最新更新日:2024/05/02 | |
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★3月9日(金)の給食(2018.03.09)★給食調理室から 本日はさわらのたつたあげ。 さわらをしょうが・料理酒・淡口しょうゆにつけ,米粉・片くり粉を混ぜた衣につけて揚げていきました。 米粉を揚げ衣に使うとサクサクとした食感を楽しむことができます。 スーパーでも米粉は売っているので気になる方は試してみてください。 本日もサクサクに仕上がりました。 子どもたちには味だけでなく食感も楽しんでもらいたいです。 ★栄養教諭のひとりごと 本日はごはん・牛乳・さわらのたつたあげ・ほうれん草のおかか煮・すまし汁の組み合わせです。 さわらは初春の産卵の時期に多く獲れることから,「春の魚」で「鰆」となっています。 やわらかい白身魚です。 本日はたつたあげにしました。 子どもたちは, 「こういう骨のない魚好き!」 「今日の魚サクサクでおいしかった!なんていう魚?さば?」 とさわらのたつたあげを気に入ってくれたようです。今年度最後の魚の献立でした。 さわらは成長とともに名前が変わる出世魚です。 体調40〜50cmの若い魚をさごしと呼び,大人の魚をさわらと呼びます。 子どもたちももうすぐ進級・進学します。 今年度1年で苦手なものが食べられるようになったり,苦手なものに向き合う姿を何度も見ることができました。 来年度も大きく成長してもらいたいです。 ★給食から広がる世界★ 魚に春と書いて,鰆! ということは,サワラの旬は,春?! サワラ(鰆)は,俳句でも春の季語となっているようです。 鰆とは知らずに食べてをりにけり サワラは5月〜6月にかけて産卵のため外洋から瀬戸内海などに押し寄せてきて沢山獲れる時期だったことが由来だそうです。 関東などでは主に白身の味を楽しむほうが主体で,「寒鰆」と言われる産卵期前の脂がのった12月〜2月の真冬が旬とされているそうです。 そして,サワラは,出世魚。 出世魚(しゅっせうお)とは,稚魚から成魚までの成長段階において名前がかわっていく魚。 サゴチ(〜50センチ) ↓ ヤナギ(〜70センチ) ↓ サワラ(70センチ以上) なるほどね。 今回,鰆(さわら)を調べていて, 鰆東風という言葉を初めて知りました! なんと読むのでしょう? 鰆東風と書いて,さわらごち と読むのだそうです! まず,春の季語で「東風」があります。 これ,「ごち」と読むそうです。 雨を降らし,氷を溶かして寒さを緩める春を告げる風の名前だそうです。 そして,「鰆東風」 岡山県でサワラ漁の頃に吹く風だそうです。 漁師さんがつけた名前なのでしょうね。 今日のサワラ(鰆)のたつたあげ,とってもおいしくいただきました! ごちそうさまでした! |
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