ということが学びの原点だと聞きました。洛友中学校に来てこの言葉の意味がよくわかりました。(中略)これからは,勉強が面倒くさいなとか思うとき,洛友中学校のみなさんを思い出して勉強をがんばりたいです。
○ 「字まちがってない?」と聞かれました。まちがっているところを教えてあげたら,「やっぱりかしこいね」と言われました。うれしかったです。(中略)みんなで「あしたははれる」を歌いました。大きな声で歌うことができました。次に,感想を言いました。言い終わると3組で勉強を教えた方が,声を出して大きな拍手をしてくれました。すごくうれしかったです。帰るとき,たくさんの方が手をふってくださって,少しさみしくなりました。洛友中学校の方は,お昼仕事をしてこられる方もいて,しんどいと思うのに勉強がしたいという気持ちになるのがすごいです。やっぱり,勉強は大切だなーと思いました。
○ 洛友中学校の生徒さんはとても優しくて,私に話しかけてくださったときはうれしかったです。そのときの授業は算数で,同じ三角形を書きなさいという問題で,先生が「手の空いている人は教えてください」と言われ,どう教えたらいいのか不安だったけど,とても熱心に聞いてくださっていたのがすごく心に残っています。お礼に歌を歌って,とてもうれしそうに聞いてくれていた人がいて感動しました。バスに乗って,身を乗り出して手をふりました。また会えたらいいなと思いました。

「油絵教室」Part1 at 遠藤剛煕美術館

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 昨日,全校生徒(昼間部・夜間部合同)で地域(高辻猪熊町)にある「遠藤剛煕美術館」を訪れ,「油絵教室」の第1弾として,館内にある遠藤先生の作品を鑑賞したり,油絵について教えていただいたりしました。
 学芸員の内藤さんから遠藤先生の作品について解説をしていただき,「自然」「大地」「生命」を感じさせる多くの作品を鑑賞した後,絵の具の道具をはじめ,油絵に関することを詫磨さんから教わりました。また,「水彩画と油絵との違い」や「木の上の方が描かれていない理由」など生徒からの質問にていねいに答えていただきました。最後に,遠藤先生の「一筆入魂」のデッサンを披露していただきました。2回目は来週の木曜日。いよいよ実際に油絵を描いてもらいます。楽しみですね。

「学ぶ姿」を学ぶ 2

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 先日は,佛教大学2回生の「先生の卵」の学生さんが訪問されたところですが,7/10(水)には京都教育大学大学院生と同志社女子大学の学生さんが来られ,夜間部のみなさんが真剣に学ぶ姿を学びました。また,夜間部のみなさんへのメッセージをいただきましたので紹介します。

○ この度は,貴重なお時間をいただき,ありがとうございました。わずかな時間での授業参観でしたが,生徒の方々の机に向かう姿勢や学ぶ意欲に満ちた目を見て,その気迫のすごさに驚きました。事前のお話で自分が想像していたよりも素敵でした。私の祖母は,いつも字を書くことを避けている人でした。もう,亡くなってしまったのですが,このような学校があったら,ぜひ行ってほしいと勧めたと思います。全国に,できれば全国各市町村に洛友中学校のような学校ができたらいいのにと心から思いました。
○ 識字教育というものがあるということは知っていましたが,世界の識字状態にない人の多さに驚きました。私は何も考えることがなく,今まで学べる環境にあったということがどれだけ幸せなことなのか実感しました。これから教師として,このような学校があるということを伝えるとともに,教科の楽しさを伝えられるように努力したいです。
○ 講義を聴いた後,授業を参観させていただき,夜間部の生徒さんの勉強への熱意がひしひしと感じられました。「ヤッター! わかった!」という声が教室内に響いていました。自分自身,「学ぶ」とは何か,学びの原点を考えるきっかけとなりました。私の祖母は,中学を卒業はしたものの,学力に大きなコンプレックスを持っています。“できないことが恥ずかしい”という気持ちを少しでも取り除いてあげたいと,なおさら感じました。本日の学びをどう一般の中学生の教育に生かすのか,「学び」をどう中学生に伝えていくのか,ずっと考えながら教壇に立ちたいと思います。
○ 講義を聴かせていただいて,自分自身「学ぶ」ということについて,深く考えず,当たり前のようにきてしまっていたことに気づきました。学ぶことは喜びであることを感じました。教室で100点満点のテストを笑顔で見せてくれた方がいらっしゃいました。学んでできるようになり,その結果が出たという喜びと充実感がその笑顔から伝わってきました。「学校に行くことができる,学ぶことができる」という尊さを教師になった際,子どもたちに伝えなければいけないと感じました。

