京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/10
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1月7日春の七草

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春の七草といって、七草粥を食べる習慣があります。1月7日は,「人日(じんじつ)の節句」という五節句のひとつだったそうです。
古来日本には、雪の間から芽を出した若菜を摘む「若菜摘み」という風習がありました。
そして、中国では・・・前漢時代に、「元旦は鶏、2日は狗(犬)、3日は猪、4日は羊、5日は牛、6日は馬、7日は人、8日は穀」と、それぞれを占って新年の運勢を見ると共に、占いの対象となるものを大切に扱っていました。
 この中で、7日の人の日は、人を大切にする「人日(じんじつ)」という節句でした。
また、唐の時代には、人日の日に七種類の野菜を入れた汁物、「七種菜羹(ななしゅさいのかん)」を食べて、無病息災を祈りました。
そして、「若菜摘み」と「七種菜羹」の風習が交わって、「七草粥」が食べられるようになったそうです。
 春の七草の持つ意味と効果
•芹(せり)=「競り勝つ」
解熱効果や胃を丈夫にする効果、整腸作用、利尿作用、
食欲増進、血圧降下作用など、様々な効果があります。
•薺(なずな)=「撫でて汚れを除く」
別名をぺんぺん草といいます。
利尿作用や解毒作用、止血作用を持ち、胃腸障害やむくみにも効果があるとされています。
・御形(ごぎょう)=「仏体」
母子草(ハハコグサ)のことです。 痰や咳に効果があります。のどの痛みもやわらげてくれます。
•繁縷(はこべら)=「反映がはびこる」
はこべとも呼ばれます。
昔から腹痛薬として用いられており、胃炎に効果があります。
歯槽膿漏にも効果があります。
•仏の座(ほとけのざ)=「仏の安座」
一般的に、子鬼田平子(こおにたびらこ)を指します。
胃を健康にし、食欲増進、歯痛にも効果があります。
•菘(すずな)=「神を呼ぶ鈴」
蕪(かぶ)のことです。 胃腸を整え、消化を促進します。しもやけやそばかすにも効果があります。
•蘿蔔(すずしろ)=「汚れのない清白」
大根のことです。
風邪予防や美肌効果に優れています。
 ※七草粥には、菘と蘿蔔は葉の部分を、薺は花芽を持つ前の若芽を利用します。
 
   ★参考資料: 「野草辞典」「インターネット検索サイト」より

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