最新更新日:2024/05/17 | |
本日:24
昨日:150 総数:622603 |
4・5年みさきの家
校長プリーズ 〜4,5年みさきの家〜 第48号
今年は雨が少なく一気に梅雨を通り越し暑い夏の到来です。プール学習も始まり元気な声がプールから聞こえてきます。本格的な夏の始まりです。 さて、6月19日〜21日、2泊3日の「みさきの家」での宿泊学習に行ってきました。例年は5年生の活動ですが、今年は4年生と5年生の合同での活動です。今まで学校は4年で「山の家」、5年で「みさきの家」、そして6年の修学旅行を実施してきましたが、来年度より4年が「みさきの家」、5年が「山の家」と計画を変更しました。そのため、現4年は「みさきの家」に行けなくなるため 、今年度に5年と一緒に行くことなりました。来年からは4年で2泊3日の「みさきの家」、5年で「山の家」、しかも4泊5日の長期宿泊学習を計画しています。 校長先生は雨男と言われ続けてきましたが、どうでしょう、梅雨にも関わらず、お天気に恵まれほとんど順調に活動ができました。正直、2日目の夜に雨が降ったため屋内でのキャンプファイヤー、テントで寝るのは変更して大広間で寝ましたが、はんごう炊さんもきもだめしも、宮崎浜での磯観察、スポーツ大会もどれも計画通りできました。 特に4年5年合同のキャンプファイヤーは圧巻でした。砂川小学校の子どもの明るさと元気さに再度感激しました。実に盛り上がりました。ファイヤーのもとに子ども達全員のの心が一つになり、楽しさと喜びがはじけていました。砂川の子どもは本当に仲良しだと改めて感じました。うまく文章にできませんが、今年の4年5年の子どもの良さがここに凝縮されていました。素晴らしい子ども達です。 4年生がいきなり2泊3日ということで体力や活動に5年生以上に心配をしていましたが、しんどくなった子どもも一人もいなく、これなら来年の4泊5日も心配なさそうです。 それは楽しい充実の2泊3日でした。「みさきの家」で過ごした生活、テレビを見られない3日間、ゲームのできない3日間、時間を決めて動く3日間、とても有意義だったと思います。 今の私たちの暮らしに、大人も子どもも含めてテレビがなにやら大きな位置を占めています。テレビが世の中のいろいろな情報を知らしてくれることは確かです。その中でテレビが無くとも、海や山の自然の中、体を動かすでの活動が有れば決して退屈しませんね。その証拠に誰一人「テレビ見たいな」とは言いませんでした。 有名なTVプロデユーサーの方がこう言ったのを記憶しています。「テレビというのは、凶暴な媒体です。凶暴というのは、影響力が大きいという意味です。」と。さらに「テレビについていえば、僕は教育ということをもっと意識しなければいけないと思っています」と。勿論、質の高い番組も有りますが、最近のお笑い中心の番組の中にはそのようなことが考えてつくられず、むしろ教育的でないことばかりが目に付きます。その影響力たるや、テレビでおもしろおかしいことは、すぐに子どもたちの生活にとけ込み、良いも悪いも流行ります。 大人はまだしも批判できる力をもっているが、子どもたちは、私たちに比べ比較にならないほど抵抗力は有りません。心の抵抗力がまったく弱いのです。良しも悪しきも受け入れます。 テレビの話だけでなく、子ども達と活動を共に過ごすと、考え直したいこともいくつか見つかります。特に、生活をする上で基本になることがやはり大事だなと考えさせられます。 生きる基本に、食欲があるか、じゅうぶん睡眠をとっているか、そして、気晴らしをしているかということはとても大切です。基本的な欲求が満たされていることが、まず第一ですね。よく食べ、よく寝る子どもはやはり元気です。 暑い夏ですが毎日を元気に過ごして下さい。また、ご家庭での協力をお願いします。 |
|