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最新更新日:2025/04/17 |
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卒業式を終えて![]() ![]() ![]() 先週1週間、卒業を前にした、生徒たちの成長の姿は言葉ではたとえようがない。 3年生を送る会で、あの子がみんなと一緒に歌っている。卒業式の後、あの子が、心から「ありがとう」と言っている。どの子をみても、本当に逞しく成長した姿を見せてくれた。 開校以来、卒業という節目、進路決定という節目が、人を大きくすることを痛切に感じる。 そこには、先生方スタッフの並々ならない取組の積み重ねがある。熱い涙を流す先生方に、生徒の合格に知らせを聞いてスタッフルームいっぱいに歓声があがることに、ただただ感動するばかりである。校長として、これほど有難いことはない。 「洛風の日々の中で、僕の悩みは大きな勇気にかわっていました。僕はこの洛風で、人の心の温かさに触れることができました。僕はその温かさを心に抱いて、次の新しい世界へ旅立っていきたいと思います」 卒業文集に書いてくれたこの言葉が、すべてを語っている。 不登校を経験する子どもたちには、大きな可能性がある。その可能性を伸ばすためには何が必要か、その答えは、この卒業生たち自身だ。そのことを、あらためて感じた卒業式であった。 おかえりなさい!ホームカミングディ![]() ![]() 私たちスタッフも、勇気と元気を、卒業生からもらいました。 記念冊子「らくふう・10年の風」に収められた答辞の一説「私たちはみんな,どんなことに出会っても,最後には成長していけるのだと思います。目には見えないかも知れないけれど,人よりすごく遅いかもしれないけれど,花のつぼみのように少しずつ成長していけるのです。花のつぼみは新しいスタートのため,そして自分の色で輝くための準備をしています。花のつぼみを見て「まだ咲かないかなあ」と期待して待ってくれる人もあります。その期待を時にはプレッシャーと感じるかもしれません。でも,あせらずに一歩ずつ成長していけば,必ず花を咲かせることができると思います。私たち卒業生は,雨に打たれて,風で吹き飛ばされそうになっても,自分の意思をしっかり持って,大地に根を張って,一輪の花を咲かせてみせます。」のとおりに、みんなさんの成長した姿にあらためて感謝です。 また会いましょう!! 10周年記念実践報告会ありがとうございました![]() ![]() ![]() 10年間地道にコツコツと歩んできた「Kiseki」足跡である本校の実践を多くの方に伝えられたこと本当に嬉しく思っています。実践報告や講演を聞く中で、あらためて、本校が目指してきた「子どもの役に立つ学校にしたい」という方向性は間違っていなかったと確信することができました。また、研究冊子「洛風のKiseki2」「らくふう・10年の風〜答辞と洛風取組の軌跡をたどって」を編纂しながら、この学校は「息をしている、生きている」と改めて感じました。これまで多くの方々との出会いや支えがあってこれまでやってこられたのだと思います。そして、洛風のよいところを発信できたのではないかと思います。オープニングの生徒発表では、生徒たちがとても頑張ってくれました。校歌と「あなたに会えて」を熱唱したあと、洛風をよりよくする委員を中心にみんなの洛風への思いを言葉にまとめた「こんな洛風が大好き!」を堂々と発表してくれました。生徒たちだけではなく、PTAによって集めていただいた保護者の皆様のも届けることができました。 アンケートにも「とてもきれいな歌声で、合唱としてもまとまっていて良かったです。 全体のメッセージは一言一言に深い意味が込められていて、洛風中が生徒の皆さんにとって温かい学校であることがよくわかりました」と寄せていただいています。 洛風の風が参加者の心の奥深くにまで届いた実践報告になりました。 ありがとうございました。 秋パーティを終えて![]() ![]() ![]() このスローガン通り、今年も生徒たちの成長を見ることができました。