「学ぶ姿」を学ぶ

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 洛友中の夜間部を訪れた人は,なぜかみんな感動して笑顔で帰って行かれます。毎年交流に訪れる千種小,高津中,下京中や朱雀中の子どもたち,大学生や学校の先生まで,みんなに感動を与えます。夜間部の皆さんには当り前のことかもしれませんが,それはみなさんの「学ぶ姿」です。
 6月27日(木) 佛教大学2回生で,将来小学校や中学校の教師を目指している学生さん39名が洛友中を訪れ,本校をはじめ全国にある夜間中学校のこと,そこで学ばれる生徒さんについての勉強に来られました。夜間部のみなさんへのメッセージをいただきましたので紹介します。

○ 今日は貴重な授業に飛び入りにもかかわらず,快く参加させてくださりありがとうございました。私のおじいちゃんも小学校に通えなかったそうです。そのせいか文字が見るだけで恐いといつも言います。今回のみなさんの学ぶ姿を,学ぶことは恐くないことをおじいちゃんに伝えたいと思います。
○ 教室に入るまではすごい緊張していて,どうしたらいいのか迷っていましたが,教室に入るとみなさんが笑顔で迎え入れてくれてすごくうれしかったです。一文字一文字大事に大事に書いているみなさんを見て,学ぶことの美しさを感じることができました。実際,僕が中学生のころ,みなさんのように楽しく勉強できていなかったかなあと思い出し,みなさんのことを心から尊敬します。
○ みなさんの学びたいという思いがひしひしと伝わってきました。また,担当の先生も言っておられましたが,教えることの難しさも知ることができました。私たちは当たり前のように学校に通い,嫌々授業を受ける。もったいないなと思います。60,70歳になった今,もっと勉強したいという人がたくさんいること,またその人たちの背景には様々な問題があることを知ることができてよかったと思います。生徒のみなさんから中国語や台湾語なども教えてもらってうれしかったです。また,ボランティアで来ます。
○ 初めて来させてもらいました。涙がでそうでした。学校に行くのが当たり前と思っていた自分が恥ずかしかったです。一番印象的だったのが,生徒のみなさんが本当に生き生きと机に向かっていらっしゃったことです。隣にいただけの私でも楽しいと思いました。隣に行くとすぐに「これどうですか?」と声をかけてもらえて本当にうれしかったです。また,来させてください。
○ 自分にとって当たり前だと思っていた勉強がこんなに素晴らしいことで,夜間部に通われている方にとってどんなに尊いことなのかを,洛友中学校のみなさんに教えていただきました。本当にありがとうございました。今日学んだことを私がずっと覚えているだけでなく,これから関わっていく子どもたちに少しでも伝えていけるように,私もたくさんのことを学びます。
○ 私は3組さんにお邪魔させていただきました。教室に入った瞬間,生徒さんの生き生きとして元気な授業風景に正直驚きました。みなさんに「ここ教えて!」とたくさん声をかけていただき嬉しかったです。「こんな年になってから勉強してるんや」と笑っておられましたが,私は年齢に関係なく楽しく学んでおられるみなさんがとても素敵だなと思いました。学ぶってこういうことなんですね。原点に帰れた気がします。ありがとうございました。
○ 初めて夜間中学校に来ましたが,どんな勉強をしているのか,どうして夜間中学校へ来ることになったのか,その背景を知ることができました。
授業のお手伝いをさせていただいたときに,まだまだ未熟な私を「先生」と呼んでくださったことがとても嬉しかったです。また「先生,教えて」という勉強に対する意欲に圧倒されました。私がペンでなおすととても感謝していただき,「ありがとう」と何度も言ってくださったこと,「また来てね」と言ってもらえたことがとても嬉しかったです。
○ 皆さんが勉強に対して一生懸命で,すごくきらきらしていました。たくさん話しかけていただき,もっとお話がしたかったです。全くサポートできなかったのに,「ありがとう」「ありがとう」って言ってもらえることがこんなにも嬉しいことなんだと改めて思いました。小学校,中学校で勉強している子どもたちよりもとても意欲的で,そして自分の授業の受け方と違いすぎて,考えさせられることがたくさんありました。

 夜間部のみなさんには,少し迷惑なことかもしれませんが,みなさんがこうして毎日一生懸命勉強していることをできるだけたくさんの人に知ってもらいたい。子どもの頃,小学校や中学校を卒業できなくて,まだ洛友中のことを知らない人にもその存在をぜひとも知ってもらいたい。そして,さらに今回のように,これから教師を目指している人には必ず知ってほしい学校です。
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