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最新更新日:2025/12/01 |
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各種委員会の様子
12月1日(月)各種委員会の様子です。
![]() ![]() 各種委員会
12月1日(月)各種委員会を行いました。活動の様子です。
![]() ![]() ![]() 12月の言葉
12月に入りました。早いもので、もう一年の終わりの月となりました。師も走るような忙しい月、師走、と言われていますが、何やら確かに忙しい感じはしますが、冬休み、クリスマス、新年を迎える準備など、一方で喜びもあるのではないでしょうか。忙しさも楽しさもあり、あっという間に走り去る月なのでしょう。おうちの人のお手伝いもしましょうね。
さて、12月は、1年生は人権学習、2年生はチャレンジ体験報告会、1組は合同科学センター学習、3年生は進路の取組と、学年や学級においてもたくさんの取組があります。また、学年ごとの2学期を締めくくる学年集会への取組もあります。さらに、個別懇談会が16日(火)から予定されています。2日(火)には人権啓発の朱雀フォーラム、24日(水)は終業式があります。 今月は2つの話をします。1つ目は、道徳の内容項目「よりよく生きる喜び」についてです。 人には自らの弱さや醜さを克服する強さや気高く生きようとする心があります。また、人として生きることに喜びを見出します。しかし、中学生の時期になると、心の内に弱さや醜さを持つことが多くなり、自分に自信が持てず、劣等感に苦しんだり、他人を恨んだり、うらやましく思ったりします。このことは、私たちが成長するうえで、ごく当たり前のことなのです。ただ、真っただ中にいる君たちにとっては、理解しにくいものなのです。また、それと同時に、弱さや醜さを克服する強さや気高く生きようとする気持ちも育っていきます。ただ、中学生の年代は、個人差があるので、周りの人と意見や認識が異なることが、多々あります。だから、自分だけが弱いのではないということです。 私たちは、心の葛藤を繰り返しながら成長していくのです。その成長が、自分自身に恥じない、誇りある生き方につながり、夢や希望に満ちた喜びある生き方を築いていくと信じています。「よりよく生きる喜び」を見つけるために、考えてほしいのです。友人のこと、家族のこと、将来のことなど、考えることが多いほど豊かな生き方につながりますよ。 2つ目は、人権についてです。法務省のHPを見てみると以下の内容が記されてありました。「昭和23年(1948年)12月10日、国際連合第3回総会において、全ての人民と全ての国とが達成すべき共通の基準として、「世界人権宣言」が採択されました。世界人権宣言は、基本的人権尊重の原則を定めたものであり、人権保障の目標や基準を初めて国際的にうたった画期的なものです。採択日である12月10日は、「人権デー(Human Rights Day)」と定められています。法務省の人権擁護機関では、人権デーを最終日とする1週間(12月4日から12月10日)を「人権週間」と定め、昭和24年(1949年)から毎年、各関係機関及び団体とも協力して、全国的に人権啓発活動を特に強化して行っています。いじめや虐待、性被害等のこどもの人権問題、インターネット上の人権侵害、障害のある人や外国人、性的マイノリティ等に対する偏見や差別、部落差別(同和問題)、ハンセン病問題といった多様な人権問題が依然として存在しています。これらの問題の解決には、私たち一人一人が様々な人権問題を、自分以外の「誰か」のことではなく、自分のこととして捉え、互いの人権を尊重し合うことの大切さについて、認識を深めることが不可欠です。 「世界人権宣言」が採択されてから78年目を迎えようとしていますが、差別解消への道は困難なことばかりだと感じています。 令和7年(2025年)も、12月4日(木)から12月10日(水)の1週間を「第77回人権週間」と定め、様々なメディアを活用して、全国各地で集中的に人権啓発活動を行います。この人権週間をきっかけに人権について考えてみてほしいと思います。1つ目は、「自分らしく生きるために」。2つ目は「ともにいきるために」でした。 私が、普段行っているチェックリストを紹介します。 【「誰かのために」のチェック!】 〇挨拶しているのか 〇声掛けしているのか 〇困っている子がいないかチェックしているのか 〇お手伝いしているのか 〇身近な人を気にかけているのか 〇笑顔で接しているのか 【「自分のために」のチェック!】 〇楽しく生活できているのか 〇悩みをずっと抱えていないのか 〇眠れているのか 〇十分に食事しているのか 〇助けてほしいことがあるのか 〇安心して仕事ができているのか 私は、このチェックをすることで安心を得ています。それが、相手の安心に繋がっているようにも感じるからです。 長々と記しましたが、令和7年12月を締めくくり、令和8年を迎える準備をしましょう。 参考資料 《子どもの権利条約》 子どもの権利条約(児童の権利に関する条約)は、世界中すべての子どもたちがもつ人権(権利)を定めた条約です。1989年11月20日、国連総会において採択されました。この条約を守ることを約束している「締約国・地域」の数は196。世界で最も広く受け入れられている人権条約です。子どもの権利条約は、子ども(18歳未満の人)が守られる対象であるだけでなく、権利をもつ主体であることを明確にしました。子どもがおとなと同じように、ひとりの人間としてもつ様々な権利を認めるとともに、成長の過程にあって保護や配慮が必要な、子どもならではの権利も定めています。生きる権利や成長する権利、暴力から守られる権利、教育を受ける権利、遊ぶ権利、参加する権利など、世界のどこで生まれても子どもたちがもっている様々な権利が定められたこの条約が採択されてから、世界中で、多くの子どもたちの状況の改善につながってきました。 ◇子ども権利条約の4つの柱◇ 「生きる権利」「育つ権利」「守られる権利」「参加する権利」 《こども基本法》 この法律は、日本国憲法および児童の権利に関する条約の精神にのっとり令和5年4月1日に施行されました。 ◇こども基本法の4つの原則 【差別の禁止(差別のないこと)】…すべての子どもは、子ども自身や親の人種や国籍、性、意見、障がい、経済状況などどんな理由でも差別されず、条約の定めるすべての権利が保障されます。 【子どもの最善の利益(子どもにとって最もよいこと)】…子どもに関することが決められ、行われる時は、「その子どもにとって最もよいことは何か」を第一に考えます。 【生命、生存及び発達に対する権利(命を守られ成長できること)】…すべての子どもの命が守られ、もって生まれた能力を十分に伸ばして成長できるよう、医療、教育、生活への支援などを受けることが保障されます。 【子どもの意見の尊重(子どもが意味のある参加ができること)】…子どもは自分に関係のある事柄について自由に意見を表すことができ、おとなはその意見を子どもの発達に応じて十分に考慮します。 ![]() |
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