転入学当初は、顔もなかなか上げられなかった生徒たちが、みんなを前にして堂々と話し、恥ずかしがらずに演技をし、合唱します。その様子は年々よりよく、生徒が主体的に活動できるようになっています。 「洛風のよさを改めて実感。仲間と何か一緒に頑張る楽しさを感じた。今回の秋パーティ、本当に楽しかったです。やったことのないことに挑戦したので、達成感がすごいです。」という3年生の感想にも表れています。 また、1・2年生は3年生にお礼の合唱や組紐づくりの体験でつくったキーホールダーをプレゼントします。「私たち1,2年生のためにいそがしい中、準備をしてくださってありがとうございました。来年は私たちがやるのでがんばりたいと思います。」という感想にあるように、3年生の姿を見て、1・2年生が目標をもてる、心を通わせる経験ができる、その積み重ねがこの10年間の洛風を創ってきたように感じています。 今年もよりよく成長している生徒たちに、その生徒たちを支えてくれている教職員に、温かく見守っていただいている保護者の方々への感謝の気持ちで一杯になる秋パーティーでした。ありがとうございました!! 修学旅行・無事に帰ってきました。![]() ![]() ![]() 9月9日、第一に目、予定どおり、朝7時20分に洛風を出発。徳光サービスエリアで真っ青な日本海を見ながら昼食を食べました。そして、立山黒部アルペンルートにむかいました。ケーブルカーやロープウエイ、トロリーバスを乗り継いで室堂から黒部第4ダムに到着しました。室堂ではガスが発生していて寒かったですが、黒部着くと晴れてくれました。ダイナミックな放水をバックに写真を撮ることもできました。 スパームーンの月明かりの中、ホテルハイジホフで宿泊です。本当にスイスに来たような素敵なホテルです。夕食もとってもおいしく、ホッとすることができました。 二日目の朝には、白馬スキージャンプ競技場まで歩いていきました。とってもラッキーなことに、本物のジャンパーが練習をしていて、迫力満点のスキージャンプを目の前で見ることができました。そのあと白馬47でそば打ち体験です。みんなとっても真剣に集中してそばを打ち、切り、食べました。信州でとれたそば粉でつくったそばとオヤキはとってもおいしかったです。午後はわくわくドキドキのラフティングです。インストラクターのわかりやすい講習のあと、川の中へ。水を掛け合ったり、川に飛び込んだり、急な流れの中で、グルグルまわったり、あっという間の1時間、12キロでした。並行して行われた、トンボ玉づくりもとっても素敵でおしゃれなストラップやネックレスができました。 夜は、待ちに待ったレクリーエーションです。ユーモアたっぷりのオープニングでつかみはバッチリ。ジェスチャーゲームやリレークイズ。ウイング対抗お絵かきリレーでは、シャガールの愛をテーマに、とてもほのぼのとした??絵が完成しました。笑い、笑いでしたね。 三日目は、信州松崎和紙工場で紙漉き体験です。絵葉書の大きさの和紙に、思い思いの葉っぱやスパンコール、色をちりばめた作品をたくさん作りました。そして、一人ひとりが自分の卒業証書となる和紙を心を込めて漉きました。出来上がりがとっても楽しみです。 バスの中では、バスレク係りの絶妙のMCのもとビンゴゲームやイントロドン、似顔絵リレー、私は誰でしょう?、名前並び替えクイズで盛り上がりました。 スローガンの「みんなで一笑懸命」どおり、100%大成功の修学旅行でした。修学旅行実行委員の人たち、そして各係をがんばったみなさん、お疲れ様でした。 この修学旅行の取組を通じて、仲間達との交流の中で、人として大事なことを感じ、学びながら、みんな一回りも、いやもっと成長できました。 新しい風が、吹き始めます。今年度もよろしくお願いします![]() ![]() 今年度の洛風のテーマは「心機一転そして貢献」です。多くのスタッフが入れ替わり、これまでの取組を一歩進める、新たな洛風にしていきたいと思っています。 また、10周年を迎える節目の年に、より洛風のこれまでの成果が役に立ててもらえるように発信していく決意です。よろしくお願いします。 |
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