最新更新日:2024/05/20 | |
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新年のあいさつ、1月の言葉
全校生徒の皆さん、新年明けましておめでとうございます。令和6年が、また、令和5年度の3学期が、今日から始まります。
冬休みはいかがでしたでしょうか。体調を崩した方はいませんか?朝は余裕をもって準備ができましたか?など、心配ごとがつきませんが、君たちに会えたことで、その不安は解消されました。 私は、今年の干支について、ネットで調べてみました。2024年(令和6年)は辰年です。動物にあてはめると竜(龍)ですが、竜は十二支の中で唯一の想像上の動物です。「竜」は常用漢字で、「龍」は旧字体です。竜は古代中国の神話で神獣とされているので、中国では皇帝のシンボルとなっています。そのため、竜顔=帝王の顔、竜衣=帝王の衣服、竜影=帝王の姿など帝王にまつわるものには竜がつくことが多く、最上級の意で竜を用いることもあります。また、竜は四神(青竜、朱雀、白虎、玄武)のひとつで、水中に棲むとされ、なき声で嵐や雷雲を呼び、竜巻となって昇天し、飛翔します。竜の姿は「竜に九似あり」といわれるように、角は鹿、頭は駱駝、目は鬼、身体は蛇、腹は蜃(想像上の動物)、鱗は鯉、爪は鷹、掌は虎、耳は牛に似ており、長い髭をたくわえ、あごの下に1枚だけ逆さに生えた逆鱗(げきりん)があります。竜はこの逆鱗に触れられるのが大嫌いで、触れられると激高するとされています。こういった竜の様子から、日本でも竜にちなんだ言葉や地名などが生まれたそうです。神話や神社、お寺にも竜にちなんだものがたくさんありますね。 いろいろと調べていると、今年の目標となる言葉を発見しました。それが、「雲は龍に従い、風は虎に従う」です。 校長として、1年目の締めくくりと、2年目の飛躍を込めて、この言葉を新年の決意としたいです。(立派で聡明な君主のもとには必ず賢臣がいること。また、君主に徳があれば必ず賢臣が現れることのたとえ) さて、みなさん。2つのお題「命を育てること」「身近な人のこと」について、考えてくれたと思いますが、改めて私も1日に発生した地震をきっかけに考えました。 石川県能登地方で発生した地震で、日がたつごとにその被害状況が分かってきました。私は、生まれ故郷の福井県の実家にいて、地震と遭遇しました。横揺れが長く続きました。途中いろんなことを考えるくらい長い揺れでした。周りに落ちてくるものはないか、ストーブなど火の元を消したか、この後どんな恐怖が待っているのかなど、本当にいろいろなことを考えたり思ったりしました。気づけば、私は老いた母の手を握っていました。いの一番に母の安全を確保しようとしていたのでしょう。テレビでは、「逃げてください」「津波が来ます」と震源に近い日本海の沿岸近くの住民に呼びかけていました。呼びかけている方の必死さが言葉から伝わってきました。自分に今できることを必死で行っているのだと気づきました。 被災状況が分かりつつある中、私が今できることは、被害にあった方々へ心を寄り添うこと、お亡くなりになった方々へのご冥福をお祈りすること。そして、私の命の尊さを再確認し、私に関わる人たちの安心を確保することだと考えました。 さて、新しい年、2024年(令和6年)を迎え、皆さんはどのような目標をたてましたか。私は、新しい年を迎え、みなさんにいろいろなことにチャレンジしてほしいと思っています。チャレンジすることに必要な「勇気」を応援したいです。アイテムとして「笑顔」を持っていくといいよ。なぜなら「笑顔」は、無限パワーであり、世界の共通言語(高橋優「福笑い」)だから。 「チャレンジしよう 笑顔 という アイテムを持って」 さあ、2024年(令和6年)が始まりました。生徒のみなさん、自分の可能性を信じて歩んでいきましょう。教職員のみなさん、3学期も変わらぬ熱意で生徒とともに歩んでください。そして、みんなで安心して生活できる学校を、「朱雀愛」をつくっていきましょう。どうぞ、よろしくお願いします。 保護者の皆様、いつも大変お世話になりありがとうございます。今年も、お子さんの成長を願い、支え、学校と連携をとりながら、見守り続けてほしいと思います。どうぞよろしくお願いします。 地域の皆様、いつもは、本校教育にご理解とご協力いただき、感謝申し上げます。今年も、どうぞよろしくお願いいたします。 |
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