最新更新日:2024/05/17 | |
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春を飾る花々 (8)
春から初夏へと向かう季節の移りを,中国では「春が帰る」と表現するそうです。
そんな春が帰ろうとしている頃,春の最終を彩るために花々はいっそう色鮮やかに咲き競うそうです。 「春が行く」「春が去る」と表現することが多い中で,「帰る」という表し方は,新鮮な響きに感じます。 本校でも,校庭や校門の周囲のツツジの躑躅色が新緑を取り囲み,相乗効果を醸し出しています。 写真のようなツツジの紫がかった濃いピンクを和名では「躑躅色(つつじいろ)」と表します。 「躑躅色」という名前の存在も初めて知りました。 調べてみると,名前にこのように花の名前が使われている色はたくさんあります。日本の言葉は奥が深く美しい言葉ですね。 今日は気温が低く,春が帰るのをとどまってくれているようで,今しばらく春を楽しみたいと思っています。 春を飾る花々 (7)
校門北側のハナミズキです。
桜が終わった後を彩る春の代表的な花木です。 1912年,今からちょうど100年前に,東京からワシントンにソメイヨシノを贈った返礼として,その3年後に届けられた樹です。 今では,人気ある花木として街のあちこちで見かけ,すっかり日本に定着しましたね。 春を飾る花々 (6)
中庭の「知恵の泉」のほとりの藤です。
連休の間にすっかり房の丈を伸ばしました。 花びらの藤色にとても似会う気品ある香りが辺りに漂っています。 新緑
皐月。
初々しい桜ともみじの若葉です。 新緑が雨に洗われて,雨粒の光が映えて鮮やかに輝いて見えます。 |
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